野田恵 のバックアップ(No.7)


野田恵(のだめぐみ)は、駿台予備学校日本史科講師。

経歴

授業

  • 師の授業の特徴は掴みにくい歴史用語を平易な言葉で分かりやすく説明することである。ex)「聖武天皇が遷都を繰り返す」→「聖武天皇のお引越し騒ぎ」、「国民精神総動員」→「メンタル引きしめ運動」など。
    • なので初学者や苦手な人にはとてもありがたい授業な上、塚原哲也先生や鈴木和裕先生にも劣らないほど詳しく日本史の流れを説明してくださる。
  • これに加え語呂合わせなども多く紹介するため初学者や苦手な人にもわかりやすい上、論述のポイントなども多く授業で紹介するので東大や京大の2次で論述を使う人にも人気。
  • 世紀毎に大まかな歴史事項を掴むことを強く薦める。
  • 分野ごとの出題ポイントや「論述テーマ」を授業のはじめに説明し、暗記事項を板書でチェックし、その語呂合わせを紹介し、最後に口頭で復習問題や時代順並べ問題を問うスタイルで授業する。
  • 授業は時々(特に昭和戦前史、経済史)まとめプリントを下さり、まとめプリントに書き込む方式になることも。これがよくまとまっており見やすい。
  • 授業ペースは速い。『センター日本史』では最終講で補章(戦後史)に突入した。
  • センター日本史を解く時は誤答の訂正もするようによく言う。
  • 『センター日本史』では「授業中で覚えてしまうように集中してください」とのこと。
  • 『センター日本史』では以前はレポート用紙に板書事項を書き、それをテキストに貼り付ける形式で進めていたが、2019年度からは書き込み式のプリントが配られるようになった。
  • 論述問題の解説は塚原哲也先生らと比べて内容に踏み込むことが少なくあっさりしている。だが、問いの型をおさえつつどのように頭を動かすのか、何を書くのかということが明確で分かりやすく、生徒が再現しやすい。論述初心者や苦手な人にはおすすめである。
  • 文系の授業では二次で日本史を使う人がいると、授業内容が論述でどのように問われているのかを教えて下さったり、ポイントをまとめて下さる。東大志望者がいればさらに東大で出題された内容にも言及される。
  • プロフィール形式で歴史上の人物を紹介することも。
    • 人物のキャラが分かり、行った政策などが理解/イメージしやすい。
      • 師独自の評価や好き嫌いもおっしゃる。ex)「山県有朋は閥族のドン。生涯頑固オヤジキャラ。」、「この家は権力者に媚びる家。私嫌いやわ~」など。
  • 歴史観は微妙に保守的。
  • よく授業中に歴史上の人物紹介をする時「ルフィみたいに『仲間になれ!』と言う人」とか「サンジとは比にならないほどの女好き」と言うようにワンピースのキャラで例える。
    • なのでワンピースを知らない人には辛いかも。
    • 藤原純友について「海賊王に俺はなる!」の人、「パイレーツオブ瀬戸内海アン」などと紹介された。

担当授業

月曜日神戸校
火曜日大阪校
水曜日広島校
木曜日神戸校
金曜日豊中校
土曜日

通期-2022-

  • ≪センター日本史≫
  • ≪日本史Ⅱ≫
  • 京大日本史論述演習
  • 東大日本史論述演習
  • ≪入試日本史≫
    夏期講習-2022-
  • 京大日本史≫(大阪南校

    日本文化史
    広島校神戸校を担当。

    • 時間が無いためやや駆け足ではあるが補章の現代の文化まで終わる。
    • 時間が無い中、パネルをふんだんに使い視覚的にも覚えやすくしてくださる。
    • 重要な頻出ポイントはプリントに書き込み、残りはテキストでチェックをする方式で授業を展開する。
      • このプリントは同一カテゴリーの作品などを文化区分ごとにまとめた秀逸なものでありとても役に立つ。
    • 共通テスト、私大、難関国立2次などでどこまで聞かれるかを詳しく喋ってくださるので全層向け。
    • 語呂合わせも豊富に教えて下さるので共通テストのみで日本史を使う理系などにもとてもありがたい授業を展開される。文化史の整理が出来ていない理系にもとてもおすすめ。
    • 論述のポイントなどもきっちり教えてくださる。
    • 政治史や外交史なども絡めて(語呂合わせも含めて)教えてくださるので知識が有機的につながり今後の勉強にとても役立つ。
    • 他の先生が自習とする分野も文化史は一問一答をやるのがとても厳しいという理由で触れてくださる。
  • 頻出!日本経済史 12のテーマ≫(神戸校
  • 日本史現代史≫(広島校

    冬期講習-2022/23-

    直前講習I期-2023-

    直前講習II期-2023-

人物

  • 生徒の間でのあだ名は「のだめ」(のだめカンタービレの主人公「のだめ」と同姓同名であるから)。というか自己紹介で自分のあだ名は「のだめ」だと強く主張なさる。
  • 教室に入って来る時にこちらをガン見で「はい、こんにちはー!」が意外とツボ。
  • 阪大文卒だが、本当は京大に行きたかったものの、数学が絶望的にできないために、二次試験で数学が不要な阪大文を受験したらしい。
  • 阪大青本を担当。京大実戦や阪大実戦の問題作成にも関わっている。近年は後進に道を譲っているのだそう。
  • 塚原哲也先生を崇拝している。塚原先生は日本一の日本史教師とまでおっしゃる。だが、塚原哲也先生のつくる解答例や実力強化書については「生徒が本番で書ける内容なのか」と疑問視されている。
  • 質問対応はとても良い。過去問質問にも気さくに答えてくれる。
  • 京大日本史論述演習東大日本史論述演習では毎回生徒の答案を回収し簡単ではあるが添削してもらえる
  • 最初の方は退屈だが、中世辺りから結構面白い事を言う。戦いが出て来ると「青コーナー、〇〇く~ん!赤コーナー、〇〇く~ん!」等々。
  • 妙にネトウヨ(ネット右翼)に詳しく、ネット右翼と違うことを主張したり天皇ネタの話をする際は「右翼の方ごめんなさいね」とか「この中にネット右翼いるかな」とか言ってから話を始める。
  • 自称平家ファン。
  • 歴史にまつわる豆知識を言う際、よく「私が言うと嘘臭く聞こえるけど、ホンマやねんて、マジマジ。」と言う。
  • 自らを腐女子と言っていた。なので授業にBLネタが多い。
  • ヘタリアとワンピースと殿といっしょを愛読している。講師室で頼んだら殿といっしょを貸してくれる。
  • またコミケやら同人誌について詳しかったりする。
  • 授業中に筆箱等を落とすとお祓いをしてくれる。
  • 駿台全国模試が近くなると、それが「soon die 残酷模試」と呼ばれていることに触れ、できなくても落ち込まなくて良いとおっしゃる。