数学XB の変更点
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*監修講師 [#p0f9a9c0] -[[楠本正]]先生、[[倉沢一郎]]先生、[[杉野光]]先生、[[引野貴之]]先生 *使用コース [#q6ca4575] SB・MBクラスで使用。 *構成 [#qb8a190c] #br *構成 [#ob9fca0f] >''前期'' -§1 不等式、三角関数、図形と方程式、指数・対数、有理数・無理数 -§2 整式、2次方程式、場合の数、確率 -§3 ベクトル、2次関数、最大・最小、不等式、方程式 -§4 数列、微分積分、整数 -Appendix (Ⅰ)重複組合せ (Ⅱ)n次方程式の解 (Ⅲ)三角関数 (Ⅳ)指数・対数 (Ⅴ)3次関数・4次関数のグラフ (Ⅵ)放物線と面積 (Ⅶ)メネラウスの定理、チェバの定理 (Ⅷ)空間における直線と平面 (Ⅸ)座標空間内の直線・平面の方程式 (Ⅹ)オイラーの多面体定理 (Ⅺ)合同式 (Ⅻ)位取り記数法 (XIII)データの分析 -授業用問題の解答 < >''後期'' -§1 三角関数、図形と方程式、図形総合、指数・対数 -§2 場合の数、確率、整式、方程式 -§3 ベクトル、最大・最小、不等式 -§4 数列、微分積分、整数 -前期数学XBテキスト参照箇所一覧 -解答 < *特徴 [#m6531295] -目標レベルは[[阪大>大阪大学]](標準)、[[神戸大>神戸大学]]、[[北大>北海道大学]]、[[九大>九州大学]]や中堅国公立大学である。 -問題のレベルは前期は教科書~『青チャート』や『フォーカスゴールド』などの例題レベル、後期は下位~中位国公立レベルの問題が中心である。 --少数しか解けない難問を取りにいくよりかは、半数くらいが解ける標準問題を解けるようにしようというのが目標。 --それ故、数学がとても苦手な人にとっては『数学XS』よりも使い勝手が良いかもしれない。 -前期は要項や例題が充実しているので、苦手な人はそこを読み込み何度も復習しよう。 -三森司先生曰く、「前期のテキスト(特に§3)はよくできている。」 -勝美好哲先生曰く、「IAIIBの全ての範囲を網羅している割にはよくできている。」 らしく、講師間の評価は高いそうだ。 --「基礎の定着を目的にしているので、テキストの講義用問題は実際の入試問題ではない」らしい。(本野誉先生談) --また、「講義用問題は当然として、例題は流し読みするだけではなく、答えを隠してしっかりとやり込んで欲しい」とのこと。(小笹俊之先生談) -後期は前期のテキストとは異なり薄めのテキストになる。 --§1は軌跡と領域や三角関数、図形など受験生があまり得意としない分野で他のセクションに比べてやや難しく感じる人もまあまあいる。そのためか人気講師が担当することが多い。 -また、後期テキストの最後の方には、「前期『数学XB』テキスト参考箇所一覧」という、後期の問題が前期のどの問題と対応しているかの表があり、前期も『数学XB』を使用していた人にとってはとても復習がしやすいようになっている。 -前期に『数学XS』を使っていた人も、そのレベルの学生なら、大抵校舎のどこかに置いてある閲覧用テキストの該当部分をチラッと見れば、だいたい言いたいことはわかると思われる。 -後期最終講はセンター対策のためのテスト演習(『センター対策数学演習γ』)である。 -『数学XS』が素晴らし過ぎるせいか、特に前期テキストは『数学XS』より劣っている感は否めない。 --但し、後期テキストはSB、MBクラスの多くの学生にとってはかなり適切な難易度と言えるので、信じて付いて行けば良いと思われる。 -某講師曰く「このテキストを貰う人の大半と[[『XS』テキスト>数学XS]]を貰ってる人の半分くらいは、前期XBレベルですら抜けがある。このレベルに抜けがあるようでは合否以前の話なので、まず前期はこのテキストを完璧にして欲しい。難しい問題は夏や秋に講習や問題集でいくらでも補完が効くが、このレベルのことは今でないと出来ない。」だそう。 -[[阪大>大阪大学]]、[[京大>京都大学]]や国公立医学部志望者で本意でなくこのテキストが配当された人は、このテキストの問題を見た瞬間に解法が思いつく程度にまでは到達したい。 -井辺卓也先生は後期のZB§3の問題を「計算問題ばっかり」と言いながらその場で解きながら説明する。たまにこの問題は何度も復習するようにという問題が入っている。