大森徹 のバックアップ(No.3)


大森徹(おおもり とおる)は、駿台予備学校生物科専任講師。京都校大阪校広島校に出講。講習では名古屋校にも出講。広島校校長

経歴

  • 1955年7月6日生まれ。
  • 大阪府出身。
  • 近畿大学農学部卒業。
  • 駿台に来るまでは、高校や大学、他の予備校でも講師をしていた。

授業

  • プリントを使った非常に分かりやすい授業を展開する。初学者でもついていける内容となっていて、いつの間にか難問が解けるようになる。
    • 師の授業内容を完全に理解できれば、理論上入試において怖いものなしである。
  • 理解の手助けになるような物や写真などの多彩なアイテム、小物を毎回持って来て下さる。
    • 問題の材料に様々なキャラクターが用いられるので面白い。
    • ちなみに東急ハンズで授業のネタになるものを探している。
      • 「まぁトトロの交尾なんて出来れば見たくないけどね(笑)」
      • トトロ以外にもバルタン星人やハム太郎が登場したりする。
      • DNAの二重螺旋構造の模型を造るのに前日の深夜3時までかかったという。
    • 『Part1』でのゴキブリGの話では一度壊れる。
    • 胆石が出来た時は限界ギリギリまで講義を続け、その後の講義は半年以上休んだらしい。またその胆石を貰い、関係する授業の時に持って来ていた。
  • どの層の学生からも絶大な支持を受けているが、比較的初心者向けの授業を展開する。
    • 初級者を中級者へと持って行くことに関して師の右に出る講師は居ない。事実、師の著書である『生物基礎問題精講』に掲載されている様な基礎的な問題の解法・解説はトップクラスである。
    • 一方で超上位層の生徒には師の授業のみでは難関大や医学部で出題される読解問題の実力は付きにくいという人もいる。
  • プリントは良くも悪くも非常にシンプルな構成になっており、重要なことを板書せず口頭で言っていることもあるので適宜メモを取った方が良い。
    • またプリントの隙間に後から情報を追加させることが多々あり、スペース的に板書をプリントに収められないと言ったことも起こるので、予備のプリントを貰っておくか、板書内容を別紙にメモしておいて後で写し直すと綺麗に板書事項を整理できるかも知れない。
  • 偶にチョークで曲線や直線を描く時、黒板をはみ出して、壁まで曲線を描くというボケに走りなさるが、あまりの大胆さに生徒は苦笑いである。
    • 「上皮細胞」の上の字、「チン小帯」の帯の字を書く時にこれらのボケを見ることができるかもしれない。
  • センター後の最後の授業では生徒全員にメッセージ付きキットカット配布&バイオリン披露&握手をしてメッセージの入ったキットカットを渡し、最後の戦場へと挑む生徒達を激励してくれる。おや、目から海水が・・・。
  • 早口+さ行の呂律が回っていない点は、生物科講師としては致命的だが・・・。
    • 胚珠を「はいっっしゅっっ」と読むのはお約束。
    • 一方、被食者-捕食者相互関係(ひしょくしゃほしょくしゃそうごかんけい)の発音は努力の程が窺えるほど完璧である。
  • 質問対応は非常に丁寧。
    • 2コマ以上の連続授業では休み時間も教室内で待機して質問を受け付けてくださる。
    • 個別の質問対応の時は、授業時のテンションと差があり過ぎて、ご機嫌ナナメなのかと思って不安になりがちなので注意。
    • 通期授業でも授業後教室に残ってくださる。テキスト以外の質問でも嫌な顔せず答えてくださる。生物のTAはあまりないので、非常にありがたい。
    • 自身が担当していないクラスの生徒や、担当していない授業の質問でも喜んで答えてくれる。

担当授業

通期

2019年度

《出講表》

曜日校舎
月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
土曜日

《担当授業》

夏期講習

2019年度

期間1限2限3限
A期間
B期間
C期間遺伝特講(大阪校)
D期間遺伝特講(京都校)
E期間遺伝特講(名古屋校)
F期間
G期間
H期間遺伝特講(広島校)
K期間

遺伝特講

  • もはや伝説講座レベルのオススメ講座である。センター選択のみの生徒も、生物選択ならぜひ受講をオススメする。
    • ただ、2015年度以降は遺伝分野の範囲が減ってしまったため以前ほど遺伝で差がつかなくなってしまったが、それでも受ける価値はある。

