冬の共通テスト地理B のバックアップ(No.4)


概要

  • 関西作成。ただし、小野宏之師も作成に関わっている。
  • 4日間のテスト演習講座。
    • センターの過去問ではなくオリジナル問題である。
  • 4日間全範囲からの出題ではなく、1日ごとに出題範囲が決まっている。4日間で地理の全ての範囲を扱う。
  • センター前の最終確認には良いだろう。
  • テキスト配布は無し。
  • 演習開始前に問題冊子が配布される。
  • 最初の1コマを使い演習を,残りの2コマで解説と知識の最終整理を行なう。
  • テストの平均点は60点前後(まずAタームが終わってから出るので参考にしたいならばそれ以降のタームのものを取れば良い)。
    • 3日目は暗記系からの出題が多く地理的思考力そのものを問うものは少ないため、平均点が少し低めに出る。
    • 医系、最難関大志望者は悪くても85点くらいはキープしたい。
  • テスト問題は基本4年前くらいに作成され、2年前に大幅に改革したものらしい。
  • 少々お粗末な作りになっている設問が多く見受けられるが、模擬問題なので致し方ない。
    • 関西駿台地理科は台湾を国と認識している。
    • 加えて、中国の自治区は存在などしないと考えている。
    • 海岸線を認識する問題で写真が干潮時だった。
      • 高崎弥昌先生は撮影者に苦言を呈していた。
  • 奇数年度の問題には不備が多く見られる。カナダの都市についての間違った知識を問うている問題も見受けられた。
  • 問題の登場人物がはっちゃけている。
  • テストとその解説講義を行い知識の埋めと整理を行う講座。
  • そのため、演習問題は本試と比べてやや知識偏重気味である。
  • テストは一応全範囲が扱えるように構成されている。但し、前年度出題の地誌は時間の関係上省かれている。
  • 講座の性質上、1年かけて地理の点数が伸びて来たなら無理に他の先生を受講するよりも通期の先生で受講する方が良い。逆に、伸び悩んでいるのなら新しい先生で受けてみる価値は大いにある。
  • 1番最初の期間にこの講座を受けた場合、初日のテストの結果が岡田了一郎先生の元に送られ、各問毎の出来具合を分析して『冬のセンター地理B~PLUS~』が作成される。

担当講師

岡田了一郎

  • 京都校大阪校大阪南校上本町校神戸校を担当。
  • この講座がいわば師が通期で1年間教えてきたことの集大成となるらしく、受講を強く勧めてくる。
  • オンデマンド講座と内容は全く同じである。師の担当がない校舎や時間の都合上LIVE授業が受けられない、抽選で不運であった場合はオンデマンド講座も良いだろう。
  • 冬期講習中は師は朝晩または昼晩など1日に2回も授業を行っており、相当数設置があるにも関わらず全て締め切る。校舎によってはオンデマンド講座も締め切る。
  • 2回目以降のテスト問題は自宅解答となり、授業の冒頭10分を使ってマークシートを塗って提出という形になる。
  • 初日の授業進度が遅い(初めの5問程度)ので4日分全てを解説出来ない場合がある。
    • 但し、夜の講座は【HG】化するので全て解説される。
      • しかし、2019年度は大阪校の夜の講座は、【HG】化しても全てを解説し切らず残りは自習になった。師は、「別のタームでもまた来るから、その時にでも質問に来るように」とおっしゃっていた。
  • 初日は大幅延長の予告をしていないため、家族から心配されないように10分程度に留まるが、2日目以降は40~45分程度の延長になる。休憩なしで延長するために、3時間目は90分以上の授業となる。負担は大きいが得られるものは多い。
    • なお、師はトイレはいつでも行って構わないと仰るが、(通路も狭いこともあり)実際に授業中に行く者はほぼ皆無である。
  • 解説プリントは問題のコピーに重要ポイントを直接書き込んだプリントであり、通期で配布されるプリントの一部が用いられる。(2018年度は4日で38枚配布された)
  • 夏期とは違い京都南校の担当はない。
  • (当たり前だが)通期授業とほぼ同じ事しか言わないので通期と同じ解法を望む人は師の講座を取るのも良いだろうし、他の講師で受講して違う目線を教わるのも良いだろう。

森雄介

  • 京都南校大阪校茨木校豊中校大阪南校上本町校神戸校を担当。
  • 場合によっては締め切る可能性有り。
  • 大阪校は2017年度より担当ができた。
  • ダイジェストではあるが一通り知識の確認をして通期での抜けや汎用性の高い満点へ近付けるためのテクニックを重点的に教えてくれる。
  • 10分程度の延長はあるが全問解説してくれる。
  • センターに向けたまとめプリントも何種類か貰える。但し、夏同様通期を持っている京都校の担当はないので注意が必要。その代わり通期出講のない京都南校に3つも設置がある。

高崎弥昌

  • 大阪校大阪南校神戸校西宮北口校名古屋校広島校を担当。
  • 設置講座数によっては締め切る可能性あり。名古屋校では1講座しか設置されず一瞬で締め切る。
  • 爆速で進行するが、それでも時間が足りない程全問題の丁寧な解説と効率的な解法、他の問題でも通用する汎用性の高い解説をしてくださる。
  • 毎日プリント1枚の復習問題も得られる。
  • 板書も秀逸。
  • こちらも、夏期同様通期を持っている京都南校には担当がない。