電磁気特講/冬期講習 のバックアップ(No.6)
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テキストについて
授業
- 【HG】講座である。
- 一応4日間で全ての範囲を扱うが、後期に扱った範囲、つまり磁気分野を中心に扱う。
- 14時間が授業で最終日の後半2コマはテスト+解説である。
- やはり夏期の電磁気特講よりは重い。入試直前ということもあり、全ての問題が入試問題レベルであるため要項の説明はどうしても手薄になってしまう。
- 特に磁気分野の説明を詳しく聞きたい場合は夏期の『電磁気特講』を取る方が良い。
- 但し、勘違いされがちではあるが、テキストの問題自体はそこまで難しいものではない。旧帝大や医学部を受験するなら、取りこぼしたくはない問題である。
- センターまで1ヶ月という時期に、センター対策をする時間が大幅に削がれてしまうためにどうしても優先順位が下がってしまう。この事は『数学特講(理系・完成編)』や『化学特講III(有機化学の完全征服)』にも言える事ではある。
- しかし阪大以上を志望する場合、特に現役生は頻出範囲にも関わらず手遅れになりがちで高卒生と差が付く範囲なので、古大工晴彦先生は強く勧めなさる。
- どこの大学を受けるにせよ、電磁気分野はほぼ確実に出題されるため、他の講座とは違い確実なリターンが望める。
- 従って、ギリギリまで学力を伸ばしていく現役生や力学と電磁気に力を入れたい人などは、この時期にこの講座を受けてもそれほどパフォーマンスが悪いようには思えない。
何故か夏季電磁気特講より簡単な問題が有ったり、交流の問題が1問しか無かったりと網羅性に疑問が残る
担当講師
- なぜこの問題を選んだのか、この問題から何を学び取って欲しいかなどテキスト作成者ならではの話が聞ける。
- 独特な解法を用いるため、この講座で初めて師の授業を受けるのは避けた方が良い。
- 逆に普段師の授業を受けていて師を気に入っている人は師を選ぶと良い。
- 名古屋校を担当。
- 2019年度、冬期講習の時期で担当初年度でありながら増設・締め切りを出した。
- 師の夏期の電磁気特講又は電磁気分野の通期授業受講が前提となる。
- 理論説明に割く時間は夏期ほど延長しないが、それでも20分~30分延長する。
- テキストの問題選定をボロカスに批判しつつ爆速で電気分野を終わらせ、補助問題を配り磁気分野を網羅するよう解説する。
- この講座では、師手製の解答・解説プリントが配布される。
- ただし夏期とは異なり、「理論ノート」は配布されない。
- 師の担当外向けの解説は一応はなさる。
- ただし、師の担当外でかつ夏期電磁気特講を師で受けていない生徒は本講座の解説の理解が困難になり得ると仰っていた。
- 解説に微積を積極的に用いるので、慣れていない方は注意。
- 師は「数学を用いる」ということを強調なさるものの、高校数学の中で簡単なところに限られる。例えば、本来交流回路では複素数を用いたり、非同次形の微分方程式を用いることが頻繁にあるが、特に触れたり解説したりするわけではない。尚、師の理論ノートを注意深く読んだところ、エネルギー保存則の理論プリントには、本当にさりげなくではあるが、線積分計算の本質が書かれている(各自探してみよう。)
- ファラデーの法則やベータトロンの解説等、本質的で良質な解説をすることもある。
- 初級、中級者にはオススメできない。
設置一覧
【2019/20年】