神戸大学

Sat, 18 Jul 2020 10:16:35 JST (1377d)
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  • 兵庫県に本部を置く日本の国立大学。
  • 略称は「神大(しんだい)」。
    (※最低限の内容のみ記載して立項しました。追記・修正お願いします。)

概要

  • 全身母体は、旧三商大(現・一橋大学神戸大学、大阪市立大学)の一つ旧制官立神戸商業大学(神戸経済大学)。
    • ではあるが、経済系志望者以外には、意外と知られていない。
    • 法学部経済学部・経営学部の前身校。
    • 同じく旧制官立高等商業学校であった一橋大学とは兄弟校とも言える。
  • 旧帝大ではないが、一橋大、東工大とともに、「旧帝一工神」として旧帝大並みの扱われ方をされることが多い(7帝1工2商)。

特徴

  • 大学創立年・・・神戸大学の古のルーツは医学部のルーツである明治2年(1869年)に設立の神戸病院、旧教育学部のルーツである明治7年(1874年)創設の兵庫県師範伝習所などにたどり着くが、これらは必ずしも新制神戸大学の母体でないので、この母体となった神戸経済大学のルーツである旧制神戸高等商業学校の明治35年(1902年)設立をもって神戸大学の設立の起点とすることが、平成2年(1990年)9月に全学合意で決定された。
  • 国立大学であるが、名古屋大学、横浜国立大学と同様に都市名が大学名となっている。
  • 看板学部は、旧神戸商大の後身で、日本初設置の経営学部。旧制官立神戸工業高等専門学校の後身である工学部も看板学部らしい。
    • 海事科学部も、旧制官立神戸高等商船学校の流れを汲む神戸商船大学の名残で看板学部らしい。
  • 看板学部の経営以外に、経済、法学など社会科学系の学問にも力を入れており、研究・就職も非常に高いレベルにある。
  • 学生の雰囲気は現役時代しっかり部活に打ち込みつつ現役合格していく要領のいい人が多い。
    • 要領よく勉強し遊ぶ、大学生らしい大学生が多い。

学部

  • 各学部にそれぞれ前身諸校があり、また、教養部廃止と大学院重点化で各「研究科・学部」がかなり独立している。
  • 教養部廃止は本校が嚆矢である(大学設置基準の大綱化)。
  • 学部の統廃合を繰り返し、先進的である反面、歴史・伝統を蔑ろにしているとの批判もある。

文学部

国際人間科学部

国際文化学部

発達科学部

法学部

経済学部

経営学部

理学部

医学部

工学部

農学部

海事科学部

キャンパス

  • 六甲山の麓にあるので通学路は激坂である。
  • 同じようなレベルで、なおかつ、街並み、立地が似ている横浜国立大学とよく比べられるが、横国よりは立地は良い。
    • 阪急六甲駅から普通に歩いていける距離である。また神戸の中心地三宮にも電車で5分、大阪にも特急に乗れば30分ほどで着くので、遊びに行くのにも就活にも問題なし。
  • 神戸高商の神戸商大への昇格にあたり校地の移転が計画され、1935年10月に神戸市灘区高羽嘉太夫新田(現・同区六甲台町・六甲台校地)への移転が完了、新校舎竣工式が挙行された。
  • 戦災を免れた六甲台校地は、戦後1946年7月になってGHQにより一部の学舎が接収されるなどしたが、新制神戸大学への移行にあたり本部が設置、法・経・経営3学部の校地として継承され、現在に至っている。
  • 旧制神戸商大時代の建造物としては、本館(現在の神戸大学六甲台本館)・附属図書館・兼松記念館(2代目)・講堂が現存し、現役で使用されると共に国の登録有形文化財に登録されている。

入試

  • 駿台では難関国立大学に指定されている。
  • 京大や阪大とは違い癖の少ない標準的な良問が出題され、予備校では神大の過去問を演習に薦めることもある。
  • 現代文が極めて鬼畜。
    • あの小泉徹先生に「神戸大の現代文はどうにもならない」とまで言わしめ、師がある種、匙を投げてしまっている程。
    • 国語全体で80分だが、量の多さはさることながら問題文の難易度(≒抽象度)が極めて高く、さらに字数制限も非常にきつい。小泉徹先生曰く「普通に書こうと思ったらもうちょっと字数が欲しい」。
      • が、何が書いてあるか分かれば案外大したことは言ってなかったりする。地味に腹が立つ。
      • 要するに外見が厳ついだけの場合があるということである。無論、そこから内容を汲み取るのが難しいのだが。
      • 京大が「何を書けば良いのかが分からない」なら神戸大は「何を言ってるのか分からない」であろう。
  • 人によっては神戸大の現代文こそ日本で一番難しい、と評することも(上述のように何が言いたいのかすらさっぱりわからず、解答範囲も絞れないため)。
    • ある程度解答する箇所が分かれば、今度はキツイ字数制限というもう一つの難関が待ち受けている。

概要

出身者