山岸泰道 のバックアップ(No.9)


山岸泰道(やまぎしたいどう)は、駿台予備学校英語科講師。河合塾兼任。駿台では京都地区がメイン(京都校京都南校京都駅前校)。河合塾では、名古屋校、岐阜校、津現役館に出講。

経歴

授業

  • 授業時間に余裕がある時は、本文全文を板書して構文をとり、和訳していくスタイルだが、時間がない場合には、構文解析が書き込まれたプリントを配って授業を展開していく(こちらの場合が大半)。
    • 後者の場合、師の話をただ受け身になって聞くだけになることもあるので、細かに師のおっしゃるポイントを聞き逃さず、メモするよう心がけよう。
  • 文法事項の説明では、どういった過程を経てそのように使われるようになったのかなども解説なさるため、深く理解することができる。
  • 比較や関係代名詞のwhat、間接疑問文等では師の十八番である持ちネタが炸裂する。これらネタには、それぞれの文法において重要なポイントが満載であり、暗記するようにしよう。(暗記しようとせずとも勝手に暗記してしまうのだが)
  • 師は自身の授業について、「授業中で学んだことを一つも落とさず、構文の理解が完璧であることを確認しながら、本文をトップスピードで読み、それでもなお正確な理解ができる、というレベルに達するまで復習してほしい」とおっしゃっていた。
  • 質問対応はとても良く、どんな些細な質問でも親身になって応じてくださる。時には、授業で宇宙がテーマの英文を扱った際、「宇宙の外側はどうなっているんですか?」と休み時間に英語に関係ない質問をされた時でさえ、真面目に、親切に応じていらっしゃった。ただ、質問対応はあくまでも授業に関することをするようにしよう。

担当授業

  • 講習では主に『東大英語』を担当。テスト演習の採点基準作成担当のようである。

通期

高1選抜英語(旧高1スーパー英語Sα講座)

 本文全文を板書して構文をとり、和訳していくスタイルをとる。一貫して品詞と構文の重要性について説かれていた。何度も反復して訳語やポイントをおっしゃるので内容が頭に入ってきやすい。

 また、1年を通じておおよその文法問題について師からの深い解説を受けることができる。英作文についても複数通りで解答と考え方を示される。できれば示した解答は全通り書けるようになってほしいとのこと。

 さらに、学期末毎にはテストが行われ、そこで8割以上取れると東大・京大・医学科に順調レベルなんだとか。

 

高2選抜英語(旧高2スーパー英語Sα講座)

 高1とは異なり、構文解析が書き込まれたプリントを配って授業を展開していくスタイルをとる。そのため相対的に板書量は減るが、大切なポイントは板書してくださったり、口で何度もおっしゃるので聞き逃さないようにしっかりメモしよう。

 また、3学期になるとテキストの英作文を添削してくださる。提出は任意だが、できるだけ提出するとよい。 

 学期末毎のテストで8割以上取れると東大・京大・医学科に順調なレベルなんだとか。

 

和文英訳S

徹底的に文法の大切さを説いていく授業スタイル。英作文を伸ばす1番の方法はインプットし続けることだそう。また添削指導を痛烈に批判し(特に自由英作文)、添削を受けるのは直前だけで良いとおっしゃっていた。自分の得意な書き方に慣れてしまい、文法や単語のインプットが疎かになってしまうかららしい。

