上智大学 のバックアップ(No.9)
概要
- 早慶に並ぶレベルの私大であり、早慶と上智大学・東京理科大学をまとめて「早慶上理」と称されることがある。
- キリスト教神学の学術研究機関としては、京都大学文学部に専門のコースが存在する(関東駿台の久山道彦先生がここの出身)。
- クリスチャンでなくても思想・信条に関係なく在学可能であるが、曲がりなりにもカトリック校であるため、キリスト教系の教養科目が必修となっている。
- 外国語学部が有名な他、語学教育・人文科学に強い大学だと言われている。
- 勝田耕史先生など、上智外国語学部英語学科(外英)出身の駿台英語科講師が多い。
- 外英出身の講師は総じて理屈を深追いせず、暗記すべきものと理解すべきものをはっきり区別する傾向がある。
- 4技能試験のひとつであるTEAPを作ったのもここ。
学部
神学部
- ある意味で看板学部。
- 欧米の神学校の流れを引くカトリック聖職者の専門養成機関であり、一般的な大学の学部とは毛色が異なる。
- 心理学科が有名。
- カリキュラムが充実しており、心理学の教育機関としては国内最高峰。
- 看板学部。
- 関東駿台の英語科はここの出身者が多く、一種の学閥ができている。
- 最近では声優の上坂すみれが出身ということで一部で有名らしい(ロシア語学科卒)。
総合グローバル学部
- 英語によるリベラルアーツ教育を行っている。
- インターナショナルスクール・海外高校の出身者が多数を占める。
- 入試時の書類選考としてSAT・TOEFL iBTのスコアを提出する必要があり、いわゆる「純ジャパ」の受験生が受けるにはハードルが高め。
キャンパス
入試
概要
- 一般入試の他に、自前で開発した4技能試験「TEAP」のスコアを用いる入試形式を設けている。
- 推薦入試を実施している。
- カトリック系大学ならではの特徴として、ミッション系高校専用の推薦枠がある。
- 関東の受験界では、一般入試の英語が解きにくいことで有名。
- 出題傾向としては、精読してじっくり考えるのではなく、現代の英文学作品や評論文を大量に出題して高速処理能力を問うタイプ。
- 構文主義的な英文解釈では対策が難しい典型例で、竹岡先生のような多読による対策が必要。