高3スーパー世界史(論述対応)
Wed, 26 Jul 2023 13:32:33 JST (486d)
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設置校舎
- 全ての校舎で『高3スーパー日本史(論述対応)』が同時に設置されているため、世界史日本史選択者は注意が必要。
テキスト
- 基本事項をまとめた資料集と、論述問題集の2冊からなる。
- いずれも、テーマが時代・地域で区分されている。
- 資料集は講師によって扱いが異なるが、問題集は基本的に全問題触れられる。
- 問題集の方は、左ページに問題、右ページに関連事項のまとめが載せられており、不得手な学生でも取り組みやすい。ただし、最終的には何も見ずともかけるようになりましょう。
- 「右ページの要項は復習用に使うのであり、問題を解く際には教科書や図説、本講座の資料集などを参照するべきだ」という意見がみられる。確かに、着実な実力養成につながるのはこちらの方針かもしれない。
授業
標準世界史の設置がない校舎(西宮北口校)では、担当講師の裁量により、論述よりも知識定着に重きを置くことがある。
概要
- この授業は論述対策の方針を与えるものであり、演習量の確保は各々の過去問研究に任せられる。
- 東大入試詳解シリーズや京大入試詳解シリーズ、その他志望大学の青本を用意しておくべき。
- 『世界史論述練習帳new』(中谷臣)や『テーマ別 東大世界史論述問題集』(茂木誠・渡辺幹雄、駿台文庫)なども代わりになる。
- 中谷師のwebサイト「世界史教室」では、『東大世界史解答文』という書籍(資料?)を900円で販売されている。1980年代から最新の東大世界史まで扱っている優れもの。
- どの書籍が自分に合うかは、各々が実際に内容を見て判断しよう。
- 複数そろえて、それぞれの解答を比較するのも一つの方法である。
- 茂木師のwebサイト「もぎせか資料館」、茂木師のYouTube「もぎせかチャンネル」は、現役生にありがちな知識不足に対する特効薬。世界史弱者の自覚がある場合は、うまく活用して知識を補完しよう。
- 夏期講習の『世界史論述』と冬期講習の『世界史論述【実戦編】』、直前講習『世界史論述ファイナル』は必須受講扱いされている。
- 受けなくても通期授業での支障はない。
- 東大志望者は『東大世界史(夏期)』や『東大世界史(冬期)』も参照されたい。『東大世界史論述演習』のページでも触れられている。
- 京大志望者は『京大世界史』『京大プレ世界史』を受講すれば良いだろう。
- 『世界史特講Ⅰ』は東大・一橋大・京大などの大論述を中心に扱っているので、こちらも検討されたい。
おすすめ参考書〜知識定着編〜
おすすめ参考書〜共通テスト対策編〜
おすすめ参考書〜論述対策編〜
- 駿台が誇る京大入試詳解シリーズの世界史版。
- 監修は相田知史師。
おすすめ参考書〜私大対策編〜
『体系世界史』
- 難易度の高い用語を穴埋め形式で扱っている。
『世界史総整理Ⅰ(アジア・アフリカ編)』
『世界史総整理Ⅱ(欧米編)』
『世界史総整理Ⅲ(現代編)』
- 早慶対策で有名な駿台世界史科須藤良師による執筆。
- 私立文系学部専願の受験生に向いている。難易度の高い用語も扱っている。
- 早慶で問われた単語が他の参考書では扱われておらず本書では赤字になっていた、ということがよく起こるらしい。
- 『茂木誠の世界史ノート』で十分ではないかという意見もある。滑り止めで早慶を狙うつもりなら、本書だとオーバーワークになる可能性がある。
- 慶應義塾大学経済学部の世界史は、他の私文型世界史とは異なり、国立対策を行っていれば十分。
『世界史B講義1一読でわかる前近代史アジアアフリカ編』
『世界史B講義2一読でわかる前近代史欧米編』
『世界史B講義3一読でわかる近現代史』
- 駿台世界史科寺師貴憲師による執筆。
- 教科書の説明だけでは不十分だと感じていた方のために、妥協することなく、しっかり説明した、気軽に読めて、記憶に残る、読むだけ世界史講義。各回の冒頭には、おおまかな歴史の流れを板書し、また、「そのころ世界は」と題して、その講で扱う時代に、ほかの地域ではどんなことが起きていたのかを年表で掲載。各ページの下の欄外に、一問一答を掲載。
『大学入試 ストーリーでわかる世界史B(古代,中世,近世)』
『大学入試 ストーリーでわかる世界史B(近代,現代)』
- 駿台世界史科鵜飼恵太師による執筆。
- 楽しく読めて、歴史のつながりがわかる。詳しい世界史解説書。
- 教科書を読むだけで高得点は取れないという信念のもと「人の動き」と「歴史の流れ」をつかむことを主眼に置いている。
- ストーリーを楽しみながら、世界史の「つながり」を理解できるようになっている。