東大プレ世界史
Wed, 22 Jul 2020 17:46:44 JST (1596d)
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『東大世界史論述演習』のページも参考にされたい。
設置校舎
テキストについて
交付なし
授業
- 予想問題が2日間で2回分用意されており、演習75分と解説75+α分を行う。
- 加えて、自習用に大論述の補充問題が配られる。
- 2回分全てが新作というわけではなく、過年度の良問を使いまわすこともある。
- 主に東大の青本作成チームの持ち回りで作問の監修者を担当しているようである。
- 問題と解答解説が配布される。解答解説には詳細な採点基準が付されているので、復習しやすい。
- 2019年の大論述をはっきり的中させた。茂木誠師によれば、帝国の盛衰というテーマで今まで出ていなかったところを考えれば、ここが出る可能性が高いとわかったそうだ。エジプト一国史もいつかは出ると予言している。
- 2020年度の2日目第1問は、1990年代の過去問の改題であった。
- 2020年度の第2問は、2日間とも過去問の焼き直しであった。
担当講師
- 第2問、第3問も背景知識まで深めて解説するため、
いつも通り1時間程度延長する。
- 時代や地域をかなり振ってくるので、大論述の頭の使い方の良い練習になる。逆に解説についていけない場合は、東大世界史の対策が不十分であるから本番まで頑張ろう。
- 自己採点の点数を挙手制で聞かれることがある。周囲の出来不出来が分かるので、良い感じに焦らされる。
- 師も自ら断っているが、すべてが師の作問というわけではない。協力して作っているそう。
- 師自ら解答批判を行うこともあるが、概ね問題の出来は誇っている。
お茶の水校を担当。
- 師が担当する場合、時間割という概念が消失する。
- 講座開始から100分程度はテスト問題に取り組み10分休憩して残りを主に大論述の解説に充てる。小論述や一問一答は解答を配り各自に任せる。
- 2015年の青本の大論述の解説と同じ要領で解説なさる。
天谷進
横浜校を担当。
- 2016年度は、講座開講直前になって渡辺幹雄師に変更となった。理由は不明。
おすすめ参考書〜知識定着編〜
おすすめ参考書〜共通テスト対策編〜
おすすめ参考書〜論述対策編〜
- 駿台が誇る京大入試詳解シリーズの世界史版。
- 監修は相田知史師。
おすすめ参考書〜私大対策編〜
『体系世界史』
- 難易度の高い用語を穴埋め形式で扱っている。
『世界史総整理Ⅰ(アジア・アフリカ編)』
『世界史総整理Ⅱ(欧米編)』
『世界史総整理Ⅲ(現代編)』
- 早慶対策で有名な駿台世界史科須藤良師による執筆。
- 私立文系学部専願の受験生に向いている。難易度の高い用語も扱っている。
- 早慶で問われた単語が他の参考書では扱われておらず本書では赤字になっていた、ということがよく起こるらしい。
- 『茂木誠の世界史ノート』で十分ではないかという意見もある。滑り止めで早慶を狙うつもりなら、本書だとオーバーワークになる可能性がある。
- 慶應義塾大学経済学部の世界史は、他の私文型世界史とは異なり、国立対策を行っていれば十分。
『世界史B講義1一読でわかる前近代史アジアアフリカ編』
『世界史B講義2一読でわかる前近代史欧米編』
『世界史B講義3一読でわかる近現代史』
- 駿台世界史科寺師貴憲師による執筆。
- 教科書の説明だけでは不十分だと感じていた方のために、妥協することなく、しっかり説明した、気軽に読めて、記憶に残る、読むだけ世界史講義。各回の冒頭には、おおまかな歴史の流れを板書し、また、「そのころ世界は」と題して、その講で扱う時代に、ほかの地域ではどんなことが起きていたのかを年表で掲載。各ページの下の欄外に、一問一答を掲載。
『大学入試 ストーリーでわかる世界史B(古代,中世,近世)』
『大学入試 ストーリーでわかる世界史B(近代,現代)』
- 駿台世界史科鵜飼恵太師による執筆。
- 楽しく読めて、歴史のつながりがわかる。詳しい世界史解説書。
- 教科書を読むだけで高得点は取れないという信念のもと「人の動き」と「歴史の流れ」をつかむことを主眼に置いている。
- ストーリーを楽しみながら、世界史の「つながり」を理解できるようになっている。
- 公立高校教師Youtuber山﨑圭一氏(通称ムンディ先生)による執筆。
- 初学者にも分かりやすい。
- 一般的な教科書と違い、年号を使わずにすべてを数珠つなぎにして「1つのストーリー」として解説。