英語構文S のバックアップ(No.1)
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- 英語構文S へ行く。
- 1 (2021-03-21 (日) 23:02:34)
- 2 (2021-08-21 (土) 20:54:24)
- 3 (2021-08-21 (土) 23:00:04)
- 4 (2021-08-22 (日) 10:30:34)
監修講師
使用コース
全ての高卒スーパーコース
構成
- (1)〜(21)
- 補充問題
- ForReview
- Appendix
- For Reviewには名前の通り、復習用に本文が再掲載されている。
- Appendixには授業で扱われる構文を含む例文が掲載されている。
テキストについて
- 構文主義の駿台の根幹をなす重要なテキスト。
- 「文構造を正確に把握する力」「内容を的確に掌握する力」、さらには「正確に和訳する力」の養成を目的とする。
- 端的に言えば、構文把握を学ぶ。英文読解系の教材の中では、最も基礎的な内容である。
- 視点は文法〜一文レベル(ミクロ)に置く。文章中の一文一文に対して構文解析を行い、構文ベースで内容を掴み、その内容を日本語で書き起こすという授業をする。
- 段落〜文章全体レベル(マクロ)は意識しない。文・パラグラフ間の論理関係や、パラグラフ内・文章全体の論理構造から、内容を読み取るようなことはほとんどしない。
- すなわち、実際の読解プロセスが学べるわけではない。言い換えや対比、トピックセンテンスや漠然→具体、パラメモなどの読み方は原則として扱わない。視野を絞り、純粋に構文把握のトレーニングのみを目的とする。
- 本教材では、重要な構文や難読箇所を多く含む「短めの文章」を題材にする。
- よくある構文演習用の問題集のように、羅列された例文を順次訳していく形式ではない。それでは「実戦的でない」という判断をしているようだ。
- 実際の読解では、文章の意味内容や文脈を意識しながら読んでいき、必要な部分のみ構文を取る(ミクロな分析に入る)読み方をする。日本語訳も全体的な視点を持って、文脈のレベルに合わせて行う。
- 本教材では、短めではあるが文章を用いることで、上記のような文脈判断を絡めた構文解釈が多少なりともできる点を「実戦的」と言っているのだと思われる。
- 構文把握という基礎的な内容を学ぶ教材なのだが、収録されている英文の難易度は非常に高い。
- 予習では、全文を構造分析し、全訳をつけることが推奨される。
- 教材内に多くある難単語は辞書を引けば良い。このテキストの目的は構文を学ぶことにある。わからない単語や知らない内容に翻弄されて、構文の勉強が捗らないようでは本末転倒である。
- 全体的に語彙・思想内容ともに固い英文が多い。知っている単語であっても的確な日本語にできず、辞書を確認しなければならない場面がかなり出てくるだろう。訳出は踏ん張らなければならない。
- 推測能力をつける目的で、何でもかんでも辞書を引こうとするのは良くないとする考え方もある。しかし、この教材では、視野を絞っていることにより類推できない箇所も多いため、原則として辞書を引く姿勢を取った方が良い。
- 授業・復習では構文把握の「プロセス」に着目するように言われる。
- 授業・復習では、どのように構文を解析したのか、どのように内容を読み取ったのか、どのように日本語へと表現したのか。そのプロセスを一文一文確実に辿ること。
- 授業中は、予習時の構文把握のプロセスと講師の解説が一致しているかどうかを、絶えず確認していくこと。復習では、自分が誤読していた箇所を中心にプロセスをよく確認し、白文で再現してみること。
- 解説された英文の内容は原則として、暗記すること。一字一句違わず暗唱するという意味ではなく、教養としてこの程度の内容は知っておくべきだということ。表三郎先生を筆頭に、本教材の英文の内容を評価する講師は多い。
- 掲載されている訳例はかなり不自然。
- 視点を文脈レベルにおいて整合性を取って意訳している箇所も多い。そのため、逐文レベルでの構文解析だけではその訳出に辿り着けないことがある。
- 逆に、視点が構文レベルのままのところもある。再現はしやすいが、文脈レベルにおいて整合性を取っていないため、一読しても意味が通らない箇所がある。
- その他にも、修飾関係が不明確な箇所や、明らかな誤訳箇所などがある。こういった部分をその都度指摘し、訂正を促す講師もいる。
- 教材に設問がないのは、本授業が文構造把握を目的とした教材であるからである。
- 巻末には本文再掲がある。そのため、テキストに直接書き込んでも復習に支障をきたさない。
- 全体的に一昔前の英文解釈の問題集のようなやたら説教臭い英文が多い。
- 中盤以降は強調構文が多く、「これでは強調構文Sだ」と言った講師もいる。
- 『英語構文S』は全国共通教材だが、『英文読解S』は関西用と関東用で異なる。
- 「お茶飲みwiki:英語構文S」も参照すると良い。