八木祐一 のバックアップ(No.13)


八木祐一(やぎゆういち)は、駿台予備学校数学科講師。大阪校千里中央校上本町校西大寺校広島校大阪南校天王寺校に出講。

授業

  • マイクを口元に当てて、「はいっ、おはようございます~/こんにちは~」。(ダンディーに)
    • この後マイクを服に付ける。
  • どう聞いても声が完全に麒麟(の川島)です。(横顔が平成ノブシコブシの吉村に似ている?)
  • 基本的に板書しながら同じスピードで喋る。
  • ただ、細かい解説を施す際、「あああ、あのですねぇー」みたいにやたらとキョドる。
    • 噛んだりどもったり、師自身自分の発音が気に食わなかったりする時もあるので、言い直す場合もまあまあある。
      • 一度「ルゥ、ルゥ、ルゥ、ルゥゥゥゥゥゥゥゥーート」、「シャシェシャシャシャヘシャシェン」、「チョチョチョチョチョチョチョチョ、チョーーテン」と師独特の発音のために盛大に噛んだこともあった。
    • これらは非常に趣深い。師の言うところの「美スィー」のである。
  • かなり発音が独特。また、基本言い回しが凄く面白い。
    • 式が煩雑になって崩壊することを「爆発」、爆発して解けなくなることを「楽しい」、解けなくて詰むことを「死亡」と言う。つまりこれらはほぼ同一の意味である。
      • その他は下の語録を参照。
  • 授業中連発してくるが、終始真顔もしくはドヤ顔(平方完成などを言う時など)なのでウケを狙っているのか笑って良いのか分からず、受講する生徒はリアクションに困る。とはいっても、師は決してウケ狙いに走るような人ではないので、あれが師の素だということで良いのではないか。
  • 熱狂的なファンも多数存在する模様。師のファンは授業終わりにこれらの言い回しに対して感想を言い合う(特にファンの集まりやすい講習など)。
  • YouTubeで活動している阪大積分サークルのあるメンバーの高校の時の数学の先生の発音がネタにされており、視聴者からも面白いと大変好評だが、その先生は間違いなく師のことである。
  • 「!(階乗)」「’(プライム)」「■(証明終わり)」の記号を他のどの数学科の先生よりも力を込めて書く。二次試験の手書きの解答速報も力強く書かれている。
  • 授業はテクニックに走るような解き方はせず、それぞれの問題を基本に忠実に従って指導するので分かりやすい。
    • 「こんなんでバウムクーヘン(積分)とか言ってる場合ちゃうでと。基礎が出来てない人に限ってテクニックに走るからねぇ。」
  • 板書はかなり丁寧。数学科にしては色を多く用い、ピンク、黄色、黄緑、白チョークを使う。
  • 数IIIの部分積分では積分する所を黄緑色、微分する所を黄色のチョークで下線を引く。そのため部分積分が分かりやすい。
  • 合同式については否定的であり、「イキって間違えるのはアホ」とのことである(商が見えなくなるのでそこに大切なポイントがある時に出来なくなってしまうため)。また、偶に良くない例を見せ「こんな解き方は犬並みの思考」と一刀両断することも。
  • 組立除法についても否定的である。白紙に無駄なスペースを使うより、慣れれば暗算でやる方が速く、正確であるとのこと。
    日々、組立除法をするのが楽しいと思っている人は使ってもいいとのこと。
  • また、模試などの模範解答では、あたかもすぐその方針が思い付いたかのように書いてあるが(それも仕方がないことなのだが)、それはあまり意味ないと言い、実際の解答を書く時は、生徒目線で実際に失敗して見せて、何故無理なのかのコメントを添えてから、改めて解答を一から書き直すことがある。
    • 「はじめから正しい解答の授業をしてください」という生徒には、授業ではなく市販の参考書を買うように勧める。
  • 方針もきちんと説明してくれ、板書スピードも生徒がノートを書くスピードとほぼ同じなので、教材のレベルが妥当なら置いて行かれることなく納得しながら授業を受けることができる。
  • 問題で問われていなかったり、前以て与えられていることでも、これは知っておかないといけなかったり、自力で導けないといけないと思うことは[]で括って板書&説明してくれる。
    • 「やっぱり、入試で聞かれそうなことを教えないっていうのはワシにとっては授業じゃないからねぇ。」
  • 以上のことから授業の評判はかなり良く、講習では偶に締切講座が出るほど。
  • 数学は自分の頭で考えることが大切なので、答えまで行かないにしろ出来る限りしっかり考えて来てから授業を受けることを強く勧めている。また、"効率の良い勉強"について疑問視し批判する。
    • 「先にねぇ、解答を聞いてから効率良く勉強しようと思っても駄目やからねぇ。」
  • また講習や現役クラスで授業が延長した後は、次の授業開始時間を少し繰り下げる。そのため、休み時間は10分確保される。
  • 近年は、高卒生では大阪校EXコースを始めとした各校舎の上位クラスを担当することが多く、現役生では中堅のクラス(高3スーパー理系数学Sなど)を教えることが多い。
    • その安定した分かりやすさにより、得意な人・苦手な人のどちらからの評価も高い。
    • 丁寧すぎるために超上位層はやや退屈する時があるかもしれない。
    • ただ、講習での『数学特講闘魂』の受講者は杉山義明先生、米村明芳先生をはじめとするベテラン勢に比べ若干少なめである。
    • 2020年度の大阪校SSクラス担当により、『数学特講闘魂』の受講者数も増えて「美スィー」ことになることが期待される。
  • 難問であればあるほど解答に近付くにつれ、テンションが上がり文字がデカくなり、筆圧も強くなって黒板に跡が残ってしまう。稀にテンションが上がり過ぎて声のトーンが凄い事になることがある。
    • また、重要な所や強調したい所も筆圧が濃くなる。白チョークだけでも重要な部分が分かってしまうのが流石である。慣れてくると、濃い部分を色ペンで書く生徒も出て来る。その時のチョークの音が凄まじいので、初めてだとびっくりする。
    • 言いたいだけなのか「j」という文字をやたら頻繁に使う。
  • 普通は使わないような所で公式などを使う時も筆圧が濃くなり、声もかなり力強くなる時もある。
  • 米村明芳先生や杉山義明先生と同様、雑談、ネタはおろか、授業で数学以外の事は殆ど語らないので、その私生活は謎に包まれている。が、偶に話してくれたりする。聞けたら超ラッキー。
  • 授業では常に無表情だが、駿台パンフレットの講師紹介の写真では満面の笑顔。
    • どうやって撮ったんだ。
    • ただ最近はやけにニヤついている気がする。著書が売れて嬉しいのだろうか。
  • 黒板の書く時の体勢がかっこいい(半身)。しかも顔もかっこいい。デスクでパソコンを打つ姿がイケてる。
    • 横を向いて解説する姿がキック前の五郎丸に似ている。

