東大理系数学研究 のバックアップ(No.7)
使用コース
監修講師
《注》同じく師が監修を務める夏期の『数学特講(Ⅲ)』や冬期の『数学特講(理系・完成編)』は『東大理系数学研究』の受講者からも絶大な支持を得ている。
《注》師は夏期・冬期の『東大理系数学』や直前講習『東大プレ理系数学』、入試本番目前演習『東大理系数学とどめの一撃!』の作成には一切関わっていない(関東地区の森茂樹師あるいは小林隆章師の監修である)。いずれも受講する価値は高い。
テキスト
- 関西独自の大学別数学研究教材。ちなみに、首都圏では『数学研究SS(前期)』と『数学研究ST(後期)』を使用している。
- 八木祐一師は問題選定を絶賛する。過去問演習に支障が出ないようにするため、直近10年分をなるべく避けつつ現在の傾向を考慮した過去問のチョイスが絶妙に素晴らしいのだそう。さすが米村師である。
- 米村師から全範囲習うことのできる貴重な授業である。
- 基幹教材である『数学XS/数学ZX』が基本問題を通じて要項を学ぶ役割であるのに対し、本教材は東大の過去問を扱い傾向と対策を学習する。『数学EXS』は難問対策の意味合いが強く、『パワーアップ東大理系数学』は東大的な問題のうち絶対に完答しなければならない問題を中心に扱う。それぞれの役割を意識して取り組むと効果的であろう。
- 米村師は『数学XS/数学ZX』や『数学EXS/パワーアップ東大理系数学』と共に、確かな復習を心がけるよう口をすっぱくしておっしゃる。
- 夏は『数学特講(IAIIB)』や『数学特講(III)』、冬は『数学特講(理系・完成編)』の受講を推奨する。
- 夏の『東大理系数学』と直前の『東大プレ理系数学』は、小林隆章師が映像を担当している。こちらも検討されたい。なお、残念ながら、冬の『東大理系数学』は小林師の映像が設置されていない。
- スーパー東大実戦講座の受講を考えている者も、小林隆章師が担当するものを選ぶと良いだろう
- 小林師の講義は、米村師の授業と三森師の板書を合わせたものという感じ)。
- 杉山義明師の特設単科『数学IAIIBの完全攻略』・『数学Ⅲの完全攻略』や、季節講習で開講される同名の映像講座『数学IAIIBの完全攻略』・『数学Ⅲの完全攻略』も併せて受講すると、数学には隙がなくなるだろう。
授業
- 京都校、大阪校、神戸校では、週1コマの授業とは言え、米村明芳師に全分野を習える非常に貴重な授業。
- テキストが薄い
ためコピーして潜りやすい。 - 福岡校では、米村明芳師の愛弟子である吉田浩二師に全分野を習える。やはり非常に貴重な授業。
担当講師
- 大阪南校 SA/SB/SC
- 名古屋校 SS/SA/SB/SC/SD
- 浜松校 SA
- 広島校 SA/SB
おすすめ参考書
- 数学が得意で他教科の学習にも余裕がある受験生には以下の参考書を併用すると学習効果が高くなるだろう。
『数学精選問題集 良問マルシェ 数学I・A・II・B』
松永光雄師と八木祐一師の共著。典型問題を確実に取り切ることを目標としている。タイトルに違わず、良問揃いなので、下記の問題集に取り組む前段階としてちょうどよいだろう。
『ハイレベル数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの完全攻略』
『ハイレベル数学Ⅲの完全攻略』
杉山義明師と米村明芳師の共著。丁寧な解説と1つの問題から派生する豊富な演習問題が特徴。夏期講習『数学特講(IAIIB)』『数学特講(Ⅲ)』をベースに作られている。難度は若干下がるが、問題選定はかなり似ているので演習に良いだろう。
『テーマ別演習①入試数学の掌握 総論編』
『テーマ別演習②入試数学の掌握 各論錬磨編』
『テーマ別演習③入試数学の掌握 各論実戦編』
数学力を極限まで鍛えたい受験生向け。表紙で「君の数学力を理Ⅲ・京医・阪医合格レベルに導く究極の指南書」と述べられているように、理系上位層向けに作られている。