中川真也 のバックアップ(No.1)


中川真也(なかがわしんや)は、駿台予備学校数学科講師。

経歴

授業

  • 数学が苦手な人目線の非常に分かりやすい授業を展開するため人気急上昇中。
  • すぐに実戦で使える実用性の高い解法、思考法を教授してくださる。
    • 師を師匠と拝む生徒もいるほど。
  • 講習の担当はベテラン講師に比べて数こそ多くないが、師で取りたいという人も多く、わざわざ遠出をして受けに来る人も。
    • 講師歴は10年近くになるそうだが、それでもまだ若手だとのこと。しかし、人気はベテランの先生方にも匹敵する。
      • 「俺、この職に就いて10年くらいになるけど、まだ若手扱いですなんですよ。」
    • 後述の理由より『センター数学』はオススメ。
    • 2015年度はついに『夏のセンター数学IIB』と『数学重要β(IAIIBIII)』で締切&増設が出た。
    • 2015年度は『神戸大突破レクチャー』も担当。
  • 思考法を学びたい人や無理のない解答の欲しい人にこそ向いている。
  • 授業や講座によるものの、やや苦手な人向けの授業形式である。
  • 授業は師曰く、問題の本質を把握し、手順を示したシステマチックな解法パターンを紹介することで、苦手な人も数学に手が出るように意識しているそう。
  • 分野毎にどういった手順で解答するかをまず示し、それに従ってシステマチックに問題を解くため分かりやすいものである。
    • 勿論手順通りにはいかない問題もあるが、どういう時にその手順では解けないか、そういった場合にはどう対処するかもしっかりと説明してくださる。
  • 解答の前の手順の説明はしっかり写しておこう。復習の際にとても役に立つ。
    • 口頭での説明にも重要なことがあるので適時書き取っておこう。
  • LIVE授業の問題演習では講師は思考の過程を見せるべきだという信念を持っておられ、後期の授業ではその場で解答を考えながら思考過程を説明する形をとる。
  • ノートやメモを手に黒板を書くことには否定的。
    • また時間のある授業では前の方の生徒を当て、生徒が方針が分かるかや問題の処理の仕方を分かるのか確かめている。ここで生徒が分からなければそれについて詳しく説明してくださる。生徒がきちんと答えられても詳しい説明はしてくださるが、答えられなかった時の方がより熱心に教えてくださる。
  • このスタイルのおかげで必然的に賢い人が頭を捻って作った、そんな方法思い付かない・・・という無茶な思考が入らず誰でも再現可能な解答になる。授業の板書の間真剣な顔で黒板を睨んでいる時は、検算や方針の確認をしておられる時である。
  • なるべくリアルに近い状態にするため師は予習の際問題で伝えたいことをまとめ、大概の問題は方針を立てる程度にしておられる模様。予習なしで突っ込んで来ることもある。
  • 流石にメモを持たれることもあるが、そのメモも図を少し書いただけで方針を立てるために書いただけのものが多い。
    • それを生徒に見せて、「これは難しいから下で予習して来ました。ほらこれ(と言って生徒にメモを見せる)。これだけ。ムカつくやろ(笑)」
  • 通期の基幹教材でも素晴らしい授業を提供してくださるが、『パワーアップ』や『数学研究』で最も輝いているように思われる。
  • 数学が苦手な人や得意でない人はぜひ師の授業を受けてみよう。少なくとも苦手意識はなくなるはずである。
    • また数学がある程度得意という人や解法がある程度入っているという人は、その知識を繋げ、得点に繋がる解法を身に付けることが出来るだろう。
    • 本当にわかりやすい。『CP数学IA』は特にオススメ。苦手な人が多いデータの分析、集合と論理の分野が瞬く間に得意分野へと変わる。特にデータの分析の解法は圧巻。
  • 計算力が高い。センター数学IAぐらいなら軽いメモと暗算で解けるらしい。
  • 授業では生徒に配るプリント(大体は問題が書いてあるだけ)の余りを手に黒板で解答していくが、この紙には勿論解答は書かれておらず、教卓にも答えと思しき物は見当たらない。
  • 『数学研究』や『パワーアップ』の時にはその計算能力をより発揮する。
  • 何気なく解かれている所にも計算テクニックがあることがあるので師の独り言をよく聞いたり黒板の端での検算などをよく見て理解しながら写すと良いだろう。計算ミスをすることもあるが、そのことをアンケートに書かれ、本当の自分はここまで出来る!ということを示すため後期テキストの中難度の問題をプリントを配っている間に暗算で解くことを実演されたことも。質問に行くと嬉しそうに一緒に解いてくださる。
    • が、偶に計算ミスをしたりしてその問題の答えが手元にない時は結構焦られる。凄く焦られる。この状態になると2桁の足し算や掛け算すら筆算し始める。この時間違っている場所を指摘すると褒め称えてもらえるし、授業の効率も良くなるので積極的に指摘する方が良い。
      • 2018年度後期MAクラスの授業で、最初の方で計算ミスをしていたが気づかず、その状態で計算を続けてしまうが、残り10分程度で気づき「・・・っていう方針です!」とゴリ押し1コマをほぼ潰したことがある。
  • なお、板書訂正の際先生は黄色や赤色のチョークを使われるが、決して重要だからではない。板書に遅れ気味だったり初めての授業では注意しよう。
  • このスタイルから授業の進度は若干遅めだが最後はペースアップすることもなくしっかり終わる。
    プリントを用いた授業で生徒が難しいと感じるであろう所をじっくりと説明してくださる。プリント授業を行うためノートは不要であるので注意しよう。意気込んでノートを作ってしまう人もちらほら。
  • 基本的には"∴"の記号を使われるがここぞという場面では"⇒"を使われる。必殺技のように美しく使われる。