担当授業

通期

2021年度

《出講表》

曜日校舎
月曜日大阪校千里中央校
火曜日上本町校西大寺校
水曜日広島校
木曜日
金曜日大阪南校天王寺校
土曜日上本町校

《担当授業》

2018年度

《出講表》

曜日校舎
月曜日大阪校
火曜日大阪南校西大寺校
水曜日広島校
木曜日上本町校
金曜日大阪南校上本町校
土曜日上本町校

《担当授業》

春期講習

夏期講習

2019年度

冬期講習

2019年度

直前講習

直前Ⅰ期

直前Ⅱ期

人物

  • 質問時は普通に喋る。それでも声は麒麟川島。
  • ファッションも独特で、袈裟のような服を着て来る事もある。
    • どこで買うんだ? 町中であのまま歩いているのか?いや、そんなはずはない。ただ、最近は普通の服装であるような気がする・・・。
  • また、意外と背が低い。後ろ姿はかっこいい少年的な感じ。体は結構筋肉質。
  • 地理科森雄介先生曰く同期なので、2020年度現在41歳と思われる。同じく森雄介先生と同期の現代文科池上和裕先生と仲が良いのも納得。
  • 昔に雑誌か何かのモデルをしていたと噂に聞くが真偽は不明。しかし、かっこいいので問題ない。
  • 左手の薬指に指輪をしており、妻と小さい子供がいる。
  • 若手だが一人称は「ワシ」、「オジサン」というギャップがある。広島出身なのか?
    • 「何でオジサンそんなことしたのーっていったら・・・」
    • 「(円周率)小数第百万位ぐらいまで書いてあるだけの本、オジサン家にあるんですけどォ〜」
    • 因みに2014年からは『広大数学』を担当している。やはり広島の人なのだろうか・・・。
    • それゆえか、広島校では広島校ローカル講師と勘違いされることも。
  • 2021年度の広島校での前期授業について、新幹線の遅れによりSAクラスの授業が1時間出来ず、その1時間の補講のためだけに前期後に広島校へ行かなければならないことを『罰ゲームみたい』と言っていた。
  • 講習(高3、高卒の冬期・直前を除く)の最後では「またどこかでお会い出来ると良いですね。」と言って教室を去って行く。
  • 通常で授業を受けていなくても、噂などで多くの人が師の顔と名前を知っている。

