川野真由実(かわのまゆみ)は、駿台予備学校世界史科講師。
経歴
授業
- マイクを使わず、半分ヤンキー口調(特に語尾の「す」)でイキイキと喋る。
- 授業スタイルは他の授業と大いに異なり、座席は自由席(但し得意な人に後列へ行くよう促す)で隣の人とペアを組ませる(コミュ障にはキツい)。
- これは師の「君達は大学へ行ったら研究者になる。1人でやるのでなく周りと話し合いながら研究する。」という方針に基づく。
- また、休憩のタイミングも変則的になる。
- 授業は師の手書きのプリントによって進められ内容が板書とリンクしており分かりやすい。
- 復習すれば必ずモノにできる。
- プリントには基本的にアンダーラインを引かさず、文字を上からなぞらせる。
- 「アンダーラインを引くのは漢字の『一』を練習してるだけ。小学生が1+3=2と間違えてひたすら2ばっかり書く意味のないやり直しと一緒。」という師の考えによる。
- 毎授業で宿題があり、ペアの人に採点してもらうシステムになっている。
- また、毎授業でアンケートを回収し、一人一人に返事を書いてくださるので師の熱血さが伺える。
- 年号、人名、地名のゴロ合わせが豊富でこれを教室内で暗唱させるのも師の特徴である。
- この際大声で言わなければならない。師がマイクを使わない理由はここにあり、「生徒が大きな声を出して覚えようとしているのに、自分はマイクを使って楽をするのは矛盾している。」と師は語る。
- 「これ分かる人?」、「・・・と思う人?」と言われると分からなくても手を挙げなければならない。
- ここで人前で間違えることで記憶に定着するらしい。手を挙げる際も真上にまっすぐ挙げなければならない。
- 尚,あまり手が上がらなかったり声が小さかったりする場合は授業の質を落としなさるので,積極的に授業に参加すべきである。
- 授業開始の前に通期授業の範囲外であるにも関わらず、サービスで文化史のテスト(口頭確認)を行ってくださる。
- 本当に本当にありがたいの一言に尽きる。
- この文化史のテスト(口頭確認)も師の手書きのプリントを使用して行う。
- このプリントは全部で6枚存在し、ギリシア・ローマ・ヘレニズム文化から現代史の文化までを網羅しているものであり、師が心血を注いで完成させられたことがひしひしと伝わってくる。
- 1枚につき3問出題され、合格すると次の1枚がもらえるという方式である。
- この方式であるため、次回の授業日までに死ぬ気で覚えて来ようという気持ちになる。
- 1日2回までテスト(口頭確認)を受けられる。
- 最終的に6枚目を合格したところで「6枚確認」が行われる。
- 尚「6枚確認」は1枚からそれぞれ2問ずつ出題され、チャンスは1日1回である。
- ここまでたどり着き合格することに意味がある。
- 講習では結構延長なさる。
担当授業
人物
- 世界史鉄人講師。
- 夕陽丘予備校と能開と学びエイドを掛け持ち。そのためか駿台での担当は少なめ。
- 2020年時点で講師歴26年である。
- 師曰く独身。
- 大学時代にアメフト部のマネージャーをしていた経験から人体について詳しく、生徒の姿勢に厳しい。
- 以上の内容から、第一印象では怖い人と思われがちだが、慣れると良い人である。
- 師のおかげで世界史が好きになった、センターで9割取れたという生徒も多く、実際師の受け持ったクラスのセンターの平均が95点だった年もあった。
- 今まで様々な国や地域に行ったことがあるそうで、現地での体験談は非常に興味深い。
- アジア地域はフィリピン共和国とブルネイ・ダルサラーム国以外の国は訪問したことがあるらしい。
語録
- 「~やと思って。」←大体の語尾はこれである。
- 「受かりたいっちゅう人手挙げて。」
- 文化史のテスト(口頭確認)にて「落ちても死なへん。」