高3スーパー理系数学Sα のバックアップ(No.2)


目標大学

東大、東工大、京大、国立大医学部

テキスト

前期

  • §1,2整数
  • §3数列
  • §4,5,6確率
  • §7不等式
  • §8最大最小
  • §9,10,11図形

後期

  • §1,2論理と証明
  • §3図形と論理
  • §4整式
  • §5複素数
  • §6.7微分
  • §8,9,10積分
  • §11数列の極限
  • §12,13総合演習
  • テキスト・テストの最初の問題選定は三森司師。現在は池谷哲師と澤田肇師。数十年も前に駿台の重鎮である3Nの根岸師らがこのテキストの原型を作ったらしい。そこからあまり問題は変わってはいないよう。
  • テキストは講義用問題、自習問題で構成されている。各§講義用問題は2〜3問であるがかなり難しい。自習問題も入試問題であり、解けないからといって落ち込む必要はないそうである。テストは大問3問構成であり、前期はその内1問が穴埋め形式で残り2問が記述式で、後期は3問全て記述式である。
  • 単元毎の要項の説明は無いので、基礎は既習である事が前提である。
  • 数IIIが2学期から始まる。井辺卓也師によるとこれでは受験に間に合わず遅過ぎる。さらに夏期講習で人気な『数学特講(III)』を受講するつもりなら、自分で『チャート式』などで一通り微積を習得しなければならない。

授業

  • 認定がおりているなら、高3エクストラ数学αの受講を推奨する。
  • 授業の流れは「テスト演習(60分)→テスト解説(50分)→授業用問題の解説」である。ただし、大抵の先生がテスト解説に50分丸々使うことはない(これはテキストの授業用問題が重過ぎるため。おそらく駿台全テキストの中でも最高レベル。五藤勝己師曰く、「東大京大をはじめとする数学が難しい大学の、更に一番難しい年代の問題を集めたテキスト」、「この問題の難しさは東大歴代ベスト10に入りますね」とのこと。現在執筆者の池谷哲師ですら本番で多分解けないとはっきり言うレベル)。復習はテスト問題中心にやっていくと良い。
  • テストの平均点は校舎、回数によって変わるが、30~45点ほどで難しい。問題は東大京大東工大など難関大学の過去問題が多い。
  • 池谷哲師によると、作問者は50点を目指して作っているそうだ。
  • 例年3問中2問分の点を取れる生徒は大抵志望校に受かって行っているとか。

設置校舎と担当講師

【2020年度】

井辺卓也
天王寺校を担当。

  • 天王寺校開校に伴い、2020年度新規開講。
  • イベッキシが炸裂する。高2エクストラ数学αで井辺師のファンになった生徒が受講していることが多い。ただし、高2時点で数学はほぼ完成している人が多く、高3Sαだと退屈するかも。

池谷哲
京都南校西大寺校を担当。

  • 1時間目にテストを60分で実施し、2時間目にテストの解説、3時間目にテキストの解説という流れで授業は行われる。
  • 毎回解説とポイントのプリントが多く配られるので、ファイルがあった方が良い。
  • 毎回アンケートを書くように言われ、次回の授業の冒頭にアンケートに書かれた質問などを丁寧に答えてくださる。
  • テキストの問題が難しいために、少し延長がある時がある。

五藤勝己
広島校を担当。

  • 広島校開講からずっと担当している。
  • テストは自宅解答となり、授業ではテスト問題の30~40分程度の解説の後、授業で扱う単元の要項の説明と講義用問題の解説(軽め)がある。
  • 毎回20~50分程度の延長があり、曜日調整週には補講もしてくださる。
  • 毎回の授業で手書きのプリントを配ってくださる(要項と補充問題、補充問題は東大京大等難関大のばかりでなかなか手強い)。

中井大輔
茨木校丸の内校福岡校を担当。

  • テスト解説にも重点が置かれ50分丸々テスト解説に使うことがある。
  • 解説と言ってもテスト問題での本質的なポイントとなっている部分を拾うというものであり非常にためになる。
  • それに伴いテキストの問題の解説は遅れていくので1月に補講が設定される。