英文読解特講 のバックアップ(No.1)
【竹岡広信のオリジナル映像講座】
システム
- 標準(part1・2)、発展(part1・2) の全4シリーズ。
- 標準編が『ハイレベル英文精読』より簡単。
- 発展編は『ハイレベル英文精読』よりはるかに難しい。その上とてつもなく量が多い。相当な覚悟が必要。
- Part1とPart2はレベルは同じだが扱う例文が異なる。
標準編について
(part1)
旧帝大(東大、京大以外)や地方国公立大を中心に出題。
(part2)
地方国公立大と私大(津田塾大のみ)を中心に出題。
発展編(PART1)について
- 医科歯科大をはじめ東外大、早稲田など量・質共に難関な英文が4題×4日続く。主に関東の大学を想定しているようである。
- 前書きでは駿台伝統の「構造分析」、「言い換え・対比」、「ディスコースマーカー」など巷に溢れる読解法が暗に批判されている。
- 予習量が半端ないため講座までに早く文章を読みパラメモをするのが良い。
- CDが付いているのでリスニング・ディクテーションの練習ができる。二次で難しいリスニングが出る東京大学、東京外国語大、早稲田教養学部、一橋大学を目指す人は取って損はない。
発展編 (PART2)について
- 英語最難関大御三家 (京都府医、東京医歯、島根医大)が中心。
〈設問を考慮すれば、旧帝大以上〉 - 全国屈指の英語長文を扱うので師も気合いが入っている。正直、和歌山県立医大のとある長文は全然意味が取れなかった。
- 医系英語でも毎年、同大学の英文を扱う。
授業について
- パラメモの練習には最適であり、師の通常授業がある・ないに関わらず読解力の底上げに最適の講座。
- パラメモとは、そのパラグラフで言いたいことを短く書いて、文章全体におけるパラグラフ毎の流れを読み取るというものである。
- ただ3コマで最難関レベルの長文を4個解説するという
頭のおかしいえげつない分量なので、本文を一文ずつ解説するなどということはなく、早歩き(時々ダッシュ)で駆け抜けていく授業となるので、そこは留意しておくと良い。予習がメイン、復習がサブ、講義はサブ中のサブとなる。しっかり読んで、わからなかった単語はある程度調べて、設問も(わからなくても)自分なりに答えを作ってから講義を視聴すると良いと思う。また、4日連続で視聴するのも良いが、1日で4題やるので1、2日目を予習→視聴、3、4日目を予習→視聴のように分けてみるのもありだと思う。 - 単語レベルが難し過ぎるものもあるが、どれも抽象→具体であり読む力が付く。
- とにかく多読が実力に繋がることが実感できるだろう。速読・要約するための練習にもなる。
- なお、この講座はその性質上センター前の冬期よりも夏期に取った方が良い。