塚田潤

Fri, 15 May 2020 17:37:59 JST (1434d)
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塚田潤(つかだじゅん)は、駿台予備学校英語科講師。京都校大阪校神戸校に出講。大阪校校長

経歴

  • 長野県出身。
  • 京都大学文学部英文科卒業。
    • 表三郎先生曰くシェークスピアを研究していたのだとか。
  • 京都市在住。

授業

  • 授業は英作文メイン。
    • 英作文の授業は駿台関西地区において最高レベルのクオリティーであり、中上位層からの支持が厚い。
    • 生徒からの支持が厚いことからもわかるが、その実力は確かなものであり、関東英語科の久山道彦先生は「塚田師」と呼び、賞賛、敬愛なさっている。
  • 一方で、師の英文読解の担当はレアである。
    • 高卒生は『京大突破レクチャー』か『京大プレ英語』、京大実戦模試の解説授業くらいしか機会がないであろう。
    • 読解系の授業は、学生が間違えやすい部分や、文中の英作文にも使える重要表現を拾っていき、詳しく解説して下さる。下村英夫先生の方法に近いかもしれない。
    • 文章については理解しやすいが、文脈など読解的な内容はあまり解説せず、やや粗さが残る。そのため、英作に比べるとやや評価は下がるか。
    • ただし、直前期の受験生や、演習の解説には非常に役立つスタイルなので『京大プレ英語』は評価が高い。
  • 師曰く、英作文は「使える表現を増やす」ことが大事なんだとか。
    • そのため多くの英語表現を挙げる英作文の授業を展開する。
    • 入試で実際に使える表現とその使用方法や使用注意、問題文の文脈で使うべき表現&使うべきでない表現を強調して教えてくれる。
    • 授業で出て来た表現を覚えるだけでも英作文の成績が変わってくるので復習が大事。
  • 授業はまず和文の一部を取り出してどう表現するかを解説し、次にそれらをどう繋ぎ合わせて英文を構成するかを解説するスタイルである。
  • 授業中は、「お前だったらどうする?」的な英語以外のことが聞かれることが結構あるので、その時は正直に答えて問題ない。正解もしくは師がフォローしてからの笑いが起こるのどちらかなので。
  • 男子生徒を当てる際、「そこの彼氏!」と言う。
    • 女子生徒なら「そこの彼女!」。
    • 生徒への呼びかけ方は「みんな」。
  • 偶に「この表現使った人いるかな?Raise your hand.」と言い、手が挙がると「居なかったら説明しねぇ気でいたんだけどな、君たち俺を休ましてくんねぇな。」と言うが、居なくてもなんやかんやで教えてくれる良い人である。

板書/プリント

  • 板書はゆったりと書き進めるが、説明も同時に行うので授業展開は速く、ボーっとしているとすぐ消される。
    • 酷い時は書いたそばから消すことも。
    • こちらが板書している最中に消すこともある。消した後に「消しちゃったけど・・・」と消した所の解説をすることもよくある。
  • 英作文の授業では、これから何について解説するかを「口頭で」伝える。板書上でタイトル付けを行わないので、各自で足しておくこと。(対象となっている和文や「どう繋げるか」など)。
    • 英作文の授業の受け方の基本であるが、行間をたっぷり(最低でも5〜6行)空けて板書すること。そこに、文法事項の補足や追加表現などを足していくこと。
    • 文頭に板書を挿入したり、(随分前に)書いた英文に単語を書き足したりすることがある。余白たっぷりに板書を取って、対応できるようにしておくこと。
  • 偶に綴りが間違っていることがある。
  • "()"と"[]"の使い方が多くの先生と逆になっているので注意。省略出来る表現に"[]"を、同義表現を"()"で括る。
    • 伊藤和夫先生考案[要出典]の形容詞の"()"などはあまり使わない。

