森茂樹/複製 のバックアップ(No.1)


森茂樹(もり しげき)は、駿台予備学校数学科講師。柏校校長。3号館,市谷校舎,横浜校,柏校に出講。

経歴

  • 1958年10月16日 石川県金沢市生まれ。
  • 金沢大学教育学部附属高等学校卒業。
  • 東京大学理学部物理学科卒業。
  • 東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。
    • 理学博士。
    • 博士論文「He,Ne,Ar原子による低速陽電子の非弾性散乱 (Inelastic scattering of Slow Positrons by He, Ne and Ar Atoms)」
  • 大学2年の頃から「大学への数学」の編集・執筆に携わる。
  • 大学院博士課程在籍時より代々木ゼミナール講師を務める。
  • 1997年、駿台予備学校講師。

関西での担当授業

授業

  • あらゆる分野のあらゆる問題に対して丁寧かつ緻密な解法を提示する。時に感動を呼ぶほど非常に鮮やか・美しく、奥深い数学の世界を垣間見せてくれる。
  • どの分野も非常に素晴らしいのだが、解析系や三角関数、数式絡みの解法が複数ある、思いうかぶ分野の評価が特に高い。
  • 数学上級者向けの授業を展開。
  • 特に数1数2数3分野の授業は後述の解法重視の授業と相まって非常に素晴らしい。
  • 師が提示するのはごく自然な発想から生まれる、所謂「定石」を用いた解答である。その定石を用いた生徒が真似しやすい解答を披露することが多いが、別解として定石を駆使しつつも鮮やかな解答を披露なさることも多い。
  • 滑舌が悪い、字が汚い、板書量が多いと三拍子が揃っているが、それを以てしても充分過ぎるほど密度の濃い授業を展開する。
    • 師が解説中にドヤ顔を見せられる際、多くの生徒が完全に凍りついている。かなりアクロバティックかつ鮮やかな解法に生徒は驚かされるのである。一部の生徒からは「頭が良すぎて他の器官がついていかない」と言われることもある。それほどまでに天才肌なとである。
  • 滑舌が悪い割には饒舌で口頭解説も多い。解答のブレイクスルーとなる事項を解説する際は低音を披露する。ただ聞き取れなくても心配はいらない。一通り話した後に必ず丁寧に書いてくれる。
  • 大学への数学で長年執筆していただけの文才があるので、常人すら噛みやすい言葉を使うことも。(例:「四の五の言わずに」「狐につままれたとでも」)
  • 字が汚いことは師自身も認識されているよう。初回授業や講習初日に必ず「私は字があんまり綺麗とは言えないので。ご了承ください」と言ってから板書を始める。「心眼で読め」とも。
  • 本当に解読が不能な時もある。特に2とZの区別は大変つきにくい。なのにZS§2の担当が多い
  • 初見では粗雑な板書に思えるが、内容自体は非常に良くまとめられている。その分、量も多めで書くスピードも速い。まず解法のポイントを☆マークで板書し、別解や出題背景・補足事項などを<<注>>で示してくれる。そのためかなり復習がしやすい。綺麗にノートを取ると後で驚くことになる。
