一年間の流れ(高3)

Mon, 07 Sep 2020 12:39:16 JST (1329d)
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3月

4月

  • 前期教材交付
  • 前期授業開講
    大学側の要求水準は極めて高く、自力のみで到達するのは困難。講習で焦って大量に受講するくらいなら、多少自信があっても通年で取っておく方が無難。1~5講座の範囲で検討すると良いだろう。但し、学習の主軸・リズム作りも考えて2講座以上を推奨。
    OD欠席フォローシステムで欠席(遅刻)した授業の録画を個別視聴できる。視聴期限は授業日の翌日から3週間。費用は一回当たり500円。手続きから受講まで日を跨ぐので早めに。
    この時期にフォローアップ授業もある。
  • 保護者会
  • 通常授業のほかに、オンデマンドサテネット講座でのセンター対策講座を検討するとよい。早い時期からセンター試験対策をすることで余裕をもてる。また、講習会の時間をほかの講座に回せるメリットがある。現役生はセンター対策が間に合わないことがおおいので注意を。

5月

  • ゴールデンウィーク
    それは世間の話。思いっきり遊びたいなら来年に。
  • 駿台学力判定模試
    以後の模試では高卒生も受けるので偏差値は思ったほど出ない。
    ここで結果が出なかったからと言って焦らないこと。今は基礎学力の完成(⊃苦手克服)を目指す時期。基礎力を充実させた現役生が伸びるのは秋以降(特に二次直前)である。
  • 夏期講習校内生優先受付
    高卒生をサポートするクラス担任と違い、現役生をサポートするクラスリーダーには営業ノルマはない。
    夏期は基礎学力の完成(⊃苦手克服)が最優先。自習時間(⊃前期復習の時間、講習の予復習の時間、他の時間)をしっかり考慮した上で、講座選択を行うべきだろう。計0~7講座くらいが妥当か。
    講座選択は「各科目各分野について課題設定→課題克服方法の検討(自習or講習)→講座選択」の流れが基本。適切な講座を、適切な分量・タイミングで。
    講座の変更・キャンセルは受講の一日前までできる(冬期・直前も同様)。

6月

  • 第1回駿台全国模試
    ほぼ全範囲からの出題かつハイレベルなため、多くの現役生には厳しい。
    夏期までの基礎学力の完成(⊃苦手克服)が必須なので、受けない現役生もいる。
    ここで結果が出なかったからと言って焦らないこと。現役生が伸びるのは(ry
  • 保護者会
  • 夏期講習教材交付開始

7月

  • 前期授業終了
  • 夏期講習スタート(高3に夏休みは存在しない)
    勉強の大前提として自己管理を徹底しよう(生活リズム、健康管理)。
    基礎学力の完成(⊃苦手克服)が最優先なので、前期の復習を徹底すべし。なお、柔軟性を持った計画を立てて、それに従い努力を継続すべし。
    余裕があれば高校での未習分野やセンターの過去問にも触れておくと良い。
    推薦AO入試の出願日は様々なので早めにチェック。
    運動部に所属していた者は引退し突然体を動かすのを辞めてしまうと体がなまり、メンタルにも悪影響。時には屋外に出て運動し、日光を浴びタップリ汗をかこう。秋口、冬場に体調を崩しにくくなると言われているので、運動部以外にもオススメ。
  • 駿台全国マーク模試
    センター本番より難しい。

8月

  • 夏期講習後半戦
    だれる→焦る
    計画が崩れてしまっても諦めずに組み直して対応しよう。
    夏期講習を取り過ぎた人は疲れが見え始める。
    AO入試の出願が始まるので、受ける人は忘れずに。
  • 第1回東大入試実戦模試
  • 第1回京大入試実戦模試
    上記二つの模試は実際には東大、京大を受験しない人も夏までの学習成果の確認として多く受験する。
  • 後期教材交付
  • 夏期講習終了