テキスト/模試作成

語録

発音集

  • 数学ZB』→「ゼッツビー」
  • 数学ZD』→「ゼッツデー」ないしは「ゼットデー」
  • 『線分PQ』→「ピッキュー」
  • 『線分OP』→「オッピー」
  • 『三角形KPQ』→「三角形ケッピッキュー」
  • 『ベクトルAL』→「ベクトルュエーェロゥ」
  • 『ルート』→「ルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥト」
  • 『インテグラル』→「ウィンテグラル」(最近は「インテグラル」と普通に言うことがある)
  • 『関数』→「キャン数」
  • 『四面体』→「ス面体」
  • 『漸近線』→「ジェン近シェン」
  • 『斜線』→「シャシェン」
  • 『正射影ベクトル』→「シェイシェイベクトル」
  • 『場合分け』→「バヤイ分け」
  • 『三平方の定理』→「さんへい!っほぅの定理」
  • 『平方完成』→「へい!っほぅかんせい!!」
    • 日本一「平方完成」をかっこよく言う人ではないか?
  • 『増減表』→「どぉぅ↑げん↓ひゃぉう↑」(かなりレア)
    • これは師のテンションが上がった時のみ。
  • 『必要十分条件』→「ひっちょじゅうぶんじょうけん」「ひっちゅじゅうぶんじょうけん」(しばしば)
  • 『部分分数分解 』→ 「ぶぶっぶっすーぶんかい」
  • 『偶関数』→「ぎょぉ↑ぅかん↓すぅ」
  • 『図斜線部』→「ずしゃしぇんぶ」
  • 『よって』→「よつて」
  • "θ"→「スィータ」
  • "γ"→「ギャンマー」
  • "tan"→「タンゼント」
  • "2π"→「トゥーパイ」
  • "∞"→「インフィニティ」
  • "α ̄(バー)"→「アルファーパー」
  • "j"→「ジェーイ」
  • "x"→「エッキス」(レア)
  • "z"→「ジェット」
  • "Σ"→「セグマ」(レア)

言い回し集

  • 「こんな7乗なんか展開すると爆発しますからね。」
  • 「ルゥゥゥゥゥゥゥトマイナスeのx乗とかはね、わけ分からんことになって楽し過ぎますから止めてください。」
  • 「た、た、たまに、こ、こ、こういう問題はありますからねぇ。」
  • 「以上でしゅ(ドヤ顔)」
  • 「はい(ドヤ顔)」(←話の切れ目に言う)
  • 「だって絶対値付けたまま積分出来ないんだもん(ドヤ顔)」
  • 「〜しちゃって良いんですか!・・・良いんです!!(ドヤ顔)」
  • 「今、ワシらが求めたいのはじぇんじぇん(全然)分かりまへんので~」
  • 「ごめんちゃい(ごめんなさい)。」
  • 「こんなことしたらあきまへんで~」
  • (数式を〇で割る時)「〇で割っちゃって~」
  • (極限の問題で)「〇を無限大にぶっ飛ばすと・・・」(そんな飛ばさんでも・・・)
  • 「i(虚数単位)の力を借りて(複素数平面を用いること)」
  • 「ド田舎の電車ちゃうで~」(車両の色の塗り分け問題で)
  • 「いつも1なんですよ、いつも1なんですよ、いつも1なんですよ(大事なことなので3回言いました)。」
  • 「行けるやろとか言ってイキってそのまま突っ込んで行って死亡した答案を見てきましたからね。」
  • (問題文にある長い条件を超早口で言って)チョットナニイッテルノカワカンナイってなりますけど〜」

著作