お茶の水校

Fri, 15 May 2020 23:45:51 JST (1435d)
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概要

  • 全国駿台の総本山。関西で言うところの大阪校でありお茶飲みwikiが存在する。
  • 池袋校開校前は、閉校した四谷校、新宿校も含めて「東京校」と総称されていた。
  • 1号館(東大京大一橋以外の文系)、2号館(東大以外の理系・京大一橋)、3号館(東大)、8号館(市谷に劣る医歯薬系)の4つと市ヶ谷にある市谷校舎(医学部専門校舎)から成る。
    • 市谷校舎は、市谷校ではなくお茶の水校の分校(分教室)扱いとなっており、全国の駿台唯一の分校である。
  • 4〜7号館は現在は予備校としては使用されていない(存在しない/しなかった訳ではないが、いずれも大学入試受験生には関係ない建物である)。詳しくは後述。

特徴

  • 関東の駿台生からするとお茶の水校というより、各号館ごとに別校舎といった感覚である。
    • 当のお茶の水校の生徒からすると、1, 2, 3, 8号館はいずれも徒歩圏内にあるので別校舎という感覚はあまりない。が、校舎長とクラス担任等スタッフが各館ごとに別々に存在しているため、「同じお茶の水校の別の建物」と言うよりも「『お茶の水n号館』という別々の校舎が近所にある」という感覚が強い。
    • 例外は御茶ノ水から少し離れた所にある市谷校舎で、講習でも医系講座ばかりが開かれるので、特に文系は市谷に一度も足を踏み入れたことがないまま浪人生活を終える者が多い。
      • JR御茶ノ水駅から数駅ほど総武線に乗る必要がある。
  • 映像講座を担当している関東の人気実力講師やレベルの高い受験生が集まり、講習の講座も関東一の設置数。
    • あわ良くば関西以上に充実している駿台が誇る校舎である(元々駿台発祥の地であり、かつ首都圏にあるので当然と言えば当然だが・・・)。
    • と同時に、大島保彦先生、雲幸一郎先生、霜栄先生といった超人気講師の講座設置数が全国で最も多いため、講習激戦区となり、上記の3人ならば締め切りが大量に出る。
  • オンデマンド・サテネット講座の収録は関西の講師であってもすべてお茶の水2号館の地下にある座敷牢収録用のスタジオで収録されている。
  • 3号館東大専門校舎で駿台の総本山的存在であり特に有名。
    • 東大専門校舎」という看板が立っているだけであり、生徒の半数はそもそも東大を受験できないしない。おまけに、講習では一橋大対策の授業等も開講され東大専門なのか疑わしい。
      • 東大対策=3号館」ではなく、「東大対策⊂3号館」なのである。
    • とは言いつつも、3号館の最上位クラスであるSX、LXクラス大阪校の各EXコースをも上回ると言われる、超超ハイレベルなクラスである。
    • また、全国の駿台の中でも最大級の教室がある。中には200人程まで収容できる教室も。このため、教務でオペラグラスを貸し出している。
      • 講習会になると、大島保彦先生や霜栄先生などの超人気講座の教室となるが、教室の席全てが埋め尽くされる。
      • 予備校バブルの頃は、450人収容できる教室があった(お茶飲みwiki:3号館参照)。
      • 時の中曽根康弘首相が視察した際は、視察前にあらかじめ机の数を減らしたという逸話もある。
      • 4人掛けの長机と長椅子に座り授業を受けていた。故に「机の河合」なのである。漫画『ドラゴン桜』のエンディングでもこの教室と思われるシーンが出てくる。
    • 今となっては小ぢんまりした校舎なので、過剰な幻想を抱いていると実際に見た時にガッカリする。
      • 建物の外観やエントランスの内装については1号館や2号館の方が遥かにインパクトがある。
      • 2019年春に改装工事が行われ、内装は非常に綺麗になったが、建物外観の小ぢんまりとした印象は相変わらずである。
  • 2号館は理系校舎だが、京大コースが文理共にある。2020年度からは一橋コースも再びここに移る。
    • 京大コースはクラス分けがないので、関西と比べると1クラスあたりの学力差が凄まじい。
