監修講師
稲垣伸二師を中心に、清水正史師とあと1名の3人で共同監修。
使用コース
テキスト
- センター本試・追試の過去問(一部センター模試の過去問)で構成される教材。
- 必ずその年のセンター本試験の問題が前期テキストに記載されている。
- ここを読むと胃が痛くなってくる浪人生が毎年多数確認されている。
- 前、後期共に十題ほどが掲載されているが、どの講師も殆どがセンター過去問、特に2000年代の問題を選択する。
- 「読解のメルクマール」という問題が付いている。
- 後期には関西教材の補充問題テキストが付いてくる。
- 2019年度からしっかりとした補充問題テキストが配布されるようになった。本冊には古めの問題が掲載されており、補充問題テキストには最近の問題が掲載されているために講師からは称賛の声も見られる。
- 中野芳樹先生はよく本教材を批判し、『現代文読解研究』での正しいセンター対策をよく復習・研究するようにおっしゃる。
特徴
- 「読解のメルクマール」に関しては「センターとは全く関係ない」とか「関西には『現代文読解研究』があるからいらない」という理由で扱わない講師がほとんど。
- 良講師に当たるとセンターの解き方、頭の働かせ方まで学べてとてもラッキー。しかし、内容解説だけで終わってしまうような講師に当たると・・・。
- 関西の講師は大体解答法も教えてくれるのであまり心配ないだろう。
- 関東でも本教材の「読解のメルクマール」は使わない講師な多い(センターレベルを超えているため)。
- 詳しくはお茶飲みwikiのページを参照。
担当講師
中野芳樹
松本孝子
古川大悟
高見健司
おすすめ参考書
『池上の短文からはじめる現代文読解』
- 著者は駿台現代文科の人気講師である池上和裕先生。
- 師の著書にはセンター対策用の黄色本もあるので、各々が比較検討してみよう。
『現代文 読解の基礎講義』
- 著者は駿台現代文科のGODである中野芳樹先生。
- 師唯一の著書。大阪校SS,MS,LSクラスの生徒の多くが愛用している。万人が認める良書である。
- 中野芳樹先生考案の客観的速読法を利用し全体要旨の把握を目指す読解と、論理的解答法を利用した精密な解答術を身に付ける。これらは単なる受験テクニックではなく、大学入学後に論文を読む際にも適用可能なものである。
- 池上和裕先生も上記の自著を一通り終えた後に取り組むことを推奨している。