担当授業

以下の校舎に出講している。
基本は京都地区がメイン

通期

【2019年度】

春期講習

夏期講習

冬期講習

直前講習

直前Ⅰ期

直前Ⅱ期

人物

  • 数学科講師でありながら文系出身の異色の講師で、京大経済学部卒。慶応経済にも合格している。
    • 浪人時代、数学は模試でいつも満点だったらしく(浪人時の最高偏差値は138)、慶応、そして京大の数学も満点だったとか。京大の数学では80分の時間を残して全問終えたらしい。
      • その余った時間を使って「∵」の記号を使いまくって説明をこれでもかと言うほどに書き足しまくり、大学入学後に採点した教授に「君かあの面倒臭い解答は」と言われたらしい。
    • 反対に国語や英語が苦手だったようで、そのせいで模試の判定は悪かったらしい。なぜ理系でないのか益々わからない・・・。
    • また、文系出身であるためか、文系数学特有の事なども理解しておられる。
      • 「これは(理系だと常識だが)文系だと難しいです」といったことを教えてくださる。
    • 経済出身であるため、統計分野(データの分析など、邪魔臭くて見捨てられがちなところ)に強い。
  • 京都校LAクラスのOBで、小泉徹先生や竹岡広信先生に教わっていた。
    • そのためよく小泉徹先生の雑談に出て来る。
      • しかし何故かネタにされるのは"中川の教え子"である。小泉徹先生には高く買われている。
    • 浪人時代は文系でありながら毎日新しい問題に最低5問は取り組んでいたそう。
      • 合計2000問は解いたらしく、その経験からすると知っている問題さえ解けたら合格点は堅いらしい。
  • 所々で挟まれるエピソードが絶妙に面白い。
    • いい感じで師のひねくれ具合と優しさが感じられてとても面白い。
  • 浪人時代は毎日フロホで楽しく喋っていたそう。しかし、センター1ヶ月前くらいになって焦りだし、1日16時間ぐらい勉強したところ、それまで一度も80%を越えたことがなかったのに本番で94%を叩き出した。ちなみにフロホで一緒に話していた友達は全員不合格だったらしい・・・。
    • 数学の得点は、センターはもちろんは200点、二次試験も150点満点を獲得した。
  • 授業中にポロっと「京都大学に2004年に入学・・・」と言っていたので、浪人時代を考慮すると、必然と年齢は・・・。
  • ちなみに、大学での卒論は95点だった模様(詳しくは本人まで)。
  • 質問対応も非常に丁寧。長い列が出来るので授業後の休憩時間では質問に辿り着けないこともある。講師室の前に10人以上が並ぶこともある。解法の手順を求めて他の§の質問をする生徒もいるようだ。
  • 腰の低いお方である。とても株などをやっているようには見えない。
  • センター試験を会場で受けるのが恒例行事で、本番の空気の中で全教科を受けることで、受験生の時の気持ちを忘れないようにしているようだ。
    • テスト会場で会ったら挨拶しよう。
