仲森敏夫
Sun, 30 Aug 2020 21:34:18 JST (1544d)
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仲森敏夫(なかもりとしお)は、駿台予備学校化学科講師。名古屋校、上本町校、大阪南校、神戸校、広島校等に出講。
授業
- 最初の言葉は必ず「おはよぅ↑↑」もしくは「こんつぁ!(こんにちは)」である。
- 独特なイントネーションの関西弁で話し、滑舌が悪い。最初は半分ぐらい聞き取れない。耳が慣れてくるとだいたいは聞き取れるようになる。まるで英語のリスニングのようだ。若干おネエの話し方でも有名。
- "or"を言う時に、「オアラ」と言っているように聞こえる。
- また、「〇〇ページ」のことを「〇〇ペーシ」と言う。
- 「メタノール」を「メッタノール」と言う。
- しかし、通期では女子の大人気を得るクラスも稀に存在する。犬種で言えばパグと考えると分かりやすい。"ブサかわ"なのである。基礎から丁寧に説明していくので苦手な人でも付いて行けるだろう。
- 意外とそこまで聞きづらくはない。声は優しめ。また擬音語が多い。
- プリント授業はあまり好きではないらしい。とはいえ「僕もプリント配るけどね・・・」と言いつつしぶしぶ配っている。
- 雑談はほぼない。
- アンケートの評価を気にせず、駿台からのなるべくプリント授業は避けるようにという忠告を守る数少ない講師。
- 講習でもプリントは演習問題と補足に関するものだけで、それ以外はノートを取る必要がある。但し、後期『Part2』の天然有機化合物以降は板書とプリントを組み合わせて進行する(「プリント大サービス」)。
- というのも、自らが手を動かし授業内容を定着させて欲しいと生徒のことを想ってのことである。そのため、昨今当たり前のようになってしまったプリント授業形式の風潮を嘆いていらっしゃる。
- 延長授業はあまり好まない。かつて、広島会場(~1998冬まで、高3卒生が対象。現・広島校開校前は季節講習のみ開催、会場はRCC文化センターとしていた時代。以後、広島会場はこれを意)で春期講習の『化学特講』を講義していた時は初日に延長することをお詫びとして伝え、延長になるごとに生徒に逐次フォローを入れていたほどである。
- 授業終了のチャイムが鳴っても続ける時は「ちょっと2、3分ください。」と断りを入れてくれる(その時間内に終わる)。
- それ故、石川正明先生の断りを入れない延長授業は「あれはちょっとね・・・。」と否定的な意見を持つ。2019年現在、夏期講習の『化学特講I(計算問題)』を一切担当していないが、前述の意見が少なからずあるのかもしれない。
- 岡本富夫先生は師を支持しているようで、延長授業は基本的にはしない。
- 『東大化学』や『京大プレ化学』や有機になると評価はガラッと変わる(良い意味で)。
- 『東大化学』ではプリントは配らないが、復習しやすい素晴らしい板書を提供してくれる。
- 字は非常に綺麗である。
- 板書の「M」はmanualの頭文字。
- 混成軌道の話をする時に電子を「アベック」(既にこの言い方が古いのだが)に例えたがる。
- 「軌道には2つ電子が入ります。男電しぃ~、女電しぃ~」
(^ω^`;)←生徒
- 「軌道には2つ電子が入ります。男電しぃ~、女電しぃ~」
- 問題を終えると「どんどん行きましょう」と言って次の問題に行く。
- チョークを時折おる。「痛っ!」
- 電子はe-、エネルギーはEなどの、略記をよく用いる。
- 族と周期から、元素はパッと言えなければならないらしい。
- 結晶構造では、配位数8をハート2つ、配位数6をハート1つ、配位数4をハート半分で表す。
- 計算練習は大事とのこと。そのせいで模試の平均点が数点落ちているらしい。
- 答えは四角で囲む。
- 設問の解説は、各問毎にポイントをまとめてから解説に入る。その際「ポ」の字を○で囲み見出しとする。
- 授業が休み時間に突入しても、次のコマの授業開始は繰り下げない。
- 問題を解く時の生徒の声を代弁することが多い。「この判断は、モル質量やろ〜」「グラフを見ればええんや〜」
- 「リットル」のことを「リッター」と言う。
- 「換算」を「かんざん」と読む。
- 「'」の記号はプライムだと主張し、それに対してダッシュは走る事と「—」だ、プライムをダッシュと読むことは間違っている、と力説する。
- 授業中雷が鳴ると反応する。「おっ、雷」
- 重要な事項については、「質問」と言って生徒に投げかけてから、当てずにそのまま解説する。
- 夜終わる授業は「遅いですから気をつけて帰ってくださいね。」と締める。優しい。
- 授業終わりには各コマ礼をかかさず、またゆっくりと教室を去る為、質問したい場合も捕まえやすい。優しい。
- 急に激しい雨が降った日は、「濡れてないですか、風邪ひかないようにね」と声を掛ける。優しい。
担当授業
通期
月曜日 | |
火曜日 | |
水曜日 | |
木曜日 | |
金曜日 | |
土曜日 |
春期講習
夏期講習
- 『東大化学』
- 『化学特講III(有機化学)』(京都南校)
冬期講習
直前講習
直前Ⅰ期
直前Ⅱ期
人物
- 化学科の中では北山一先生との親交が深く、電話でお互いに化学に関して質問し合ったりしている。講師室でも互いに議論している姿が見受けられる。北山一先生が理論屋さんならば、師は実験屋さんといったところか。
- 質問に行くと受験範囲に捉われない詳しいことまで教えてくださるので、化学が好きな人は知的欲求が満たされるであろう。
- 過去には、実験問題ばかりを叩き潰す『化学特講IV』も担当していた。
- 質問対応は非常に良い。
- ルックスは背の低いミスタービーン。
- なんと合気道黒帯らしい。
- 広島県は現・広島校が開校する前は広島会場として講習のみ開催されていたが、そこで開講する化学の講座を主に一任していた。そのせいか広島の街をこよなく愛する。また広島風お好み焼きも好物であるようだが、なぜか「広島焼」と言う。
- 性格は駿台の中でもトップクラスに良く、昼休みを返上してまで質問対応をしてくれる。
- 大阪南校で授業があった日に突然雨が降った際、駅で30分待ったが結局やまず、走って濡れたらしい。
著作
- 『理系標準問題集化学』