夏期講習

高2選抜英語(旧高2英語スーパーα講座

通期に同じ

冬期講習

高1選抜英語(旧高1英語スーパーα講座

通期に同じ

直前Ⅰ期

直前ⅠⅠ期

その他

人物

  • とても生徒想いな先生である。
    • 最近の夢は担当した生徒がノーベル賞を取ることなんだそう。
  • 小学校入学以前はイギリスで育ったのだそう。
    • そのため英語のアクセントはイギリス寄りなんだとか。
  • 京大文学部哲学科卒には変な人が沢山います。皆さんの知り合いにも居ますよ。そう、この僕。」
    • 大学・大学院ではプラトンについて学んでいたらしい。
  • 大学時代には野球部だったそうだ。
  • 一度授業を受けて見ればわかるが、駿台随一とも言えるほどに教養深い方である。文学部出身のはずが、物理や数学の素養を披露することも、、、
    • それだけでなくピアノやヴァイオリンも弾ける多才ぶりである。
  • 夏期講習の『東大英語III(リスニング)』ではCD再生の際、わざとかと言うほど何度も間違えてバッハの曲を再生してしまっていた。
  • 授業前に後ろのドアから入って来て、空席でチャイムを待つ。チャイムが鳴ったら、後ろの席から教卓に向かって移動なさる。授業の開始前後は大きめの扇子をくるくる回してから、それで教卓を叩く。
  • 雑談やネタは即興らしい。
  • マジシャンのような奇抜な色のスーツを好み、授業中によく歌を歌う。元オペラ歌手だそうで。
  • というか、緑なら緑、赤なら赤、と全身を一色で合わせて来る。
  • 昭和の日(旧みどりの日)前後の授業では全身緑の師が現れる。ベルトは言うまでもなく、革靴まで緑色である。
    梅雨入り前後にはレインボーのシャツを着て来る。
  • 余談は一時間に一回ほどだが、師の海外での体験など、ためになることを話してくださる。
  • 現役生(高一、高二)の授業では英文の内容やテーマに関する余談を頻繁にしてくださる。これは、「大学受験では英語の技能だけではなく、文章テーマについてのそもそもの深い理解と教養が問われている」という師の考え方に基づいた授業スタイルなんだとか。
    • ごく稀に、NHK教育テレビ「いないいないばぁ!」のキャラクター、アンパンマンなど、様々なアニメのモノマネを披露し始め、爆笑をとることも。
    • 師は自身の余談を「雑談」と言われる事をよく思っていないようであるから注意しよう。
  • 弟はウィーン音大卒のバリバリのヴァイオリニストだそうだ。
  • ギリシャ語、イタリア語、スペイン語、中国語、ドイツ語、フランス語など多彩な語学に精通。
    • イタリア語は旅行に行く際のCAとの会話で大体習得したらしい。
    • いわゆる天才である。
  • 院試では、英語ギリシャ語共に満点を取り合格した。
  • 余談(雑談)と政治的な(偏った)発言の多さと、黒板の見にくさから、切る人も少なくない。
  • 英語力を上げる一番の方法は紙の辞書を引きまくることだと言う。
  • 英作文は、竹岡広信先生と同様、辞書で調べ尽くして自分が120%間違いがないと言える文法・語法のみを使って書くことを強調なさる。
    • 従って、日頃から辞書を使う癖をつけ、表現できる幅を広げておくことが重要なんだとか。
  • リスニング力を上げる方法は最初はスクリプト有りのパラレルリーディングをし、それが出来るようになったらスクリプト無しでシャドーイングを出来るまですることだと言う。このことを師はヴァイオリンの練習に例えて言っていた。
    • 但し、「東大の英語は満点が取れる」「1日100回辞書を引いてください」「リスニングはシャドーイングが出来るまでしてください」などと発言するなど、すこし天才肌感が過ぎるため、苦手だという生徒も少なからずいるようだ。
  • 京大受験の際には、二次試験を2日連続で10分遅刻して試験室に入ったらしい。
  • 自宅のビニールハウスを「ハワイ」と名付け、休日はハワイに入り浸っているらしい。
  • 関東駿台の勝田耕史先生と、小学生時代の同級生らしい。
  • 時々駅中の成城石井でおつまみを買っている。
  • 一部の生徒の間で「山村T道」、(親しみを込めて)「ぎっしー」と呼ばれている。
  • K村K氏と顔が似ている。
  • 小学生時には微積ができていたからか、クラス全員からいじめられていたらしい。
    • 小学校での同調圧力が嫌だったのだとか。
  • 当時の公文(くもん)の全課程を小学校中に修了したらしい。
  • 皆さんの心の中に答えはあるんです。
  • 口癖:インターラクティブラーニング。
  • 安倍首相が大好きなのでほぼ毎週最新の安倍政権の動向(と批判)を聞かせていただける。
    • 「安倍は政治を辞めろ」、「安倍政治を許すな」などと大胆発言をしている。
    • 師によると現政権は若者に政治に興味を持たせないようにしているらしい。若者が政治に関心を持つと政権を奪われるからだとか。
    • 令和は安倍が決めたとして憎悪しており、今後は西暦を使うまたは平成を使い続けると宣言している。
    • 改元前後の授業では雑談に少々過激な発言も見られた。普段の授業では聞けないマジトーンの辞めろ発言もあった。
    • 安倍が勝利し怒りを露にしている。
    • 明らかに左翼である。しかし、自称中道である。
    • 首相が代わって以降はあまり口にはしなくなった。
  • 『政治的な雑談が多い』とアンケートに不満を漏らす生徒もいる。
    • 生徒は英語を学びに来ているのに偏った政治的意見をガンガン話されても不満でしかないのは間違いないだろう。
  • 授業開始時に突然歌い出すことがある。
    • 昭和歌謡から洋楽、ポケモンの主題歌まで幅広くカバーする。
    • 元オペラ歌手なだけあってとても上手い。
    • 寝ている生徒を起こすことも意図しているそうだ。
  • 英文でクラシックの曲名が出て着た時には、スマホ音源から流して生徒に聞かせたことも。
  • 授業の終わりに実際にヴァイオリンを演奏し、別れの挨拶とすることがある。