9月

  • 後期授業開講
    徐々に焦りが生まれてくる。自習室が混み始めてくる。模試が多くなってくる。
    後期開講に伴い冬期・直前講習の案内が配布される。
    防衛医大をはじめとした大学校の出願が始まるので、受ける人は忘れずに。
  • 突破レクチャースーパー東大実戦講座の実施
    どちらも各大学の傾向と対策を講義する講座で、9~11月にかけて行われる。
  • 第1回駿台・ベネッセマーク模試
    共催なので問題はセンター本番に忠実に合わせてある。つまり全国マーク模試よりは簡単。
  • 第2回駿台全国模試
    通称「Soon die 残酷模試」。
    一年間の模試の中で一番難易度が高く、各教科の平均点は大体3割ぐらい。
    受ける受けないにかかわらず、学力不足の最難関大志望者は厳しい現実を認識し始める。最終的に合格に要求される学力レベルを超えるかどうかが本質なので、これ以降徹底的に頑張って要求水準の学力を養成するか、勉強を一応継続するだけなのかで大体勝負は決まる。
    後期になると志望校判定が一気に厳しくなる人も。
    進路指導の面談では、ほぼ後期の判定だけを考慮する。

10月

  • 後期授業中盤戦
    怒涛の模試ラッシュ。必要なものに絞ろう。
    体調を崩す人が多く、風邪が流行るので注意。新しいマスクをいくつか常時携帯するとよい。自分が風邪を引いた時は当然だが、移されるリスクがある場所ではマスク着用を心がけよう。
    最難関大志望者は過去問にも触れ始めるべき時期。
    AO入試の出願が本格化するので、受ける人は忘れずに。
    受験用宿泊受付が始まる。安くて近い所を早めに。
  • センター試験出願開始
    出願は原則学校で行うので、書類提出は少し早め。絶対忘れずに!
    受験費の振込も忘れずに!
    証明写真の撮影は駿台でも割引で行う。
  • 冬期・直前講習校内生優先受付
    何故か受付時期が早く、10月の頭に行われる。
    夏期講習を踏まえた取り方を考えるべし。
  • 第2回駿台・ベネッセ記述模試
    ベネッセと共催ということもあり、難易度は低い。
    因みに「2回」というのはマーク、記述関係なく1回として数えているため。
  • 東工大入試実戦模試
  • 一橋大入試実戦模試
  • 名大入試実戦模試
  • 九大入試実戦模試
    現役生は上記の大学別模試をすべて無料で受けることができる。申し込みだけして、問題を集めてみるだけでもいいだろう。

11月

  • 後期授業後半戦
    いよいよ本格的に焦りが出て来る。自習室が埋まっていることも。
    センター後は感覚を取り戻すための復習で忙しく、私大対策がろくに行えない可能性が高い。複数校受ける人はセンター対策を本格的に始める前に私大の過去問にも触れておくべきである。
    防衛医大の一次試験が始まる。医学部志望者のたいていの生徒が受ける。
    推薦入試の出願が本格化するので、受ける人は忘れずに。
  • 保護者会
  • 推薦AO入試シーズンスタート
    推薦AO入試合格を狙っている人は全力で頑張ろう。
  • 第3回駿台・ベネッセマーク模試
    センター本番に忠実なマーク模試。高得点を取っておくと精神的に楽になる。
  • 第2回東大/第2回京大/阪大/東北大/北大/神戸大/広大実戦模試
    持てる力の全てを出し切り、残りの期間で最終調整を行おう。
    因みに河合塾オープン模試もこの時期。駿台の行事と日程が被っておりサボって受けに行く人も多数いる。
  • 冬期講習教材交付開始

12月

  • 第3回駿台全国模試
    通称「大(Die)惨事残酷模試」。ハイレベル。
    実施返却ともに時期不相応である。 これにより精神を挫く者も。
    河合塾の全統マーク模試に行く人(特に医系)も多い。
  • 後期授業終了
  • 冬期講習スタート
    冬という時期柄、入試が近いこともあり心身共に健康を崩しやすい。自己管理の徹底がこれまで以上に重要だろう。
    総合点を最大化するために、実力養成&志望大対策&センター対策の最適な配分をしっかり考えよう。
    直前講習の教材交付が受付で始まる。忘れず早めに受け取ろう。
  • 大学入試センター試験プレテスト
    最後のセンター型模試だが、センター本番より難しい。

