数学特講(IAIIB) のバックアップ(No.21)


概要

特講シリーズの1つ

テキスト

  • テキストの監修は故秋山延雄先生→杉山義明先生
  • 偶数年のテキスト
    名古屋大、一橋大、東京工業大、横浜国立大、京都府立医科大、信州大、福井大、弘前大などの問題が載っている。
  • 奇数年のテキスト
    東北大、名古屋大、一橋大、東京医科歯科大、横浜国立大、都立大、大阪公立大、同志社大、立命館大などの問題が載っている。私大の問題が載っているのは奇数年のテキストのみ
    ※地方国立の問題は基本的に医学部の問題である。
  • 最難関大学志望者、および難関大志望者で数学を武器にしたい人をターゲットとする。
    • 難関大入試で合否を分ける標準~やや難レベルを扱う。『大学への数学』で言う、C難度の問題が多い。
    • 数学が普通〜苦手な理系にはやや厳しいかもしれない。『数学重要β(IAIIBCIII)』を受講するのも一つの手である。
    • 文系の場合、東大、京大、一橋志望もしくは余程数学が得意でない限りはオーバーワークとなってしまう可能性が高い。無理にこの講座を受講するよりも『数学重要α(IAIIBC)』を受講する方が良いかもしれない。どちらの講座にすべきか迷った時には講師に積極的に相談しよう。
  • テキストには授業で扱う演習問題16題と、各自で自習する研究問題46題が収録されている。
    • 2015年度までは分野別要項&check問題112題がついていたが、2016年度からは『春の数学特講』に移された。このレベル・ボリュームの演習は春期〜前期の間にやっておくようにというメッセージだろう。
    • 上記の講座レベルの引き上げに伴ってか、2016年頃から杉山義明先生など人気講師の一部が『数学重要α(IAIIB)』を担当するようになった。また、2017年に『数学重要β(IAIIBIII)』が大幅リニューアル(レベルの引き上げ)された。自信がない人はこれらの講座も検討すると良い。
    • 2025年度よりテキストの経費削減?を理由に研究問題は廃止された。
  • 校内生は前期教材が最優先である。ただし、補助として取るならば十分価値ある講座である。
    • 前期教材だけではやや演習量に欠ける感は否めない。夏期は前期教材の復習(インプット)だけでなく、講習や市販の参考書を用いて新しい問題にも触れること。
    • 特に『数学XS』、『数学YS』使用者は、本講座の講義問題と研究問題が内容上の親和性が高く、演習量の補充に最適である。『数学XB』使用者も数学が得意ならば前期から後期への良い橋渡しになる。
    • 当然ながら、費用や時間などを踏まえれば市販の問題集を使う方が良い。米村明芳先生と杉山義明先生の共著ハイレベル数学IAIIBの完全攻略が本講座の内容と類似するため推薦しておく。

授業

  • 文理共通の講座であるためか、理系寄りとも文系寄りとも言えない、オーソドックスな授業が展開される。
  • 難関大志望の生徒は模試やテストの成績があまり高くなくても、内情をよく理解していないクラス担任からこの講座を勧められることがある。しかし、難易度が相当高いため、数学の基礎が固まっていない生徒が気軽に取ると授業についていけず、板書を取るだけになってしまう。前年のテキストを見るなりして、自分の実力とテキストの問題のレベルに大きな乖離がないかを確認してから受講することが好ましい。

担当講師

15名の講師が担当(2026年度)

  • 講師の人気の差が顕著に出る
    1時間で締め切りになる講座もあれば、受講生が数人しかいない講座もある

杉山義明
京都南校大阪校名古屋校を担当。

  • 各問題毎に解答で用いる解法の基本的な事まで掘り下げて説明してくださるので、どうしてその解法を用いたかなど理解しやすい。
  • プリントと板書を組み合わせて解答を作るため、若干復習時に面倒。
    • プリントには自著の『実力強化問題集』からの抜粋問題が付く。
  • 締め切りになることが多いため、早めに申し込む必要がある。

井辺卓也
大阪校大阪南校上本町校を担当。

  • 授業用問題の解説は2日で終了。解説と考え方をまとめたプリントを配ってくださる。
  • 文理を問わない解き方を幅広く説明なさる(数Ⅲの微積分が出てきた)。
  • 実質「井辺単科」。
  • 3日目からは配布プリントの問題演習へ。
    • 問題数はややおとなしめ(研究問題があるからか)
    • 師曰く「1日7~8題いきますんでー」とのこと。
  • 爆速ながらも緻密な解説が聞ける良講座。
  • 2025年度は、研究問題の廃止により、オリジナル問題(お土産)を配布した。

小山功
大阪校大阪南校名古屋校を担当。

  • 熱血過ぎるため、ハートを奪われるので注意(但しイケメンに弱い人に限る)。
  • 各ポイント毎に類題を配るのだが、アンケートに「問題配り過ぎ」(各回15問程度)と書かれて大いにショックを受けておられた。
  • 2017年度から師の担当数が減ってしまった。
    2026年度は4講座を担当

五藤勝己
神戸校名古屋校福岡校を担当。

  • 独自に体系化された数学IAIIBをまとめて習うことが出来る。
    • 師の体系化は少々独特であり、§の制約が入る通期では真価を発揮し辛いが、本講義ではその本領が遺憾なく発揮される。
  • 朝夜は【HG】化して自由参加の補講をする。
  • 補充問題やアイデアプリントも大量にくれる(しかし字が雑い)。
  • 文字は雑く、板書量も多い。板書スピードもそこそこ早いので注意が必要である。
  • 意外と雑談にかける時間が長いので、それが苦手であれば受講は控えたほうがいいのかもしれない。

松永光雄
浜松校丸の内校を担当。

  • 基礎(≠簡単)を重視して話してくださるため、置いていかれることがほとんどない。
  • 数学が苦手な人にも得意な人にもおすすめ。
  • 師の頭の良さが一瞬にしてわかるだろう。
  • 高速な授業でほとんどの問題で別解や注釈まで話しても時間が余るため補充問題が配られる。
  • 数問に関して、ドヤ顔問題、クソ問と貶していた。
  • 広島校では、校内生優先受付の段階で確実に締切る。

池谷哲
京都南校西大寺校を担当。

八木祐一
上本町校広島校を担当。

  • 『数学闘魂』とも呼ばれるアツい授業を展開する。
  • 通期の授業と変わらず分かりやすい説明をしてくれる。
    • 通期で師の授業を受講してる生徒はこの講座も師の担当のものを取るのが無難

吉田浩二
福岡校を担当。

  • 通期と同様にわかりやすい授業を展開される。苦手な生徒にもわかりやすく説明してくれる。
  • 解析分野だけでなく、代数分野、幾何分野も評価が高い。方法論をきちんと提示してくれる。

設置校舎

2026年度
茨木校千里中央校天王寺校を除くすべての校舎に設置されている

時間割(一部校舎のみ)
京都校 G3 谷口(勇)

大阪校 A1 井辺
大阪校 A2 杉山
大阪校 B1 小山
大阪校 C2 杉山
大阪校 D1 井辺
大阪校 F1 井辺
大阪校 G2 杉山
大阪校 A1 八木