有機化学特講 のバックアップ(No.2)


設置校舎

高卒コースのある全校舎。

概要

  • 電子論を用いて有機化学を体系的に理解することが目標。
  • 受験レベル+αを解説する講座である。

特徴

  • 講座自体は非常に良質で、ある程度のレベルの学生ならば有機化学の実力は最高レベルまで引き上げられる。
  • 誤解されがちだが、この講座に付いて行くだけならば、夏期の『化学特講I(計算問題)』ほど高いレベルは要求されない。
    • しかし、冬期講習としてはかなり重い。センター試験に自信があり、ギリギリまで二次力を付けていきたい人や、受験以降の先を見据える余裕のある人orもう1年浪人する計画で勉強している人でない限り勧めることは出来ない。
  • 電子論を初めて知るという人には、時間的余裕を考えても、とてもお勧めできない。
    • 通期で電子論をある程度理解した人(電子論を主軸にして解説しない講師が担当でも、星本悦司先生ぐらい言及されていれば大丈夫)が最後の仕上げに受けるといった感じだが、その場合も通期の復習に時間を当てた方が賢明だろう。
    • 時期を考えても、志望校の有機化学の過去問を解いた方が好ましい。
      • 過去問の解き方と答えを全て覚えてしまうほどにやってしまうのならば良いかもしれないが、このような余裕は殆どの人はない、と言っても過言ではない。
    • 校内生は後期『Part2』の授業で有機化学の入試対策は万全なので、後期授業の復習をしっかりすると良いだろう。

テキスト

  • テキスト作成は石川正明先生。
  • 参考用に最初の章に混成軌道について書いてあるが自習扱い。
    • 物質の名前の英語名での付け方も書いてある。
  • 原点からの化学シリーズ』の有機化学と構成は似ている。(著者が同じなので当たり前だが)

授業

  • 有機全分野扱うため、どの先生で受けても講義の説明時間に余裕はなく延長して何とか終わる。
    • 時間が被らないように前後に授業は入れない方が良いだろう。
  • 予習で分厚いテキスト(2019年度は403ページ。これは駿台のテキストの中でトップレベルで分厚い。)を読んでいることが大前提で、細かい所を中心に説明してから講義用問題を解く。

担当講師

  • 基本的には講師の担当が多いので山下幸久先生や高田幹士先生、伊達正人先生らの担当分設置を求める声も多い
    • 2013年度までは山下幸久先生と伊達正人先生の担当もあった。
    • 山下幸久先生の担当を求める声は非常に多い。師の担当分が無いためにこの講座の受講検討を止める生徒もいるレベルである。
  • 石川正明先生担当でも一番小さい教室が使われる程人が少なかったことも。
    • そして、1時間毎に数人ずつ消えていく(授業が悪いと言う訳では決してない)。
    • 嶋田竜人先生曰く、「(申込締切が連発する)石川正明先生担当分の講座でさえ当日申し込みをしたとしても、空いているくらい人はいないです。講座が近づいてきて、各教科のセンターが固まってると思うのなら受けなさい。」

石川正明

嶋田竜人

  • 京都南校大阪南校西大寺校を担当。
  • 毎日1時間以上延長する【SHG】となる。(それでも最後の医薬品等までには到達出来ない。そもそも先生達はこのテーマがそんなに重要でないと考えておられるので、解説するとしても軽め。)。
  • 山下幸久先生曰く、夜のコマでの延長記録は23時半までとのこと。しかし、真偽は不明。22時半までしたことは確か。

岡哲大

  • 上本町校神戸校広島校福岡校を担当。
  • 若手ではあるが、アドバイスをもらった(本人談)ため、非常に分かりやすい。
  • 現役生の受講が多め。
  • 授業はおかがくのーとと手書きの演習問題解説プリントを用いて行われる。
  • 身の回りのものとリンクさせることで理解が深まりやすくなる。
  • 受験におけるテクニックをバランスよく教えてくれる。
  • ジャイアンが大活躍である。(詳しくは受けてのお楽しみ)
  • 毎日30分程延長する。

白井康寛

石井光雄

  • 浜松校を担当。
  • 師も現役時代に名古屋校で本講座を受講したと仰っていた。当時も石川正明先生が担当していたとのこと。
  • 師自身、有機化学が不得意なままこの講座を取った経験が有るためか、苦手な人のことも考え、基礎も確認しながら授業を進めてくださる。
  • 授業は1,2日目は板書で、3,4日目はプリントも使いながら行われる。

設置一覧

【2019/20年】