三幣剛史 のバックアップ(No.8)
三幣剛史(さんぺいつよし)は、駿台予備学校物理科講師。上本町校、広島校、大阪校、京都校、京都南校、千里中央校に出講。講習では西大寺校などにも出講。
経歴
授業
- 高卒から現役まで幅広くテキストを担当する。
- 丁寧に問題を解説してくれ、更にその問題の背景まで説明してくれる。
- その物理法則が確立された背景から(時代背景も含めて)説明するので、体系的に各分野を学べる。
- 年や関連人物のトピックまで何も見ずに話をされるのに驚く生徒も少なくない。
- 理論編(公式導出)では微積分を使うが、問題を解く時は使わない。
- 基礎に忠実であるため、分かったつもりになっていた所を気付かせてくれるような授業をする。
- その分かりやすさにびっくりするであろう。
- 力学の斜面の物体の移動についてどこがsinやcosとなるのかなど受験生のちょっとした疑問やもやもやした所を完璧に理解させてくれる。
- 身近な物で例えて説明してくれるので、物理が苦手な人にとっても非常に分かりやすい。
- たいていの先生は補講を組まないと終わらない前期の『物理SPart2』をちょうど時間内に終える実力を持つ(但し、近年は進度が遅いことで有名な新田克己先生ですら補講を組まずに終わらせている)。
- 授業の進度は自らが担当している校舎では合わせているらしい。
- 波動or電気の分野に入ると『物理図録』(数研出版)を見ることを勧める。偶に講習でも勧めるらしい。CD-ROM(映像)が付いているのが良いらしい。
- しかし、師自身は数研出版の回し者ではないので『物理図録』がどれだけ売れようと師のお小遣いにはならない。信者は授業が終わるとすぐに買いに行くので一部の本屋では品切れになる。
- 現在はQRコードが記載されており、動画がスマホで簡単に見られるようになっているらしい。そのことに師は「便利になりましたね」と仰っていた。
- よく繰り出される小ネタ話は滑ることが多いがそれもまた萌要素なのだろう。
- 講習パンフレットが配布される時期に講習のレベルと主な内容を一通り話してくれるのでよく聞いておくべき。
- 偶に物凄いオチのある話があるので、授業中にちょいちょいある小ネタも聞き逃さないようにするべき。
- ドラえもんについての物理的な話はかなり面白い。
- 小学生の時の給食事件の話もかなり面白い。(カレー事件と教頭先生事件)
- 地震の時のタンスの話は衝撃的だった。
- 2017年度のセンター明けの授業で、センター国語の小説の題名にちなんだ「キュウリもいろいろ、皆さんの進路もいろいろです。」というネタを披露したが、誰も題名を覚えていなかったため全くウケなかった。
- 「前に話したっけ?」と雑談を始めるが、大体の生徒には初めて聞く話がほとんどである。
- 持ちネタはかなり豊富だと思われる。
- 喋りながら自分で笑っていることが多い。
- 『物理Hs』が好きでベタ褒めする。
- また、『名問の森』(河合出版)もベタ褒めしている。
- 河合塾の回し者かと思いきや、同じ著者の
一世をも風靡した『物理のエッセンス』(河合出版)はボロカスに批判する。 - 難問(特に電磁気の分野)になるほど解説が雑になるかららしい。
- 余程嫌っているのか、「解説は見ないでください」とか「嫌いな友達にあげましょう」とまでおっしゃっていた。
- 河合塾の回し者かと思いきや、同じ著者の
- 上本町校での4時間目終了直後に広島校へ行かなければならないことについて「どうにかならんのかなぁ」と文句を言っている模様。
- ちなみに、金曜日は9時間授業があることに対しても同様に文句を言っている。
- 『広島大プレ物理』や『広島大突破レクチャー』など、広島大関連の講座を多く担当していた。
- 神戸校には京大実戦模試の解説授業や、『京大突破レクチャー』などでのみ出講される。
- 某校舎では、進路アドバイザー、クラス担任が講習選択時に師の講座を薦めるくらい人気、実力を兼ね備えている。
質問
- 質問対応も最高でフレンドリー。物凄く分かりやすいので信者も相当数いる。
板書/プリント
- あまりに複雑な時以外の単純な計算の途中式は書かず解答と考え方のみを書く。なので師の口頭でおっしゃることをメモするとなお復習に役立つ。
