吉田浩二 のバックアップ(No.5)


吉田浩二(よしだこうじ)は、駿台予備学校数学科講師。大阪南校広島校福岡校に出講。
福岡校には木曜日を除く全曜日に出講している。

経歴

  • 東大卒
  • 数学者を目指しておられたらしく、大学では直角教教祖曰く「秀才の墓場」である代数幾何学を専攻していた。
  • ただ周りにあまりにも天才が多くて博士号は諦めたと仰っていた。

授業

「みなさん、おーはようございます。」

  • 深いお辞儀と共に授業が始まる。
  • 問題のポイントと方針が付いたプリントを配ってから授業を進めていく。このプリントには方法論が整理されており、他のセクションの内容も欲しいところ。補充問題も良問だらけである。ポイントと称しストラテジー、方法論→問題文の条件確認→思考の道筋→解答→注の順で授業展開をしていく。[思考の順番と解答の順番は必ずしも一致しない]このギャップを埋めるために素晴らしい授業をされる。
  • 『閃きに頼らない、方法論で数学を制する』は、師がよく言う言葉だがカッコいい。師からあらゆる方法論を学べると、受験数学では無双するだろう。
  • まさに神(GOD)であると称賛する声も見られる。思考の道筋に無理が無く解答は美しい。感動の嵐である。
  • 授業によってはプリントを使わずに、黒板を使って問題の概要を説明してから解答を書くこともある。
    • 概要説明は着眼点、考え方を丁寧に説明してくださるので、数学が苦手な人でも理解しやすく記憶にも残りやすい。
    • 要するに2段階解説である。
  • どの分野も分かりやすいが、その中でも特に数III分野の授業の分かりやすさには定評がある。
    • ただ、過密スケジュールのためか、計算量の多めな数学ZSの授業などでは明らかに疲れていらっしゃると思われる板書ミスをすることもある。
  • 黒板の文字が大きく、教室の後方からでも見やすい。
    • また、板書には解答の流れだけでなく実際の試験で必要な数学的記述も漏らさずしっかり記載されているので、後で見直す際に非常に分かりやすい。
  • Σを「サメーション」、∞を「インフィニティ」と呼ぶ。いかにも数学科出身である。
  • 五藤勝己先生に次ぐ直角教の教祖というより幹部。
  • 数学が得意な人から苦手な人まで満足させることができる神講師である。
  • 微分積分は本質を突いて教えてくださる。式の評価の仕方、求積、極限の感覚など目から鱗であり感動する。
  • 数学ZS§3』についてもものすごい授業をされる。複素数の内積と次数下げの関連性など尋常ではない話をされる。驚きと感動が止まることはない。
    • 受験生の苦手分野の複素数も楽しく思える。フーリエ変換、代数多様体、極小モデルの話など興味は尽きない。
  • レギュラーの授業では軌跡の授業をあまりされないが、夏期の『数学特講(IAIIB)』では、存在条件のイロハを伝授していただける。
    • なんとなく文字を消しがちな受験生には目に鱗である。
  • 東大理系数学研究』、『京大理系数学研究』は全分野、師の方法論が学べる貴重な講座である。
  • 「それでは皆さん、今日も1日頑張ってくださーい(1限)」
    「それでは今日も1日皆さん、お疲れ様でした(最終限)」
     (〔生徒〕ありがとうございました)
    「ありがとう!」

人物

  • TRFのSAMに似ている。EXILEにいそう。
    • 髪は結んでいる
    • 街を歩けば一般人に避けられ、ヤンキーに挨拶される。
      立っていただけで職務質問されたこともあるらしい。
  • 白パンにカッターシャツにガン黒。
    • 一見怖そうに見えるが、見た目に反してかなり優しいお方。生徒をとても大切にし、とにかく腰が低く、挨拶をすると凄く喜ぶ。優し過ぎて逆にこっちが申し訳なくなる。
  • おそらく駿台数学科で一番良い人。
    • あまりに良い人過ぎて他教科の先生にも吉田先生は良い人過ぎるとネタにされる。
  • 福岡校で出講が被る数学科の五藤勝己西敬三先生と仲が良い。五藤勝己先生と飲みに行く時は、聞き手に徹するらしい。
    • これも人柄の良さ故である。
  • ある日師の過密スケジュールを気にかけた西村ゆう紀先生がある日「働き過ぎじゃないですか?」と声をかけたところ、「生徒に求められるのなら、私は何処にでも行く。求められてるうちが華ですから。」と言ったそうだ。
  • あまりの授業の過密さゆえ共通授業の数学ZSなどが夜の時間帯に組み込まれることがあるが、このことについて「生徒は何も悪くない、悪いのは体が1つしかない私の方。申し訳ない。」とまで仰った。
  • 高校入学時の数学偏差値は20台だったが、数学の面白さに気付いてから偏差値をぶち上げ、卒業する頃には偏差値は90に達していたらしい。高2の春時点では、当時の進研模試に当たる模試での数学で0点を叩き出したらしく、中2の参考書を買って中学の勉強から始めたらしいので相当凄い事である。
  • 博多弁の主張が激しい。「やるばい!!」
  • サーフィンが趣味で家の前に広がる海でサーフィンをしてから駿台へ出勤したりするそうな。
    • 地元の九州でサーフィンをしていた時に木村拓哉そっくりの人がいたので話しかけてみると、本物の木村拓哉だった事がある。
  • 家族をとても大切にしておられる。
    • フラれにフラれ続けてやっとのことで結婚してもらえた奥さんのことがとにかく大好き。授業の度に奥さんとの昔話をするが大抵痛めつけられている。かわいそうである。
    • 飲みに行った時、奥さんに電話をかけ忘れ、帰ると「テメー舐めんなよ!」と言われたとか。
    • 「あの人結構奥さんにやられてるらしいですからねぇ。」(山下幸久先生談)
    • 緊張のあまりプロポーズで放った言葉が「あなたと結婚すれば幸せになる自信がある」である。
    • 息子にも「お父さんはお母さんのこと愛し過ぎ」と言われたらしい。
    • 奥さんとつきあっている時は、奥さんの家族を味方にして、外堀を埋めながら結婚まで持っていったとか…。
  • 福岡に自宅があるので、授業は福岡校広島校を中心に担当している。
    • TAは学習相談のはずだが、恋愛相談になってしまうことが多かったらしく、2013年度から福岡校のTAは担当しなくなったそうだ。
    • 「悩みや不安をゼロにしてあげることは出来ませんが半分にしてあげることは出来ると思うんです。辛いことは1人で悩まずに一緒に悩んで半分にして、嬉しいことは一緒に喜んで2倍にしましょう。何でも良いので相談してください。」
  • とても良いお方である。
    • が、怒らないわけではないので誤解しないように。広島校LAで内職が見つかり、その時は師は激怒した。
    • 普段優しい人が起こった時ほど怖いものはない。

名言

「帰納法と漸化式は相性抜群!」
「sinとcosは相性抜群!」
「積と和は相性抜群!」
「願って叶える!」
「お迎え作戦!」
「神が舞い降りてきたかのように!」
「ひらめきに頼らず方法論をもって制す!」
「直角とtanはボス!」
「ブラジルまで行って上空からリオを見てみる!」
「概算せよ!」
「一般と特殊、行ったり来たり!」
「左微分、右積分、符号は交互!」
「一人一人が大切!」
「真面目は素敵!」

}}}

通期

2020年度