塚原哲也 のバックアップ(No.2)
- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- 現在との差分 - Visual を表示
- ソース を表示
- 塚原哲也 へ行く。
- 1 (2020-06-04 (木) 11:07:00)
- 2 (2022-02-18 (金) 19:40:59)
- 3 (2022-06-25 (土) 23:30:17)
- 4 (2022-09-29 (木) 21:18:51)
- 5 (2023-06-04 (日) 01:31:03)
塚原哲也(つかはらてつや)は駿台予備学校日本史科講師。お茶の水校、京都校、京都南校、広島校に出講する。駿台関西日本史科主任。
関東に関する詳細は「お茶飲みwiki:塚原哲也」を参照。
経歴
授業
- 教科書の配列順ではなく世紀毎(近現代は10年毎)に政治、社会経済、外交と分け、合理的に説明しながら展開される授業は素晴らしくハイクオリティー。
- 文化史も政治、経済、外交に結び付けて文化の流れを話すので覚えやすい。
- 論述問題を数パターンの「問いの型」に大別していて、型ごとにどう頭を働かせるかを教えてくれる。
- 日本史選択なら、例え理系でも(センター対策などで)一度は師の授業を受けてみるべき。
- 教科書をとても重視している。教科書をしっかり読むよう強調する。
- しかし、教科書の記述の仕方や配列にはやや不満がある模様。最も、これと同じようなことは福井紳一先生をはじめとした関東日本史科の講師陣も述べており、師に限った話ではないのだろうが。
- 寝ている生徒には昔は厳しかったご様子。
- 師に限らず、授業中の居眠りは、講師に大変失礼なので眠い場合は眠気対策をしておくこと。
- しかし、普段の質問対応などは、とても丁寧で優しい。誤解なきよう。
- とはいえ、「最近は怒らなくなった」とも仰っていた。年の関係もあるのだろうか?
- そもそもあれ程濃密な授業において寝るのは中々の
バカチャレンジャーである。
- そもそもあれ程濃密な授業において寝るのは中々の
- 復習する時や試験を解く時は頭の中で授業内容を再現できるようにして欲しい、とのこと。
- 講習では通常講座が【HG】化することや通期の授業が補講になることもある。
- 授業は必ずチャイムが鳴るのと同時に開始する。
- 前の授業で延長しても、始まりのチャイムが鳴る2、3分前には講師室から上がって来て教室前の廊下で待機なさる、熱意溢れる先生。
- ネタはあまり話さないが、話す時はたいてい面白い。
- 自身のサイト「つかはらの日本史工房」も絶賛運営中。
- 「論述のトピック」等色々参考に出来るものがあるので一度覗いてみると良いだろう。
- 政治思想はどちらかといえば左寄りか。授業では歴史観を高校教科書の歴史観に合わせる。
- 政治的に寄った発言は授業ではしない。
- というか、そうした発言を授業で行うのをあまり好んでおられないようである。
- 故に、福井紳一先生をはじめとした関東の方針には思う所があるよう。
- ↑学生運動世代の講師ならともかく、以降の世代の講師にガチに左翼な人はほとんどおらず、受験生による左翼認定というのは思想史を踏まえた上のものではなく、「現政権や政策に批判的だから左翼」程度のものが多いので、当wikiやネット上の情報を読む際には注意した方が良い。
- 政治的に寄った発言は授業ではしない。
板書/プリント
- 論述で使う表現を意識して板書される。
- 字は丸字で余り綺麗ではないが、読めなくは無い。
- そのノートはそのまま参考書になると言っても過言ではない。
- また、大事なことを口頭で済ますこともあるので注意。わざわざ板書してなくても大事だと思ったことはメモをする癖を付けよう(もっともこれは師だけに限った話ではないのだが)。
- ノートは世紀毎に政治、社会経済、外交とそれぞれ1ページ割いて使うようにおっしゃるが、実は師はB5ノートではなくA4ノートで予習して来ているので、B5ノートでは勿論1ページに収まらない。
- もっとも師もこのことは理解しており、A4ノートを使うように勧めたいと考えているが、生徒がみんな初回でB5ノートを用意して来ていることを考えると、無駄にさせたくないために結局言い出せずにいる。
- B5ノートでは横幅的にも厳しいのでやはりA4の方が良いと思われる。
質問
- 質問対応は非常に良く、こちらが求めている情報を凌駕することまでも教えてくださる。
- 一度質問してみると良い。教科書レベルで関連する事柄少し深めてを結び付けてくれる。スゴイの一言である。