1月

  • リハーサルセンター試験
    元日に市販の青パックでセンター演習を行う。参加は任意。
    青パックは料金を前払いして当日に受け取るか、自前で用意するか選べる。
    結果報告などはないので、青パックではないセンター演習をやってる人もいる。
    柏校では自己採点を集め、後日平均点や偏差値などを張り出す。
  • 直前講習I期スタート
    模擬問題ではなく過去問に「慣れ」よう。
  • センター試験直前
    受験生のプレッシャーとフロホのやかましさがピークに達する。
    第3回駿台全国模試が返却される。結果が悪くても第一志望はゆずれない。
    一部の私大の一部の試験方式(センター利用など)は出願がこの時期まで。
  • センター試験
    全力を出し切ろう。
    1日目に自己採点は自信があってもしない方が良し。ただ気になり過ぎて2日目の試験に集中できないほどなのであればやっても良いかと。
  • センター試験直後
    浮かれる人と落ち込む人が目立つが、(それ以外の人も)他人に流されないように。
    翌日にセンター試験の自己採点で志望校判定する。現役生はたいてい河合塾センターリサーチと一緒に学校で行う。
  • 2次・私大演習授業が一週間行われる。現役生高卒生に混じって受講することが出来る。内容は2次・私大型の実戦演習。
    現役校内生の場合は2次・私大演習の場合は自分の好きな授業をとることができ、英語や数学などは複数の種類の授業が用意されている。自分の弱点や強化したい科目と相談しながら柔軟にとるとよいだろう。講習と同じく、ただ講座をたくさん取ればよいということではない
  • 志望校判定を用いて進路面談を行う。そして国公立大学の出願へ・・・。現役生の場合、今後の伸びに期待するか安全パイを狙うかの2パターンある。いずれにせよ油断は禁物。
  • 直前講習II期スタート
    センターボケ解消には数日~数週間かかる。知識系は一から見直した方が良い。数学等の演習系は、道具やその背景理解は案外忘れていないので新しい入試問題(解けるレベル)に当たって勘を戻すと良い。
    基礎力を充実させた現役生はこの時期に大きく伸びる。第一志望に向かってひたすら突っ走れ!
    試験直前は過去問に「慣れ」たいため、プレ系の講座は多少遠征してでも日程の早いものが良い。但し、私立の入試日と被らないように注意。
    センター明けで志望校を変える人が多いので、くじ引きで取れなかった講座にも変更しやすい。
  • 私立・AO戦争勃発
    私立・AOに全落ちすると国公立前期でプレッシャー掛かるからなんとか頑張れ!
    私立1つも受けず自分を追い込むという手もあるにはあるが・・・。
    親が私立を受けさせてくれないという人もいるらしい・・・。

2月

  • 国公立前期二次試験直前
    自習室から私立組や自主休校組が徐々に減って行き、全体的に静寂な雰囲気に包まれる。この違いは実際に凄い。
    国公立への仁義なき戦いに向けたピリピリムードが広がる。フロンティア人口も激減。本来あるべき姿。この時期の勢いを1年間保ててたらどんな大学でも行けた気がするのは俺だけ・・・?
    高卒生がいる校舎ではTA(特に英語)が異様に混む。英語の添削をちょっと頼むだけで2時間以上待たされる事も・・・。
    受験のために他地域に移動する生徒が続出する。いわゆる「民族大移動」の時期である。
  • 推薦AO入試合格発表シーズン
    合格した人は一足先に弾ける。合格報告と入学手続を忘れずに。
  • 国公立前期二次試験
    今までの努力をぶつけよう!
  • 直前講習III期スタート
    前期試験の結果は最後まで分からない。集中しづらい時期だが、最良の妥協案を勝ち取るためには中後期の対策に力を注ぐ他ない。
    前期試験が終わった週はフロンティアホールが物凄く静かになるが、その翌週から逆に物凄くやかましくなる。
    この時期に自宅に再現答案依頼が来る。駿台に送ると図書券が貰える。
    この時期から来期のレベル診断テストが始まる。

3月

  • 公立中期二次試験
    前期の結果が不安だけど気にせず全力を出し切れ!
  • 国公立前期合格発表
    合格した人は長い受験生活から解放されて弾ける。合格報告しよう。
    落ちた人は後期へ
  • 国公立後期二次試験
    最後の望みを持って出陣!
  • 大学準備講座
    大学合格者に対して無料で行う授業。
    基本的に気楽に受けられる。
    なお、この際合格体験記を書かされたり、写真を撮ったりする。また、クラスリーダーやアルバイト、公開模試試験監督の募集の紙も渡される。
  • 国公立中期・後期合格発表
    全てが終わり、来年に向けての準備に追われる。
    受かれば安堵もの、落ちれば絶望もの。
    落ちた人には電話で来年度の駿台高卒クラスへの案内がされる。
    そして浪人へ・・・・・・
    駿台へ行く人は→一年間の流れ(高卒)