松井康人
Fri, 18 Feb 2022 19:40:19 JST (1019d)
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松井康人(まついやすひと)は、駿台予備学校物理科講師。京都校、京都南校、福岡校に出講。京都校の校長。
経歴
- 大学時代は原子物理の研究をしていたらしい。そのためか原子物理の話になると嬉しそうに説明なさる。ただ、説明し過ぎて問題が全然進まないことも。
授業
- その愛嬌のある見た目とは裏腹に、物理を本質から理解させようとする余り、説明等に微積分やベクトルを多用してくる。
- いわゆる微積物理で授業をしてくれる関西物理科では珍しい講師。
- 特に力学分野の授業は毎回インテグラルや矢印があちこちに飛び交うので、物理が苦手な人は最初は少し困惑するかもしれないので、物理基礎と物理の教科書の力学分野を読み直すことを強く勧める。しかし、2021年度では物理Sのpart2の拘束条件の問題で、他の講師が微分して済ませる講師がいる中、微分を用いずに講義を行った。また、同年から全体的に微分の説明を控えた内容を行うなど講義の内容を変更していると思われる箇所が多々見られる。
- ただ、講義の最初の20分ほどは各テーマについて口頭で説明するため途中で沈没してしまう生徒が何人か見られるので頑張って起きて聞いておこう。口頭で説明して板書には書かないこともあるので注意。(師の授業が始まる前にコーヒーを飲んでおくか授業中にこっそりガムを噛んでおいてもいいかもしれない)。とにかく寝ないことである。
- これといった特徴もなく、前の理由もあって授業を切る人もいるが、師が最初の授業で言うように自分でやるよりも講師の講義に出た方が何倍も効率が良いので、切るならそのつもりで切ること。
- いわゆる生徒のウケを狙った雑談は全くされないし、淡々と授業をなさるためともすればぼんやりと受けてしまうor早々に授業を切り始める人も出てくる。
しかし師の話を聞いていると、物理の問題の慣例的な表現の仕方(例:伸び縮みしない糸、細長く一様な棒、○○の速度の大きさは☆☆の速度の大きさより十分速い 等)を問題を解く上でどう捉えて処理していけば良いのか、を口頭で本当にご丁寧に説明して下さる。また§ごとに分かれている単元に囚われず、試験本番でどのような思考過程で、数ある物理法則のうちどれを選んでいくのかも教えてくださる。
理科は2コマ連続ということで、授業の後半になってくると漫然と師の話を聞き流してしまいそうになるが、本当に勿体ない。中途半端に聞くのなら(勿論師に限ったことではないが)潔く切って自習をした方が良い。- ただ三幣剛史先生曰く、師はテキスト作りがメチャメチャ上手いらしい。
- 基本的に授業中は大忙しで、大事なポイントや解答に至るまでの思考回路を口頭でサラッと説明するので、ぼんやり聞かずにメモを取っておくと授業の理解度が格段に高まる。
- いかなる場合においても数学で定量的に解いていくので場面毎の微積の使い方が身に付くところが良いようだ。
- いずれにしても、高校では触れられなかった考え方を体験することが出来るという利点もある。古大工晴彦先生の授業が合わないと感じる人は検討しても良いかもしれない。
古大工先生か高井先生がpart1、松井先生がpart2だととてもいい組み合わせである。 - 図の綺麗さは一流。特にばねの図はとても綺麗。「図を描くのは早ければ早いほど良いです!」と言いながら超高速で描くのに上手い。
- 古大工先生はなぜこの式が物理にあるのかや生徒がどういう間違えを無意識にしているのかに重きをおいているのに対して、松井先生はこの公式はどうやって導かれているのかに重きをおいているため、古大工先生の方針に慣れすぎてしまうと松井先生の授業に疑問を持ち初めてしまうため
このところをきちんと把握しとかなければいけない。 - 波動の分野は解法が独特で、同じ考え方をする人でなければ理解に時間を要する。
- 「黒板を消さないで下さい。」も乱用する。乱用しすぎるせいか、黒板を消さないでくださいのプレートをおいてるにも関わらずおばちゃんが消してしまうことも何回か。
質問
- 質問対応は良い。優しく答えてくださる。
担当授業
通期
2019年度
《出講表》
《担当授業》
春期講習
夏期講習
2019年度
冬期講習
2019年度
2018年度
直前Ⅰ期
2019年度
直前Ⅱ期
2019年度
人物
- 通称「まっちゃん」。古大工晴彦先生にもそう呼ばれている。
- 「このテキストの作成者まっちゃんやけど、上手いこと作ってますわ」
- 教室にバタバタ入って来て、教卓にテキストを並べて、息を吸って一言。
- 「およっす!」
- 「ちはっす!」
- 見た目はコロコロしていてかわいい。
- 歌が上手いらしい(古大工晴彦先生談)が、当の本人はただただ淡々と授業をするだけなので分からない。
- 福岡校では『九大物理』を担当。
- 普段はウケを狙ったり、雑談をすることは皆無に等しいが、妙な所でテンションが上がったりする。
「馬の鞍ポテンシャルっちゅうわけです。」 - 全身を使って説明することがあるが、この時が一番楽しそうである。黒板消しを使って説明することが多い。
- 俳優の古田新太に似てなくもない。
- T-worksというプロデュースユニットのプロデューサーを務めてらっしゃる。