物理総合研究 のバックアップ(No.3)


設置校舎

高卒コースのある全校舎。

テキストについて

  • テキスト監修は山本義隆先生(関東の先生)。
  • 関東駿台の色が強いテキストで物理現象の数学的考察を重視している印象を受ける。
  • 物理α「最新入試!」』(関東の講座)とほぼ同じテキスト。
  • 2016年までは、【HG】講座で、テスト演習もあった。
  • なお、2017年度以降は関東のテキストをベースに関西の講師(三幣剛史先生、中田正教先生)で問題の一部差し替えを行う模様(問題数が12問から10問に削られている)。
    • しかし2018年に、監修であった山本義隆先生が体調を崩されたことで、監修から外れたため2019年度は関西仕様のテキストになった。
  • 2019年度からは、2012〜2019年までの入試問題から奇問などを除いたテキストとなっている。
  • 冬期『物理総合実力完成』と合わせて物理全範囲をカバー。

授業について

  • 力学・電気(磁気は含まれない)・波動(光学は含まれない)のその年の入試問題の内、教育的な問題を題材とし、実力を養成する。
  • 自習問題として、前年度の講義問題が解答付きで載せてある。
  • 物理S』の問題が退屈と感じるくらいの意欲のある人向け。
  • 多くの分野を扱うといった理由で特講シリーズを取らずこちらを取る生徒がいるが、この講座は先に記載した通り全分野は扱わない上、特講とは立ち位置が違う(特講は比較的講義メインだが、こちらは演習メイン)ため、よく考えて取ると良い。
    • また、演習目的で取るとしても市販の参考書を買った方が当然コスパは良い。

担当講師とその特徴

古大工晴彦
神戸校福岡校を担当。

高井隼人
神戸校を担当。

  • 通期や特講シリーズとは違い、基礎事項の確認は少なめ。
    • その問に関する解法についてなど、実践的な内容を講義して下さる。

松井康人
京都南校を担当。

斉藤全弘
大阪南校上本町校を担当。

新田克己
京都校大阪校名古屋校を担当。

  • 微積なども活用し、本質を突いたハイレベルかつ丁寧で分かりやすい講義が聞ける。
  • 但し、穏やかな口調で淡々と授業を進めるため眠気を感じる者もいる。

三幣剛史
京都校広島校浜松校上本町校を担当。

  • 掲載されている各大学の傾向とレベルを手短に説明して下さる。
  • 単振動などの一部の問題では、解き方のポイントをまとめて下さる。

中田正教
茨木校豊中校西宮北口校を担当。

入江力
丸の内校を担当

  • 師の授業を受けている現役生を対象とした講座。
  • 師の通期授業の説明が正しいことを証明する講座であり、総復習の意味合いが強い。
  • 理論説明は少ないが、「俺は優しいから...」と言いながら重要なところの説明は再度してくれる。
  • 問題ごとに(★)~(★★★)の難易度表記つきの解答プリントが配られる。
    • ★★★はとても難しいという意味合いではなく、通期テキストに対応する問題がない場合につけられる。
  • 毎回30分ほどの延長がある