語録

  • 授業を始める時は、「ピシッ(教卓を扇子で叩く音)〇〇(授業名)、〇〇大学合格への道。今日もやっていきましょう。」あるいは、「時計の針は午後〇〇時〇〇分を迎えました。〇曜日のお楽しみ、〇〇(授業名)やって行きましょう。パシッ(教卓を扇子で叩く音)」で始まる。
  • 「多少の単語が分からなくても文法と意識に基づけば、図々しく満点が取れる!!!」と毎回の授業で言う。
  • 「上手な訳より構文訳!みなさんご一緒に!」とよく言う。ここでご一緒に唱えてはいけない。
    • だが師はどんな英文にでも洗練された和訳を即座に作る。当然といえば当然なのだろうが。
  • 関係代名詞whatが出てくると、「第一志望合格勝利のファンファーレ、パンパーパラパララパンパーパンパーパ、パンパ、パンパカパンパカうるせぇな!!!漏れないギャザーついてる紙おむつパンパースじゃねえよ!!!」と自分でツッコミ、「先行詞を含む関係代名詞!一語でもって!成田屋!(見得を切りながら)」と言うのが師の定番の持ちネタである。
    • 黒板上のwhatにも、一語(イチゴ)マークを書き入れる。
  • 他にも、比較、間接疑問文、意味上の主語のfor などでも師の持ちネタが発揮される。
    • 生徒の頭に残りやすくしているようだ。
    • これらの持ちネタを初めて見た時の衝撃は半端ないだろう。初回授業で拍手が起こったクラスもあったとか。
    • だが、通期の授業では1ヶ月もすれば完全に慣れる。
  • 「漢字でどう書く?どう書く?、、、そう!!!同格(どうかく)のthat。」
  • 「これで意味なす?なす? 全然なさない麻婆茄子春雨!!!!!」
  • 肋骨を骨折した際、、、
    「みなさん!!(勉強に)骨、折ってますか???」
    「私は骨、折ってまーーーす!!!(マジ)」
  • 休み時間に入る時は、「ちょうど時間となりました。十分一息つきまして、またご縁つかまつります。質問・相談等ありましたら、いつでも気軽にお越しください。」
  • 終わり方は「それではまた来週、お目にかかります。ごきげんよう。」、「それでは来週のこの時間まで、ごきげんよう、さようなら。」