- 添削も快く引き受けてもらえるが、中々厳しく添削なさるので心して取り掛かるべし。必ず教科書等を参照して書こう。
担当授業
- 衛星放送講座時代からサテネットのセンター試験対策講座を担当している。
- 2006〜2010年度はお茶の水校で特設単科講座「日本史論述演習」(2011年度は特設単科「鍛える!日本史論述 分析力&構成力の鍛錬」に改称)を担当(野島博之先生の後任)。
- 2013年度までは鈴木和裕先生と共にLSクラスを担当していた。
- 2006年度よりお茶の水校に出講。
- 2018年度より広島校での『高3日本史総合』が高3スーパー日本史(論述対応)に変更された。
通期
2018年度
《出講表》
《担当授業》
京大日本史論述演習
毎回全員の答案を集めて添削してくださる。
オンデマンドサテネット講座
2018年度
- 日本史センター試験対策
- 「衛星放送講座」時代から担当。
春期講習
2018年度
夏期講習
2018年度
冬期講習
2019年度
期間 | 1限 | 2限 | 3限 |
A期間 | 最終チェック!日本文化史頻出問題演習(広島校) | 日本史論述(広島校) | |
B期間 | |||
C期間 | 日本文化史近世近代(お茶の水校) | 日本史論述(お茶の水校) | |
D期間 | 20点UPの日本史(神戸校) | 日本史論述(神戸校) | |
E期間 | 冬のセンター日本史B・文化史(京都校/前半)/冬のセンター日本史B・文化史(京都南校/後半) | 20点UPに日本史(大阪校) | |
F期間 | 日本史論述(京都南校) | 20点UPの日本史(京都南校) |
直前Ⅰ期
直前Ⅱ期
2018年度
その他(各種イベント類)
2018年度
人物
- 日本史のスペシャリスト。論述の神。GODである。日本史界でその名を知らない人はいないだろう。
- 他の講師からの呼ばれ方は「塚原さん」、「塚原先生」、「日本史の御大」。
- 河合塾から師の講習を受けるために駿台にやって来る人もいる。
- 杣田善雄先生退職後、跡を継ぎ関西日本史科の主任に。
- 東進ハイスクールに移籍した野島博之先生の後任として、お茶の水校にも本格的に出講するようになった。
- 日本史科講師としてはトップの人気を誇り、関東と関西で数多の生徒を教えているが、生徒の顔覚えはとても良いらしい。
- 授業などであまりそうしたことは話題にされないが、クラス担任との会話では「今日あの子居なかったよね」、「今日n人いないね」とおっしゃるらしい。すごい。
- 場合によっては名前まで覚えてくれる事も。
- 授業などであまりそうしたことは話題にされないが、クラス担任との会話では「今日あの子居なかったよね」、「今日n人いないね」とおっしゃるらしい。すごい。
- 大学の教授とも交友関係があり、知識量はとても多い。学者としても十分通用するレベルであると思われる。
- たまに一緒に飲みに行ったりもしなさるらしい。流石である。
- 他の地歴科講師の例に漏れず、世界史にも知識が長ける。たまに世界史選択でも知らない人物名を出して説明されることもあるが、これまた極めてわかりやすい。
- もちろん、「こんなもん日本史なんかじゃ出ませんけど〜」ということは仰るが。
- 『東大の日本史27ヵ年』を始め多くの著名な参考書を製作してきた。
- 鈴木和裕先生から「大先生」と慕われている一方で、「声が大きいが意外に板書の字が可愛い」、「『東大の日本史25ヵ年』の解答は受験生には難し過ぎる」と評されている。
- よく「山川出版の『詳説日本史』は×××と書いてますが、他の教科書は~と書いてます。」と説明なさることから、おそらく有名所の教科書は内容を全て暗記してらっしゃるのではないかと思われる。
- 伊藤和修先生曰く、「『京都検定』を日本史の知識をフル活用して片っ端から解いていった」らしい。
- 「このお寺は○○でね〜だからバツやねぇ」などと言いながら選択肢を捌いていったらしい。
しかし、日本史が全くわからない伊藤和修先生には全く理解不能であったという。
- 「このお寺は○○でね〜だからバツやねぇ」などと言いながら選択肢を捌いていったらしい。
- 合間合間によく指を振る。しかし何も起こらない。
- たまに言うことを忘れることがあるのだが、受験には関係のない事柄であることが殆どなので心配は要らない。
- 「えー、、、何て言うのか今ちょっと忘れちゃったんですがw」
- と言いつつ、たまに「あぁ、そうだ」と言って思い出すこともある。
- 2013年の京大本番の論述問題(明治の教育史の問題)を的中した。