  • 授業のスピードは異常に速いが、ポイントを話した後、さっさと次に行くのではなく例を挙げたり、頭の中を整理する時間を意識的にくれたりするので、非常に分かりやすい。
  • 雑談はおろか、数学の勉強法等も含めその問題以外のことはほとんど授業中話さない。
  • センター・入試前であると、授業の締めの際に応援してくださることがある。
  • 問題解説の際には、解説に入る前に必ず問題文をすべて音読する。その際の読むスピードはとても速い。例によって滑舌の悪さが際立つので聞き取るのは結構大変。
  • 師は、生徒にとっては必要かどうかわからないこの音読によって、問題の最終確認をしているようである。
  • 実際に師がテキストを忘れた際も生徒からテキストを借りて一度音読すれば後はテキストを用いなくても解説は始まる。場合によっては最前列の生徒の教科書を逆さまに覗くようにして読んでいることもある。この時は読む速度は若干遅い。
  • 他の数学の名講師と同じく予習はしていない。一度問題文を読むだけで事足りるのである。
    • しかも解説において使う言葉はほぼ同じである。現役時から師の授業を受けたり年数を重ねたりすると何度か同じ問題に遭遇するが、以前と何も変わらない解説に驚くだろう。
    • ただあまりに計算が複雑だったり冗長な問題の場合は、計算の過程を記した裏紙を持ってくることもある。
  • 問題解説に入る前に、まずは「この問題を解く上ではどうアプローチすれば良いのか」「どの定石が有効か」「解答の流れはどうなるのか」などを簡潔に示してくださるのだが、これが素晴らしく分かりやすい。2回目は解説を交えながら解答を板書する。尚、最初のアプローチの説明などは聞き逃しても黒板にまとめてくれるので心配は不要。字は汚く、読みづらいかもしれないが。
    • 難しければ難しい問題ほど解法の鮮やかさは増す。
  • 関西数学科の人気講師、杉山義明師と似た手法である。杉山師は1回目の解説で問題の概略、定石の確認などをし、2回目に解答を板書しながら再度ポイントを解説していくスタイルを取っておられる。
  • 暗算が天才的に速い、かつミスは極めて少ない。
    • 一方で師曰く「私は計算ミスが得意ですので」とのこと。しかし、ミスを見つけるのは早い。
  • マイクについた紐を使って黒板にたちどころに正確な円を描くことができる。ちなみにこの技は山本矩一郎譲りである。
    • 突然師の声が小さくなったらそれは円を書く準備を始めたということ。
    • 森下寛之師は,「森さん,円書くのにまだマイク使ってるの?あれマイクが切れるからやめてほしいんよ」と仰っていたので,講師間でも有名なようだ。
  • テスト演習をしている時は必ず生徒の答案を見て回り、忽ち出来を詳細に読み取れる。
  • 師の顔色と難易度には相関があると思われる。
    • 難問・良問の解説を行う際はとても楽しそうであるであるのに対し、簡単な問題の板書中は、ぶっきらぼうな表情であることが多い。