- 授業は完全板書スタイルで、プリントは『突破レクチャー』などを除いて通常配らない。
- 板書はまとめやすいように工夫なさっている。前期と後期で一冊ずつノートを使い切る。気持ちがいい。
- 書道をやっているらしく字がとても綺麗。これは駿台全講師の中でも一二を争うレベルである。
(本当に綺麗な字であり、1年間師の授業を受講すれば自分の字も綺麗になっている。もはや習字である。) - 図も綺麗であり、円を描く時はマイクの紐を使って描く。円運動の説明をする時には、マイクの紐をブンブン回すこともある。
- 但し、それなりに板書ミスが起きる。
- きちんと理解をしていればどこが間違っているのか理解できる。間違いに気付いたら是非師に伝えてあげよう。
- これについては、本人も「おっちょこちょいなもので、すみません」とのこと。かわいい。
担当授業
- 2012年度より『京大突破レクチャー』を担当。
- 2012年度より名古屋校に出講。(中田俊司先生の後任)
- 2013年度より名古屋校の『高3スーパー物理』を担当。(新田克己先生の後任)
- 2014年度より名古屋校の担当が無くなり、広島校に出講。(後任は中田俊司先生、高井隼人先生)
- 2016年度より広島大プレ物理、広島大突破レクチャーの担当がなくなった。(後任は森川正文先生)
- 2019年度より神戸校の京大の担当が高井隼人先生に移ったため、年2回の神戸校への出講も無くなった。
- 2020年度より京都校MBMCの通期の担当を降りた。(京都校MCは廃止)
- 代わりに,京都校MAMBの『パワーアップ医系物理』を担当。
通期
2021年度
- 一部の問題についても、「出題の意図が分かんないんだよなー」、「何をさせたいのか分かんないんだよなー」など、何かと批判しつつも丁寧に解説をなさる。
2019年度
2018年度
2017年度
《出講表》
《担当授業》
春期講習
2019年度
夏期講習
2019年度
2018年度
冬期講習
2021年度
2019年度
2018年度
冬のセンター物理〜PLUS〜
- 普段からLIVE授業に慣れているため、映像授業は苦手らしい。
- ガチガチに緊張していたらしく噛みまくったそうだ。雑談は一切なしでテンションも低かったらしい。
師の変わった一面を見てみたい人は取ってみると良いかもしれない。- 師曰く「極力LIVE授業の方を取ってください。」とのこと。
直前講習(Ⅰ期)
2021/22年度
2019年度
直前講習(Ⅱ期)
2021/22年度
2019年度
2017年度
- 京大プレ物理(広島校)
- 難関国公立大プレ物理 (京都校)
映像講座(冬季のみ)
その他
2019年度
2018年度
2017年度
- 入試の傾向や裏話など事細かく話す。
- 何と関東では2019年度から横浜でも開講されるようになり、師は横浜校の担当になった。
秋本吉徳師の影響だろうか。
人物
- 高井隼人先生と共に、各地で未来を託されているホープ。
- 若手と言われがちだが、大学を卒業後すぐ駿台の講師になったので、歳の割に歴が長い。
- 誕生日を迎えることが嫌になってきた模様。
- 古大工晴彦先生から「さんちゃん」と呼ばれている。
- 生徒から自分の授業が内心どのように思われているか知るのが怖いらしく、エゴサーチは絶対にしないようにしているらしい。
- 書道がお好きなよう。幼少期より書道をやっておられるため、板書の字がとても見やすい。
- ここまで字が綺麗な講師は、化学科の岡哲大先生くらいか。
- 書道インスタなるものを最近始められた。
- 1日一文字更新されている。
- 師曰く「全然インスタ映えしない」とのこと。
- リクエストも受付中らしい。書いて欲しい字がある人は直接師にお願いしてみよう。
それにしても、板書に自分のアカウントIDを書いて宣伝する手法はなんとも狡猾である。
- 将来予備校講師の職が危うくなったら、師範資格を取って書道教室を開こうかと考えているんだとか。
- 京都市在住。本人曰く上方(北)らしい。
- 2011年度までは中田正教先生と週3回も違う校舎で会っていたらしい。「彼女かよっ!」というツッコミはある意味笑えなかった。
- 化学科の伊達正人先生と少し似ている?ので、間違われることもしばしば。師の所に化学の質問を持って来る人がよくいるらしい。師曰く似ていないらしいが・・・。