冬期講習

2019年度

期間1限2限3限
A期間
B期間生物総整理(京都校)
C期間生物総整理(広島校)冬のセンター生物(広島校)
D期間
E期間
F期間
G期間
H期間
K期間

直前II期

2019年度

オンデマンドサテネット

人物

  • 現在駿台のテキストと模試の作成及び授業とオンデマンドサテネット講座の収録、参考書や青本の執筆、生物科の先生達が集まる研究セミナーの講師など非常に多忙な生活を送っている。
    • 駿台生物科のテキストや問題集はほぼ師が執筆・編集し、多数の大学の青本も手掛けている。
  • 伊藤和修先生や森田亮一朗先生をはじめ、多くの弟子が駿台若手講師として活躍している。中でも伊藤和修先生は日本の若手最強クラスまで登りつめている。
  • これまで20冊近い参考書を執筆している。
    ジュンク堂書店には「大森の本」というコーナーがあるほど。
    • 今でこそ有名な先生であるが、1996年の著作デビュー当時は代々木ゼミナール大森茂先生と参考書を混同されることもあった。
      • 名前が似ている上に、大森徹先生のデビュー作『大学入試の得点源 生物IB[要点]』(文英堂)が、大森茂先生の『生物IB・IIの〈超〉重点』(学生社)と似ていたためである。
      • 2008年に大森先生が『東大の生物 25ヶ年』(教学社)を出版した時は一部の大森先生ファンが勘違いし狂喜した。
  • 2012年に入り自身のオフィシャルサイトを開設した。
    • サイト内でブログもやっており、コメントすると丁寧に返信してくれる。
  • 黒板に語句を書いた後、足を上げる癖がある。
  • 愛しのプラナリアと言われていた割には、プラナリアが亡くなった時の反応は結構薄かった。
    • その後新たなプラナリアを飼い出したらしい。その動物の死への切り替えの早さは流石生物講師といったところか。
  • パンフレットの自己紹介文は、その年の流行りのギャグを交えて結構な頻度で更新されていたりする。
  • 地理科岡田了一郎先生と仲が良く、岡田了一郎先生のオンデマンド講座にゲスト出演することがある。
  • ちなみに師は大学受験時代、まさかの物理・化学選択者だった。
    • しかし最近、受験生時代から生物選択だった説も浮上している。
  • 大変美人の娘さんがおられる。プロのマリンバの演奏者として活躍されている。
    • 師のウェブサイトでも紹介されている。とても仲が良いようである。
    • CDなんかも出しておられるようなので、機会があればまた聞いてみてはどうだろうか。

テキスト/模試作成

語録

  • 「ユレモネンジュモアナベナユレモネンジュモアナベナユレモネンジュモアナベナ」
  • 「フコキサンチ~ン♪パクパクパクパクパクパク」
  • 「マメクリアサガオアブラナナズナ!マメクリアサガオアブラナナズナ!!!」
  • 「覚えやすい名前っ。ん、んん。」
  • 「〇〇大と△△大のミックスブレンド。」
  • 「いけますか??」
  • 「カンタン。たったこれだけ。何も難しくないですね。」
  • 「はいこんにちは。」
  • 「はいじゃあ今日はこれで終わります。」

著作

センター対策から東大・医学部系まで幅広い分野の参考書を様々な出版社から数多く出している。

生物に関する一般書籍もある。

各著書の特徴及び使い方は師のホームページを参照されたい。

学習参考書

  • 『大学入試の得点源 生物 [要点]―必出ポイント202の攻略で合格を決める』(文英堂)
  • 『センターはこれだけ!』、『センターはこれだけ!演習/実験・考察編』(文英堂)
  • 大森徹の最強講義117講』(文英堂)
  • 大森徹の最強問題集159問』(文英堂)
  • 『シグマベスト 入試標準問題集 [生物基礎・生物]』(大森徹 著 文英堂、2019年7月31日)
  • 大森徹の生物 計算・グラフ問題の解法』(旺文社)
  • 大森徹の生物 記述・論述問題の解法』(旺文社)
  • 大森徹の生物 遺伝問題の解法』(旺文社)
  • 大森徹の実験・考察問題の解法』(旺文社)
  • 『直接書き込む大森徹の生物 遺伝のノート』(旺文社)
  • 『生物基礎問題精講』(旺文社)
  • 『日本一詳しい 大学入試完全網羅 生物基礎・生物のすべて』(中経出版/KADOKAWA)
  • 大森徹の究極パネル式生物基礎』(技術評論社)

一般書

  • 『いっきに読める体のしくみ』(中経出版)
  • 『忘れてしまった高校の生物を復習する本』(中経出版)

}}}