人物

  • 小林隆章師、雲幸一郎師とともに、関東駿台数学科を代表する講師である。
    • 東大理系や医学部など、大学入試における最高レベルの数学の講義を行うことのできる数少ない講師。
    • 主にお茶の水校、市谷校舎、横浜校に出講。雲幸一郎師と同じく担当は東大、京大、東工大、医系コースといったレベルの高いクラスばかりである。
    • 2019年よりリニューアルの一環か柏校に出講し始め、同校の活性化を担う講師の1人となった。
    • 還暦を迎えられますます元気でおられるが活躍の場を地方に移すなど、後輩講師への配慮が見られる。いつまでも席を譲らない高齢の講師には師の態度を見習って頂きたいものである。
  • 受験数学業界におけるエキスパート。
  • 代ゼミの岡本寛師と同僚である。
  • 安田亨師、雲幸一郎師とともに月刊「大学への数学」の常連執筆者である。
    • 大学生の頃から大学への数学の執筆を行う。かつては岩井秀喜というペンネームで寄稿し、大数ゼミにも出講していた。
    • 授業でも稀に大数編集部での体験談や大数読者から寄せられた秀逸な解答などを紹介する。
  • 代々木ゼミナールの看板講師だったが、安田亨師の後を追うように1997年度に駿台に移籍した。
    • この時、大島保彦師率いる駿台英語科の講師一派は移籍の噂を聞きつけ、雲幸一郎師にその力量を問うた所、雲師が褒めたので、「雲の上の人」と言う愛称が英語科講師陣に広まった。
    • 同時期に駿台から代ゼミに移籍した今井宏師とのトレード説があったが、教科が違うのでガセであろう
    • 月刊大数から代ゼミには安田亨師に引っ張られた。(安田亨師談)
    • 代ゼミでは、山本矩一郎先生の後任で「東大文系数学ゼミ」、安田亨師の後任で「東大理系数学ゼミ」を単科講座・季節講習共に担当していた。
    • 代ゼミ時代は女性職員にモテていたらしい。
  • 受験生からの評判はもちろん、駿台内外の講師からの評判もすこぶる良い。
    • 代ゼミの定松勝幸氏が唯一すごいと認める講師。
    • 大学への数学」の編集長・福田邦彦氏が彼は天才だと思うと賞賛する講師。
    • 代ゼミ荻野暢也氏が、安田師とともに代ゼミが失った唯一の財産だと挙げた講師。
      • 荻野氏の受験時代、ある時解いた数学の難問の正体は学生時代の森師によるものだった。後に作成者が学生ときいて荻野氏は「こんな難問を学生が作っていたのか!」と驚いたとか。
    • 安田亨師が唯一「彼は頭がいい」という講師。
    • 河合塾・元代ゼミ、元東進、元プリパス、元ロジックの二見太郎氏が代ゼミ時代に一目置いて、近寄りがたいといっていた講師。
    • 代ゼミの雨宮章雄氏が嫉妬していた講師。
    • 元SEG・元代ゼミの米谷達也氏が「森さんが解けない問題は誰にも解けない」といっていた講師。
    • 批判魔雲幸一郎師も師を尊敬している。一方で、師も雲幸一郎師の実力を褒めている。
    • 河合塾の講師でも名前をよく知っており、恐れている講師。
    • 他の数学講師が軒並み苦戦した国際数学オリンピックの難問を短時間で解答する講師。
    • なお、そんな数々の数学講師から尊敬されている森師は、関西数学科主任の米村明芳師を尊敬しているとのこと。
  • 師の知り合いは、研究者ではなく予備校講師になったことに驚いたのだとか。
  • センターが終わった後に行われる2次・私大演習の際に、鹿野師の次の授業が森師だったのだが、そのとき鹿野師は森先生に「延長してもいいよ?」と挑発気味に言われたらしく、案の定いつも通りに授業が延長しそうだったので、その言葉に甘えようとしたが、「でも本当に延長すると、どうなるかわかんないからね…森先生こわいから…」と小言を言い、休み時間をフル活用し、なんとか授業を終わらせた。(その後何食わぬ顔をした森師が教室に入ってきた。)
  • 愛称は「しげっきー」。
  • 年齢を感じさせない、ふわふわサラサラでつやつやとした美しい黒髪と、 少年のような寝癖がチャームポイントである。
    • 大島師曰く「小学生の頃から顔が変わってない」
    • とうとう還暦を迎えられた。しかし、多くの生徒の保護者より若く見えるのではないだろうか。
    • 顔が可愛いと称する生徒が多い。
  • 有野晋哉に顔が似ている。伊藤利尋アナにも似ている。
