電磁気特講/夏期講習 のバックアップ(No.7)
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- 電磁気特講/夏期講習 へ行く。
- 1 (2020-07-01 (水) 14:56:48)
- 2 (2020-08-03 (月) 12:48:56)
- 3 (2020-10-17 (土) 23:59:49)
- 4 (2020-10-23 (金) 08:16:55)
- 5 (2020-11-20 (金) 18:53:44)
- 6 (2020-11-21 (土) 00:52:15)
- 7 (2020-12-06 (日) 12:16:51)
- 8 (2020-12-30 (水) 19:46:40)
- 9 (2020-12-31 (木) 14:14:33)
- 10 (2021-01-20 (水) 00:25:38)
- 11 (2021-02-18 (木) 18:05:17)
- 12 (2022-03-10 (木) 18:20:11)
- 13 (2022-03-11 (金) 06:36:32)
- 14 (2024-03-11 (月) 00:51:35)
設置校舎
全校舎
テキスト
- 古大工晴彦先生が作成。
- テキストは奇数年度用と偶数年度用の2種類が存在する。
- 要項説明などは一切なく、問題のみが載せられている。テキストは非常に薄っぺらいが、問題の選定や配置は、講義の展開を踏まえてよく考えられている。
- 問題数は例年14題(偶数年)か16題(奇数年)で、テスト演習は無い。
授業
- 【HG】講座である。
- 電磁気の内、電気分野を中心に扱いつつ磁気分野にも触れる。
- およそ1コマ1題のペースで進む。基本事項を確認しながら丁寧に講義する。
- 数学や化学の特講に比べると質・量共に軽めだが、その分じっくり授業が聞ける。単なる問題解説だけではなく、要項的な話もかなり入ってくる。
- 電磁気の問題は小問誘導のパターンがある程度決まっており、それらを確実に学んでいける。短期間で集中的に問題パターンを網羅するため、即効性が強い。
- 苦手な人も、問題だけ見ると難しそうに感じるだろうが、講義は非常に丁寧に行われるため受講を考えて大丈夫である。
- 苦手な人はとりあえずこの講座をしっかりモノにすると良い。
- 冬期の『電磁気特講』では、電気振動や交流の内容も扱われる。
- しかし、問題は全て入試レベルの重量級で、なおかつテスト演習まであるため、基本事項の解説は夏期ほど丁寧には行われない。
- 一方で、夏期の『電磁気特講』では、磁気分野(交流回路・電気振動以外)の解説が詳しく聞けるため、苦手な人には特に良いと思われる。
担当講師
- 上級向け。
- 解説は素晴らしいのだが、完全に上位層向け。
- いかんせんそのレベルまで達していないと理解できないので、苦手な人は止めた方が良い。
- 通期で師の担当があるなら、背伸びして受けても良いかも。
- 2019年度〜は担当がない。
- 名古屋校を担当。
- 2019年度から受け持つこととなった。
- 通期で出講している名古屋校では担当初年度にもかかわらず増設された講座も締め切られた。
- 2020年度は力学特講と共に全て師が担当する。
- 理論の説明にかなり時間を割くため、天候等の問題がなければ、ほぼ必ず40分~50分ほど延長して【スーパーHG】化する。
- 「理論ノート」と呼ばれる電磁気分野の理論が体系化されたプリントと、「物理の専門用語辞書」という高校物理全分野の物理用語とその定義を網羅したプリント、テキスト問題の解答解説プリントを貰える。
- 現在は理論ノートの配布は無いため、膨大な量だが師のHPから印刷しておくことを推奨する。師は授業中にスマホで見ることも認めている。ただ、理論ノートは不完全であるとしており、適宜修正するようにと仰る。
- 師曰く、テキスト問題には不備があるとのことで、補助問題も追加して配ってくださる。
- 煩雑な数値代入問題や非本質的な問題はノイズであるとして切り捨てたり、より高難度の問題に改変する。
- 本講座では前述の「理論ノート」をメインに、電磁気分野の理論を基礎から本質を追求するような解説を行い、それからテキスト問題の解説を行う。
- 特に「ファラデーの法則」の説明は秀逸であるといえる。
- ちなみに師は、「一般から特殊」を特に重視しており、主に問題解説において誘導に一切乗らず一般性の高い条件の問題から解き進めるので、問題番号の順番に、つまり紙面の上から下に解き進めることは殆どない。そのため、師の電磁気分野の授業を受けたことがない人は、予習ではなく復習に力を入れるべきである。
- とはいえ、師の「理論ノート」の電磁気分野の記述において、本質的に誤っている箇所が散見される。例えば、師は「クーロンの法則」を「マクスウェル方程式」として解説しているものの、「クーロンの法則」は「マクスウェル方程式」には本来入っていない。また、同様のことが「ビオ・サヴァールの法則」においても言える。これは、生徒の数学的な能力による授業内容に制約があることを考慮してのことだろうが、大学に入ってから弊害が出るのでやめていただきたいものだ。
- 本来は「ガウスの法則」が「マクスウェル方程式」には入る。
- 「ビオ・サヴァールの法則」の詳細については、新・物理入門を参考にするようにと仰った。
- 初級、中級者にはオススメできない。