原雄彦

Wed, 30 Mar 2022 12:09:38 JST (758d)
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原雄彦(はらたけひこ)は駿台予備学校地理科講師。上本町校西大寺校名古屋校に出講。

経歴

授業

  • 圧倒的な知識量に裏打ちされた、情報量の多さが特長の非常に密度の高い授業である。
  • 論述の授業では問題に建てられた「フラグ」を正確に読み取り、一貫性のある解答を作ることを重視なさる。その際に東大の問題をベタ褒めする。
  • 特に通期の「地理論述TK」では真価を発揮し、東大、京大の過去問のみで構成されたテキストに対し現代史の知識も重視しつつ50分間ノンストップで喋り続ける。通期が終わる12月には、1年間の板書が全て詰まったノートは最強の参考書となる。
    • 字数の比較的多めな東大と少なめな京大の両方の志望者がいるため、東大の過去問であっても京大向けの解答も一緒に作ってくださる。逆も然り。
  • 理系科目への造詣も深く、栄養塩類やコリオリの力などについて高度な説明をしてくださることも。
  • 知識だけではなく、大陸氷河=氷床、山岳氷河=谷氷河といった字数削減などのテクニックも教えてくださる。
  • 西大寺校にて通期の『地理(系統地理・地誌)』を担当していて、同校舎の地理系の講習のほとんどを独占している。
  • 板書はカラフル。5色くらい使う。
  • 研究者時代や自分の趣味などで世界中のありとあらゆる所に行っており、そこで自分が見てきたことを話すことが多い。
    • 旅した国は100ヶ国以上に及ぶ。不法入国の疑いでソ連で拘束されたことがあるとかないとか。
  • 授業は雑談が多く受験生にとっては賛否両論分かれるが、実際これがためになることも結構多い。自分の視野も広がるだろう。アンチはこの雑談を軽視する者がほとんどであるが、正直それはもったいないレベルである。
    • 雑談と関連付けて重要事項を覚えることが容易い。師の莫大な知識量と巧みな話術がおりなす技である。
    • そういった点では、岡田了一郎先生と授業形態は似ていると言えるのかもしれない。
  • 「試験場で組み立てられる知識体系」を合言葉に、全てのメカニズムを体系的に理屈から分かりやすく教えてくださる。
    • そのため、上位層からの支持は非常に厚い。また、初~中級者の中にはオーバーワークと勘違いする生徒もいるが、たとえ地理を共通テストでだけ使うのであっても全くオーバーワークではない。
  • 今まで習ってきた知識圧縮型の地理とは一線を画す師の授業では何度も納得すること間違いなし。
    • 特に、暗記事項の多くなりがちな地誌ではかなり威力を発揮する。
  • 後期の地誌は駆け足になることもあるが質は落ちることなく、むしろ盲点を的確について授業してくださるため感動しているうちに授業が終わる。
    • ひとつだけ挙げるとすれば中央アジア5ヵ国の整理は圧巻の一言であった。
  • 講習では延長しがちだがファンも多く、2018年度の西大寺校の『冬のセンター地理B』は締め切って増設された。
  • 冬期は『冬のセンター地理B』を多くの校舎で担当している。

質問

  • 質問対応もかなり丁寧である。生徒が納得出来るまで親切に付き合って下さる。
    • フレンドリーな関西弁のおっちゃんと話す感じ。時に若干厳しいことを言われることもあるが、地理の勉強の相談などにも親身に付き合ってくれる。ありがたい限りである。
  • 通期の論述では毎授業ごとに全員の添削をしてくださる。添削は本当に丁寧で、前期の間は大量の書き込みで真っ赤になって返ってくる。一度に多くの添削をお願いしても快く引き受けてくださる。
    • 内容はもちろんのこと漢字のミスや字の汚さ、文章の稚拙さなど隅々まで赤ペンを入れてくださる。神すぎる。

担当授業

通期

2020年度

《出講表》

曜日校舎
月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
土曜日

《担当授業》

春期講習

夏期講習

2019年度

期間1限2限3限
A期間
B期間
C期間
D期間
E期間地理読図・統計(西大寺校)
F期間夏のセンター地理B(大阪南校)
G期間地理読図・統計(京都南校)
H期間
K期間

冬期講習

2019年度

期間1限2限3限
A期間冬のセンター地理B(上本町校)
B期間
C期間冬のセンター地理B(茨木校)
D期間冬のセンター地理B(大阪南校)
E期間冬のセンター地理B(堺東校)
F期間冬のセンター地理B(西大寺校)冬のセンター地理B(西大寺校)

直前Ⅰ期

直前Ⅱ期

人物

  • 一浪の後、京都大学合格
  • 代ゼミ講師で、当時から人気講師だった。
  • 2015年から駿台と河合塾に移ってきた。
  • 赤本の編集委員を長く務めている。
  • 九大実戦など、様々な模試の作成にも携わっている。
  • 西宮育ちで、ややコテコテの関西弁。坊主頭で、ハゲてきたことをネタにすることも。
  • 語学堪能。5カ国語以上を話せる。
    • 「スラマッパ〜ギ〜」(インドネシア語でおはよう)
  • 京大では文化人類学を専攻しており、南アメリカの奥地など様々な場所で研究をした経験がある。
  • 奥さんは理化学研究所で働いているらしく、師が持ち帰った南米の菌のせいで奥さんの研究に影響が出たとか出ていないとか。
  • 旅行も大好きで、インドに行っていたため京大の入学式は欠席したらしい。

語録

「○○かぁい?(○○かい?って意味)」
「分かるかぁい?」
「(○○を説明する時)○○とはな~んだ?って言ったら・・・、」
「はーい、派手にアンダーライン引いとこぉかぁ~」
「さぁさぁさぁさぁ、行こうか~(雑談を切り上げる合図)」