松浦寛之(まつうらひろゆき)は、駿台予備学校化学科講師。
経歴
- 名古屋大学工学部卒業。
- 2010年3月、名古屋大学大学院工学研究科修士課程修了。
- 修士(工学)(名古屋大学、2009年度)。
- 修士論文「予混合水素酸素炎中において高温材料から発生する化学種の計測
Measurements of Chemical Species generated from High Temperature Materials in a Premixed Hydrogen-Oxygen Flame」
- 他の修士課程の学生との協同論文。
授業
- 授業はほぼ板書スタイル。ただし、授業問題以外の大半は、穴埋め形式のB5サイズ両面刷りのプリントとなっており、1回の通期授業で4枚ほど毎回配られる。
- 計算する順序が番号で示されるので復習の時に分かりやすい。
- 気体の分野では、数学の行列のようにして、各状態における[P,V,n,T]を書き出し、比例関係を探るといった、独特な方法を用いる。ただし、慣れると計算の見通しを立てるのになかなか良いので是非習得したい。
- 有機分野では「問題を解く」ことに特化した授業展開である。
- 授業ではある程度の基本事項は踏襲なさらず、各自でテキスト等で覚えることとなる(特に大事なものは説明なさる)。
- 代わりに問題を解く時のポイント、心構え等を丁寧に説明してくれる。
- 通期は高卒クラスへの担当はなく全て現役クラスであったが、2018年度より神戸校SBクラスの『化学S Part2』を担当するようになった(2017年度までは嶋田竜人先生が担当)。
- 話し方は関西人にとっては独特であると評判。
- 授業毎に雑談をしてくれるが、内容の好みは人によって分かれる。
- 内容は主に、日本の文化、歴史について言及しつつ、日本の現状の問題点に対し、我々が何を行っていくべきか、などといったような点に観点をおいた話であったり、はたまた、身のまわりの生活に溢れている化学の危険物質に関して、どういった背景のもと蔓延しているのか、またそれの社会的影響はどうなのか、といったような話が多い。これらに関しては、師の通期授業を聞いている人やtwitterを参照するなどするとよく分かるであろう。
担当授業
通期
人物
- Twitterをやっている。
- 「気」は「氣」、「学」は「學」のように一部旧字体を好む傾向がある。
- 駿台講師の中では珍しく右派系の主義思想を持っている。ただしあくまで予想である上、twitterを見る限りそこまで過激な事は言ってはおられない。
- いわゆる名古屋ローカル講師で、関西地区での知名度はまだ低い。
- 2015年度まで主に東海地方を担当しておられた。故に他の先生からあまり知られていない。
- 現在も講習などは東海地方への出講が目立つ。しかし、最近では関西の出講も徐々に増えている。
- 淵野英俊先生の退職?の都合で伊達正人先生の広島校出講がなくなり、代わりに19年度から広島校に出講されている。