有機化学特講 のバックアップ(No.8)


設置校舎

高卒コースのある全校舎。

概要

特徴

  • 講座自体は非常に良質で、ある程度のレベルの学生ならば有機化学の実力は最高レベルまで引き上げられる。
  • 誤解されがちだが、この講座に付いて行くだけならば、夏期の『化学特講I(計算問題)』ほど高いレベルは要求されない。

テキスト

  • テキスト作成は石川正明先生。
  • 参考用に最初の章に混成軌道について書いてあるが自習扱い。
    • 物質の名前の英語名での付け方も書いてある。
  • 原点からの化学シリーズ』の有機化学と構成は似ている。(著者が同じなので当たり前だが)

授業

  • 有機全分野扱うため、どの先生で受けても講義の説明時間に余裕はなく延長して何とか終わる。
    • 時間が被らないように前後に授業は入れない方が良いだろう。
  • 予習で分厚いテキスト(2019年度は403ページ。これは駿台のテキストの中でトップレベルで分厚い。)を読んでいることが大前提で、細かい所を中心に説明してから講義用問題を解く。
  • 夏期講習としては非常に重い講座だと言える。受講するか否かは慎重に決めるべきであろう。それでも冬期講習設置時代より幾分もマシなのだが。

担当講師

  • 基本的には石川派閥の講師の担当が多いので山下幸久先生や伊達正人先生らの担当分設置を求める声も多い
    • 2013年度までは山下幸久先生と伊達正人先生の担当もあった。
    • 山下幸久先生の担当を求める声は非常に多い。師の担当分が無いためにこの講座の受講検討を止める生徒もいるレベルである。
      • 高卒生は師から脂肪族〜芳香族分野の有機電子論を用いた解説を聞くことが難しいからだと思われる。
      • この声が駿台教務および山下幸久先生本人に届くことはあるのだろうか?(師は夏の『化学特講I(計算問題)』内でもう冬の化学特講は担当しないとおっしゃっていた。)
      • 豆本等の配布がない以上完全互換とまではいかないが、師が学研プライムゼミで開講している有機化学の攻略と高分子化合物の攻略の2講座で代用は可能。
  • 石川正明先生担当でも一番小さい教室が使われる程人が少なかったことも。
    • そして、1時間毎に数人ずつ消えていく(授業が悪いと言う訳では決してない)。
    • 嶋田竜人先生曰く、「(申込締切が連発する)石川正明先生担当分の講座でさえ当日申し込みをしたとしても、空いているくらい人はいないです。講座が近づいてきて、各教科のセンターが固まってると思うのなら受けなさい。」
  • 以上のようなことを鑑みてなのか、2024年度から夏期講習に『深く学べる有機化学【HG】』として設置されることになった。冬期講習では有機化学演習が新設され、テキスト作成は岡哲大先生が担当される。(岡先生のXより)''

石川正明

京都校大阪校を担当

高田幹士

名古屋校を担当

嶋田竜人

京都南校大阪南校西大寺校を担当

  • 毎日1時間以上延長する【SHG】となる。(それでも最後の医薬品等までには到達出来ない。そもそも先生達はこのテーマがそんなに重要でないと考えておられるので、解説するとしても軽め。)。
  • 山下幸久先生曰く、夜のコマでの延長記録は23時半までとのこと。しかし、真偽は不明。22時半までしたことは確か。

岡哲大

  • 若手ではあるが、石川正明先生にアドバイスをもらった(本人談)ため、非常に分かりやすい。
  • 現役生の受講が多め。
  • 授業はおかがくのーとと手書きの演習問題解説プリントを用いて行われる。
  • 身の回りのものとリンクさせることで理解が深まりやすくなる。
  • 受験におけるテクニックをバランスよく教えてくれる。
  • ジャイアンが大活躍である。(詳しくは受けてのお楽しみ)
  • 毎日30分程延長する。

白井康寛

石井光雄

  • 浜松校を担当。
  • 師も現役時代に名古屋校で本講座を受講したと仰っていた。当時も石川正明先生が担当していたとのこと。
  • 師自身、有機化学が不得意なままこの講座を取った経験が有るためか、苦手な人のことも考え、基礎も確認しながら授業を進めてくださる。
  • 授業は1,2日目は板書で、3,4日目はプリントも使いながら行われる。

設置一覧

【2019/20年】