    • 「皆さん、センター試験の問題配られた後の15分くらい何してますか?僕は試験問題覗き込んでますよ。頑張ったら第1問くらい見えますよ。」
  • 2012年には京都府立医科大学の入試を受けたようだ。本人曰く、数学は満点、理科も思ったよりできたので(繰り返すが師は文系出身であり、医学部受験で必要とされる発展理科は履修していない筈である)、受かると受験生に申し訳ないので、英語を白紙で提出したところ、合格点まで後10点だったらしい。
    • 数学の試験時には問題冊子の大問1(表側)、大問4(裏側)が透けて見えており、試験開始までに大問2つ分を頭の中で解いてしまったらしく、試験時間内で残り2つの大問を解けば良いだけだったらしい。
    • 因みに、その後の面接試験も受けに行き、医師になりたい理由を聞かれた際に「よく分かりません」と言ったらしい。
    • 京府医は多浪・再受験生差別の噂があるので、ガチで受験して実験して欲しいものである。
  • 模試の採点では自分の採点分が終わった後にも、洛南や灘といった高校のややこしかったりごちゃごちゃしている解答が大量に送られて来て、会議室や空き教室に他数名と共に監禁されることをぼやいたりする。
  • 高校時代には本屋で数学の問題集を立ち読みしその場で解いてしまい買っていない問題集に解けたかどうか印を付けていたらしい。
    • 「難そうなんで本気で行きます・・・」
    • 「こうなると考えるより計算ですね」
  • 駿台の近辺でガラケーで電話している姿をよく見かける。奥さんとだろうか。
  • 力持ちらしい。
  • 小泉徹先生同様株をやっておられるらしい。で、そのことをについて小泉徹先生と話しては盛り上がったりするのだとかなんとか、
    • 流石経済学部出身である。
    • 汚い大人の世界が垣間見える
    • が、流石にビットコインには手を出せないらしい(小泉徹先生談)
      • 「ビットコインは博打みたいなもので、負けたら一気に無くなりますからね」とのこと
  • 顔は和牛の水田や枝野議員、レスラーの高田に少し似ている。
  • 外見は大谷翔平選手のようだが、今はキックボクシングをやっておられる。
    • 過去には身長190cm、体重は自分の約2倍のインドネシア人を倒したらしい。
    • 前2列は有効射程圏らしく一撃でやられるらしいので居眠りしないように注意!
      • これは完全に余談だが、大谷翔平投手もオフにキックボクシングを自主トレに採用した事がある。
    • 師曰く、「2対1くらいならイケる」らしい。
  • Facebookをしておられる模様。
    • アイコンは尾木ママらしき人物との写真である。良い笑顔で写っていらっしゃる。
  • ショートカット(坊主よりもちょっと長いくらい)にしておられるため、パンフレットを見た時と違う印象を受けるかもしれない。
    • パンフレットの写真の方がイケメン
  • たまに色のついた眼鏡をかけているところが確認できる。体が大きいこともあって、「や」から始まる自由業の人にしか見えない。
    • 実際には、挨拶をするときちんと返してくれるので怖がる必要はない。