- 息子は洛星高校の弓道部だったが、現役で京大経済学部(何と理系から)に入学したという強者。
- 関東日本史科の主任である福井紳一先生に関しては授業方針や解答などについて遠回しに批判している。
その確執ゆえか、駿台講師にも関わらず青本と競合する赤本(『東大の日本史25ヵ年』)を執筆している。- Twitterをしておられる。割と高い頻度で更新しておられる。
- 政治的(たいていは左寄り)のツイートやリツイートもあるが、勉強法などの学習面に言及した投稿してくれることが多い。
テキスト/模試作成
語録
- 「はい、」(話の合間合間に)
- 「復習する時はノート見ながら、授業内容を頭の中で再現できるようにしてください。」
- 「試験会場では、頭の中に講師の先生を住まわせといてください。ココらへんに中野先生がいたりココらへんに竹岡先生がいたりするかどうかわかりませんが、問題を解く時に頭の中で授業を思い出してくださいね。」
- 「浪人ナメてんのか!」(寝ている生徒を見かけたと時によくこのように叱責されていたよう。師に失礼がないように受講されたし。)
- 「何でってねえ?」
- 「へーって感じで聞き流してくれて結構です。」
- 「センター二次ってところを考えると、どーでも良いーですが」
- 「ん?あっ、○○じゃねぇや。ごめんなさい。」(板書ミスを見つけた時)
- 「まーやってることとしたら自分さえ儲かれば良い、みたいなそんな感じですね。自分だけ儲かる。それで良いですねぇ!」
著作
学習参考書
- 『京大入試詳解(17カ年)』(駿台文庫)
- 『東大の日本史27カ年 [第6版](難関校過去問シリーズ)』(教学社、2018/02/22)
https://www.amazon.co.jp/dp/4325223312/ref=cm_sw_r_cp_apa_hx68BbWQHY1YD- 青本の解答(福井紳一先生作成)よりも良いという声が関東駿台から挙がっているほどの名著。
- 『入試対策演習 ACCESS 日本史の論点(駿台受験シリーズ)』(駿台文庫、2015/05/13)
https://www.amazon.co.jp/dp/4796118276/ref=cm_sw_r_cp_apa_jt68BbVXAAK23 - 『体系日本史(体系シリーズ)』(教学社、2015/12/11)
https://www.amazon.co.jp/dp/4325205985/ref=cm_sw_r_cp_apa_sw68BbAGAN8N4- 資料問題と論述問題を体系的に収録した問題集。知識の獲得→資料からのアプローチの2段階構成。
- 帯に師の写真が写っているものもあったりする、写真を見る限りは最近お撮りになったものだと思われる。
なぜかドヤ顔風である。
- 『読んで深める日本史実力強化書』(駿台文庫、2018/05/01)
https://www.amazon.co.jp/dp/4796118292/ref=cm_sw_r_cp_apa_zu68BbVZTFS48 - 『日本史の論点ー論述力を鍛えるトピック60(駿台受験シリーズ)』(駿台文庫、2018/04/01)
https://www.amazon.co.jp/dp/4796118284/ref=cm_sw_r_cp_apa_Mv68BbC7VY9KH- 日本史の論述問題でよく問われるポイントを課題として取り上げている問題集。
- 元々は『入試対策演習ACCESS日本史の論点』として学校専売品だったが、多数の要望を受けて、遂に市販された。なお、学校専売品のものは市販のものよりもサイズが大きい。内容も少し変わっていたりする(資料の追加など)が、あまり気にしなくて良い。
- 『「カゲロウデイズ」で日本文化史が面白いほどわかる本 』(監修 中経出版/KADOKAWA、2015/07/13)
https://www.amazon.co.jp/dp/4046010266/ref=cm_sw_r_cp_apa_jy68BbASA7NA1- いわゆる「カゲロウプロジェクト」シリーズとのコラボ。初心者向け導入書にオススメ。カゲプロを知らなくても読める。
なお、塚原先生本人は監修担当なのにカゲロウデイズが何なのかあまりわかっていない模様- 出版担当からの説明が無かったのだろうか。
- 『大学入試 マンガで日本史が面白いほどわかる本』(監修 中経出版/KADOKAWA、2014/03/25)
https://www.amazon.co.jp/dp/4046002212/ref=cm_sw_r_cp_apa_nz68Bb6MT71XN- これも導入としてはオススメ。