    • 「俺が有野に似てるんじゃなくて、有野が俺に似てるんだ!」と言ったらしい。
  • 「〜ですな。」や、「〜であることは言うまでもありません。」が口癖。
  • 一人称が安定しない。僕、俺、私の全てを使いこなす。
  • いつもニコニコしてる印象だがさりげなく毒舌。まれにユニークな発言もする。気付いた生徒は良いことがあるかも。
    • 毒舌と言ってもシャレの効いたユニークなものである。
    • 「分数を文字でおくとき分母の文字が0になる可能性を考えないのでは理系失格です。文系はズボラだからそんなこと気にしない」
    • 「(点と直線の距離の公式で)分母のルートの中身を間違えている答案を結構見ますけど、私にいわせればどうやったらこんなの間違えられるのかわからない」
    • 「こんな三角関数の誤った理解をしているようでは、XS§1の担当者は“テータ”について何を教えていたんだということになってしまう」
    • 「これがわからない?そんな感性じゃ寂しいぞ」
    • 「前期に何度も話したことですが、先程からボーっとした顔が幾つもあるので、仕方ない。もう一度解説しましょう」
    • 「ここで展開図を描くのは小学生以来の常識です。それを考えなかった人は常識が欠けている。もしくは小学校を卒業していないとか」
    • 「三流大学ですと、このようなあまり出題の意図がよく分からない問題があるわけですけれども」
    • また、必要のない常用対数の近似値が提示されている問題についても「バカにしてるのか」などと(冗談混じりに)非難していた。
    • 「貧弱なチョークだな、お前は」
    • 「切り口が弓形になると厄介なんですよ。だから縦に切ってください。……僕、私はMだという人はこう切ってください…」
    • 時に良問を上から目線で褒め称える。
    • 「よく考えた出題者なんだね。偉い、君は。ほめてあげる」
  • 最近「何故ーーーとなるのでしょうか?その答えは、◯◯◯だからです。チコちゃん風に言うと。」という構文を使うようになった。
    • 森下師といい久山師といい、熟年の駿台講師は皆チコちゃんが好きなようである。
  • 珍しく次週の問題について触れたと思ったら満面の笑顔で「これは、非常に面白いですよ」と残して教室から去っていった。
  • 発言を自粛する際、「・・・」と仰る。きちんと「点点点」と発声する。
  • よく「これ」を「こいつ」と言う。「こいつを動かす際の面積はこのように表されるわけで」など。
  • 質問対応はレベルに応じて変わってくる。
    • 森師に限らず、最上位クラス担当の講師は、簡単な質問、自分で考えてないと思わせるような質問には対応は悪いことも多いので、きちんと自分で考えてから質問することが大事。
    • 師は、あくまで予備校講師の仕事は、解答の手助けをすることであり、結局自分自身が手を動かさないと成績が伸びないと考えているよう。全くその通りである。
    • よくある学生の勘違いを紹介する時、「~~なんて馬鹿なこと抜かすのが時々いますが、」と言うことがある。
    • ただ秋本吉徳師によると「彼は数学が出来ない生徒を過度に責めたり馬鹿にしたりしない」そうだ。一体どこの雲師がそんなことをしているのだろうか
  • 左袖の上腕部に"S.Mori"と、苗字・イニシャルが書かれているワイシャツを必ず着ている。
    • 授業の時はチョークを持つ右手のみ袖のボタンを取る。
    • 夏期講習では毎日色違いのポロシャツで出講。
    • 生徒はあまり気にかけないかも知れないが、60過ぎていると思えないほどの逞しい腕回りをしている。
  • 生徒には無愛想なこともあるが、講師間では非常に社交的な方らしい。
    • 師のことを散々イジる大島師を始め、斎藤資晴師や松井誠師などのベテラン講師と良く談笑している。
    • 朝霞靖俊師は札幌からの飛行機で席が偶然横になり大変に緊張したが、気さくに話してくれたそう。
    • お酒が入ると普段とは打って変わって、雲幸一郎師と共にマイクを離さないのだとか。俄には信じがたい話である。あの滑舌で何を歌うんだとか思ってはいけない
    • 特に雲幸一郎師とは参考書を共著するほど仲がいい。
      • 運が良ければ、雲幸一郎師と一緒に帰る姿を見ることができる。