      • 京大1点落ちから「なんで私が京大コースに!?」まで。
      • 久山道彦先生(京大で博士号まで取得された、関東駿台における京大英語の唯一のエキスパート)、秋本吉徳先生(京大古文のエキスパートで二宮加美先生の師匠。3号館嫌いで有名)など、やはり名だたる講師が出講する。
    • 2019年度まではなんと、あの山本義隆先生が出講していた。
      • しかし、体調を崩され、途中から出講が無くなってしまい、そのまま予備校講師を引退されることとなった。代講は森下寛之先生。いずれにせよ超豪華である。
      • 2020年度、再び講師に復帰したもよう。
    • 上記の京大に特化した2師は2020年度、2号館の教壇を下りた。理由は不明だが、京大の東大化に伴い、3号館の講師が京大コースも担当することが多くなった。
      • ご高齢のためだろうか?
  • 1号館は国公立文系(東大・京大・一橋を除く)、私大文系コースが設置されている。
    • 2019年度までは一橋コースもここに設置されていた。
    • 見た目や内装は2号館と同じくらい綺麗。
      • しかし、私文系のコースがある影響か、民度の低さは随一である
    • 自習室からの眺めは最高であり、御茶ノ水近辺を一望できる席が存在する。
  • 市谷校舎は医系専門校舎として名高い。
    • 講師陣は、大島保彦先生、雲幸一郎先生、森茂樹先生、小林隆章先生といった、全国的にも有名な錚々たるメンバーが揃う。(もちろん上位クラスオンリーだが)
    • また、講師間競争の激しさは全国でもぶっちぎりである。
      • 完璧なまでの実力派社会が広がっており、生徒からの評価が高い講師は例え若手であっても上位クラスを任される。逆に評価が悪いと、勤務年数などに関係なく容赦なく下位クラス担当になったり、場合によっては市谷校舎での担当がなくなる、という恐ろしい事態になる。
      • とある年度では、あるベテラン現代文講師が、生徒アンケートの結果があまりにも悪かったため、前期で市谷の担当を全て下されるという驚くべき事態が発生した。
      • 元3Yの1人である安田亨先生は、大学への数学などの執筆者として有名だが、市谷校舎では下位クラスしか任されていない。理由はお察し。
    • 例年、一浪生が半数にも満たないという多浪生の巣窟でもある。
    • 特に上位陣にもなると、大阪校のSS、MSクラスと互角以上の化け物達が揃い、東大理III合格者が一定数出る。
    • とはいえ、下位クラスになっていくと目も当てられないような状況になる(例年、上位層以外は意外にのんびりしている)。
    • クラス分けが全国の駿台でもダントツで厳しい。
      • 故に上位陣は互いに切磋琢磨できる環境を享受できる。
    • 二浪すると、関西からわざわざ市谷に転校(?)する駿台生もいるが、過剰な期待は禁物である。

その他の校舎

  • 4号館は現在、「駿台電子情報&ビジネス専門学校」及び「駿台法律経済&ビジネス専門学校」が使用。
  • 5号館は2004年以降は「駿河台大学法科大学院」が使用していることになっているが、当の大学院は2013年以降募集停止。その後は駿台の関連企業や講師の研修所に使われている。
  • 6号館は欠番で、正式には存在しない。
    • 駿河台学園理事長の山崎春之氏が6という数字は縁起が悪いと忌避した説が有力。
    • 「アカデミー校」が事実上の6号館として使用されていたようだが、現在は「駿台外語&ビジネス専門学校」(駿台大阪校の横にあるものとは別)となっている。
    • ただし、アカデミー校(駿台アカデミー予備校)の開校は4号館よりも先であり、6号館に相当するというのは後付けである。
  • 7号館は現在の2号館を建設する際に取り壊され、2号館の敷地の一部となっている。
  • これら全て昔は駿台予備学校だったので、駿台の強さが伺える。
    • 上記の駿台系列の建物の看板も青に白字なので駿河台周辺は駿台カラーに包まれている。
      • 駿河台カラーなのか全く関係のない企業も同じ配色を使っていたりするため、ますます駿台カラーである。