数学EXL のバックアップ(No.6)
監修講師
使用コース
EX東大文系、スーパー東大文系DASH
EX京大文系、スーパー京大文系DASH
- 数学難問テストというオプションに申し込めば同様のテストが受けられるが、講師による解説はない。
特徴
- 毎週演習50分、解説50分で行われる全24回のテストゼミ。
- 大数C〜Dレベルの問題が出題される。
- 作成者の吉岡師も「EXL、EX、つまり余分ということなんです」や「一題完答できれば充分です。二題分解くのは時間的に不可能です」などとLSクラスにおいて発言されていらっしゃった。
- LSでは、平均点は3割程度、トップ層の得点は6割程度。難問テストとしての平均点は1割程度。
- 基幹教材である『数学YS/数学YSk』が基本問題を通じて要項を学ぶ役割であるのに対し、『東大文系数学研究』や『京大文系数学研究』は過去問を扱い傾向と対策を学習する。『数学EXL』は難問対策の意味合いが強く、『パワーアップ東大文系数学』や『パワーアップ京大文系数学』は出題傾向に沿った問題のうち絶対に完答しなければならない問題を中心に扱う。それぞれの役割を意識して取り組むと効果的であろう。
- 米村明芳師は『数学YS/数学YSk』や『パワーアップ東大文系数学/パワーアップ京大文系数学』と共に、確かな復習を心がけるよう口をすっぱくしておっしゃる。
- 杉山義明師の特設単科『数学IAIIBの完全攻略』や、季節講習で開講される同名の映像講座『数学IAIIBの完全攻略』も併せて受講すると、数学には隙がなくなるだろう。
担当講師
- 2018年度までは問題作成者である吉岡高志先生が担当していた。
- 師の解説によって難問は難問でなくなる。
- 補充プリントに掲載された例題や類題もためになるものばかり。
- その結果、LSクラスには小山信者が大量発生した。
- 文系クラスの数学難問演習であるにも関わらず、授業を切るものが現れなかった。
- 他校舎で開催された、夏以降の勉強に関するトークイベントに出席する者が多数現れた。
- 小山師が担当する夏期講習『数学特講(IAIIB)』はLSクラスのほぼ全員が受講していた。
- 小山師が担当する冬期講習『満点へのセンター数学IAIIB』もLSの生徒がそこそこ受講していた。
- 福岡校での東大文系数学研究やパワーアップ東大文系数学と同様に、師の美しい数学を味わえる。
おすすめ参考書
- 数学が得意で他教科の学習にも余裕がある受験生には以下の参考書を併用すると学習効果が高くなるだろう。
『数学精選問題集 良問マルシェ 数学I・A・II・B』
松永光雄師と八木祐一師の共著。典型問題を確実に取り切ることを目標としている。タイトルに違わず、良問揃いなので、下記の問題集に取り組む前段階としてちょうどよいだろう。
『ハイレベル数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの完全攻略』
杉山義明師と米村明芳師の共著。丁寧な解説と1つの問題から派生する豊富な演習問題が特徴。夏期講習『数学特講(IAIIB)』をベースに作られている。難度は若干下がるが、問題選定はかなり似ているので演習に良いだろう。
『テーマ別演習①入試数学の掌握 総論編』
『テーマ別演習②入試数学の掌握 各論錬磨編』
『テーマ別演習③入試数学の掌握 各論実戦編』
数学力を極限まで鍛えたい受験生向け。表紙で「君の数学力を理Ⅲ・京医・阪医合格レベルに導く究極の指南書」と述べられているように、本来は理系上位層向けに作られている。ただし、扱う分野は数学IAIIBが大半なので、数学が本当に良くできる文系の受験生のさらなる飛躍に繋がるであろう。中途半端な実力では確実にオーバーワークなので注意しよう。