- 浪人時はお茶の水校に通っていて、『新 物理入門』の著者である山本義隆先生に教わっていた。因みに当時は毎週移動販売のカレーを食べるのが好きだったらしい。
- 現在も西日本各校舎のグルメ情報を募集している模様。是非、質問のお礼に教えてあげよう。
- ただし、牡蠣は幼少期の思い出からあまり得意ではない。広島校の生徒は気にかけよう。
- 花火が嫌いである。これは、1人でしても面白くないものは本質的につまらないという考えに基づく。
- 「1人で花火見ても面白くないでしょ?手持ち花火も数本で飽きるよねぇ?」と物憂げな表情で語った。
- 浪人時代は色々な問題集を解き散らかすタイプだったと語る。
- コーラを飲んだことがないため、コーラ味が分からない。
- 喉が幼少期から弱く、炭酸を飲んだ時に舌と喉がピリピリするのが苦手。
- 初めて飲んだ炭酸はビールである。
- ビールは慣れて飲めるようになったらしい。
- ガムを食べることもガムを食べている人も毛嫌いしているようだ。
- アンケートに「三幣の『幣』の字が難しいです」と書かれたことがあるらしい。
- 名字の三幣は「さんへい」ではなく「さんぺい」。
- 珍しい名字で下の名前っぽくもあるので、よく下の名前と間違えられるらしい。
- 「名前は何て言うんですか?」→「三幣です。」→「いや、下の名前じゃなくて名字は?」→「だから、“三幣”です!」
- 結婚する際、今の奥さんに「名字が三幣になりますが良いですか?」と聞くと、「しょうがないから我慢する」と言われたのだとか。
- 珍しい名字で下の名前っぽくもあるので、よく下の名前と間違えられるらしい。
- 4月の駿台記述模試について「まだ予備校始まって2週間なのに何を試すのかねぇ」と仰っていた。ごもっともである。
- 既婚者で、2020年度現在現在7歳の娘がいる。嫁さんは年上で、何故か「先生」と呼ばれている。(師は授業では「嫁さん」と呼ぶ)
- 休みの日は娘を幼稚園に送っているらしい。
- 家ではやや嫁さんに振り回されている感じが否めず、「これ良いね」という一言で車を買わされたり、ウサギを買わされたりしていた。(ウサギの時は毎週雑談で、「今週のウサギコーナー」があるくらい、嫁さんが買い足したりしていた。最多で6羽もいたとか。)
- 欅坂46のCDをたくさん買わせられたり、夏休みに6日連続でプールに行ったりと娘にも若干振り回されている気がしないでもない。
- 弟もいるが、似ていないらしい。
- 週4で晩御飯を作ってるとか。
- 料理インスタもある(書道アカウントのストーリーに移行したとの記載あり、運用停止?)。見事合格して、一人暮らしを始めた暁には参考になるかも!?
- インスタでは、極々稀に「真面目に料理を作っているかつての教え子」もフォローしている事があるらしい。
- 千葉高校時代の恩師で広島学院高等学校に転勤された先生と、広島に出講している縁で再会を果たしたらしい。その影響でか広島校での授業時は多少広島学院出身者のことを気にかける。
- 2019年7月末に問題集を出した
(なぜか駿台文庫ではない)。- 既存の問題集への不満から、2年かけて執筆したらしい。
- 解答が問題の2倍のページ数割かれている。一冊300ページに及ぶ。
少し持ち運びにくい。--師自身、持ち運びには向いていないと仰っていた。問題と解答で分けられるが、「結局、どちらも使うから(持ち運ぶ負担は)変わりませんよね(笑)分けても質量は保存します(笑)」とのこと。- 師曰く、「ペットボトル1本分(500ml)より重い」とのこと。
- その分、解説がとても丁寧。丁寧なことで有名な師の授業での解説よりも丁寧。
- 難易度は地方国公立・中堅私大レベル。
- Amazonレビューでは「やはり神は期待を裏切らなかった。」と評されている。師はこのレビューを偶然見たらしく、サクラではないかと疑っていたがとても喜んでいらっしゃった。
- ちなみに、同問題集の「生物基礎・生物」は大森徹先生著で最強コンビである
が、「物理・生物」選択者は極めて少数である。
テキスト編集
著作
学習参考書
- 『シグマベスト 入試標準問題集 [物理基礎・物理]』(三幣剛史 文英堂、2019年7月31日)