    • また、授業でも頻繁に雲師の名前が登場する。
      • 「この問題は、(2)が解けていなかったら(1)にも点は入らなかったという話です。何と言っても、出題した先生は雲先生の同級生ですからね」
      • 「(センター試験について)足がありゃあいいんでね。俺も雲君もそういうつもりだったぜ?」
      • 「このクラスの§○○は誰が教えてるの?雲君?」
      • 「誰かさんのキックが飛んで来るんだよね」
    • 鹿野竜也師とも仲が良いらしい。鹿野師はよくいじられているよう
  • 寒いのが苦手なようで、冬期講習では頻回に「最近ほんとに寒いですけど」と言う。
    • 寒くなると滑舌も悪化する。
  • 師のような喋り方をする駅の係員もいると言う生徒も。やや声が高く早口と言う意味だろう。
  • あまりにも天才的な頭脳の持ち主ということで良く大島師が雑談に登場させる。雲師の次にお気に入りである。
    • 特に「この問題には解法が5通りあります」という鉄板ネタがある。
    • 例えば、試験会場での心構えの話だと「試験会場で肩にいろんな人を載せてればいいの!勝田だったら……雲幸一郎だったら……森茂樹だったら『この問題には解法が5通りあります』いいんだよ!一通りでいいから早く教えろよ!」といった感じ。
    • なんでも、講師室で生徒に質問された際に30秒考えてから解説を始めたため、それを見ていた大島師が後で理由を尋ねたところ「5通りの解法を考えるのに10秒、どの解法が生徒に合っているか考えるのに20秒かかりました」と言ったそうな。
    • 大島師は森師を雲幸一郎師と話を合わせられる数少ない講師と評した。
    • そんな大島師曰く、「名前が反則」
    • 森が茂る樹という全てが縁語状態だからだそう。
    • 一部の文系の生徒にはボリシェヴィキ*1に聞こえるらしい。
  • 高校時代から優秀で、しかもそれは数学に留まらない。
    • 英語の偏差値は「65と80の間で上がったり下がったり」していたそう。
    • 大島師「日本語の使い方間違ってる」
    • 入試当日までに数学の問題を2万題ほど解いたらしいとのこと。
    • 高校時代全国規模の模試で第一位になったことがあるらしい。
    • 東大受験では、古典を一切無視して、数学を5問完答して合格したらしい。『私の大学合格予備校作戦’92』(エール出版社、1991年)
  • 受験生には森師をイメージして数学の問題を解くとなぜか解ける、と評判である。
  • 同い年の斎藤資晴師曰く、8時間睡眠をキメるロングスリーパーらしい。
    • ちなみに斎藤師はショートスリーパーで、3時間睡眠でも「今日はよく寝た」とか言っていたりする。
  • 駒橋輝圭師曰く昼食は大概ラーメン。例文にする頻度。
  • タバコ、お酒、コーヒーが好きらしい。趣味は競馬であるそう。
    • その割には健康そうな見た目である。
  • 講師室ではスマホ、iPad、MacBookの三台を同時に駆使して仕事をしている。
    • 斎藤師曰く、真面目くさった顔をして実はゲームをしているらしい。大変なゲーム好きなんだとか。
      • 「あれだけ講師室でゲームしてる人他にいませんよ」
  • 筑波大学の森茂樹名誉教授とは別人である。
  • ある日、ニコニコしながら「よいしょー!」と言いながら鞄を持ち講師室を去って行った。その後忘れ物を取りに来たのだが、その際も笑顔であった。可愛い。
  • 講師用エレベーターで、乗り合わせた他の講師とは色の違うテキストを持っていた某師に対し、笑顔で「あ、一人だけ仲間外れがいる!」と言ったとか。可愛い。
  • 講師室で雲幸一郎師と雲孝夫師が、生徒の模試の採点ミスを訴える答案用紙を見て、この方法は別解になるかと討論していたところ、横から森師が「どれどれ」と言い、みかんを食べながら二人の話に入ってきた。可愛い。
  • 冬期の東大理系数学の講義の際に、師が教壇から足を滑らせて落ちて、生徒はヒヤッとしたが、本人は至って冷静で、その後すぐに何事もなかったように授業が再開して、師の数学を解いているときの集中力はただものではないことを思い知らされた。




*1 ロシア語で「多数派」の意。ロシア帝国下でのロシア社会民主労働党の左派を指し、後にソビエト連邦共産党となる