質問

  • 質問対応も非常に良い。廊下でよく質問待ちの列ができている。添削も快く引き受けてくださる。
    • 但し、テキスト作成や授業を担当する講師と添削する講師との関係などに一定の拘りがあるようで、他所のクラスの添削は殆ど受け付けない。
    • よく書けている部分は「上手い!」と言って褒めてくださる。
    • さらに出来ていない部分に関しては、授業のように時に笑いも交えながら丁寧に解説していただけるという神対応ぶり。
    • 中々フレンドリーに接していただけるので積極的に持って行くと良い。

担当授業

通期

2018年度

《出講表》

曜日校舎
月曜日大阪校
火曜日大阪校
水曜日
木曜日神戸校
金曜日京都校

《担当授業》

春期講習

2019年度

夏期講習

2018年度

冬期講習

2018年度

直前講習(Ⅰ期)

担当なし

直前講習(Ⅱ期)

2019年度

日程1限(朝)2限(昼)3限(夜)
1/28京大プレ英語(大阪校)
1/29
1/30
1/31京大プレ英語(京都南校)
2/1
2/2
2/3京大プレ英語(京都校)
2/4
2/5
2/10京大プレ英語(京都南校)
2/11
2/12
2/13京大プレ英語(神戸校)
2/14
2/15
2/17京大プレ英語(京都校)
2/18
2/19

その他(各種イベント類)

2018年度

人物

  • 「ツカジュン」、「つかぽん」の通称で親しまれている。
  • 桜井博之先生と同様、人格が洗練されている気がする
    • 下記の居眠り生徒の件参照。
  • 竹岡広信先生が批判するテキストばかり作成している。
  • 口癖は「あのね~」、「これはね~」、「う~んとね~」。
  • 英語の発音はあまり良くない。特に「th(θ)」の発音が苦手なようで、"think"の発音は完全に「てぃんく」である。
  • 自身の授業は「知的」だと自負しておられる。(数学科の井辺卓也先生と比較して)
    • 師曰く、自身は繊細なコンピュータで井辺卓也先生は喧しい大型ダンプとのこと。
  • 背が低く、結構顔が可愛い。
  • 顔がPSYCHO-PASSの征陸智己に似ている。
  • 年齢は不明だが、爽やかである。
  • だいたいベージュ色のズボンを履いている。
  • ドジッ子で教室を間違えたり、違う教室のマイクを持って来る。
    • マイクのスイッチを入れ忘れたまま授業することもしばしば。だが、声が大きいため聞こえないということはあまりない。
    • 神戸校で講習の休み時間にマイクを消し忘れ、「トロい」という発言が教室に流れてしまった。本人曰く、生徒のことではなく神戸校のエレベーターのことらしいが。
  • 意外とラフな喋り方をする。
  • 時にキザなセリフを言う。生徒ウケはとても良い。
    • 恋愛における大事な事をよく最前列の男子にアドバイスしてくれる。
      • ちなみに既婚者である。
      • 「そんなことやってると、女の子は振り向いてくれないぜ?(笑)」
    • 因みに師がこの世で一番大事だと思うものは、「愛」らしい。
    • 「若いくせに『金』とか言いやがって(笑)」
    • なので、このようなことを聞かれたら返答に注意。
    • とはいえ、完全にネタのノリなので普通に思った通りに答えれば良いかも。返答によっては上のような優しいツッコミをしてくれるだろう。
  • 暑がりなのか、夏になるとウチワをパタパタ仰ぎながら教室に入って来ることがある。
    • たまに授業中にも使ってしまう。
  • 「昔は」スキーが上手かったらしい。今はあの体型なので(ry
  • 将棋もやっていたことがあったとか。小学生をコテンパンにやっつけて泣かれたらしい。
  • 講師採用試験(模擬授業)の試験官を務めておられる。
  • 数学科の吉岡高志先生と仲が良い。
  • 愛煙家でアメスピの箱をよく胸ポケットに入れている。タイミングにもよるが、講師室へ質問に行くと師から仄かにやにの薫りがする。
  • 大学卒業後駿台で講師になろうとした際に元学生運動の首謀者で駿台英語講師の重鎮である表三郎先生によりアドバイスされ、大学院を卒業してから駿台講師になった過去を持つ。
    • 表三郎先生曰く「だから俺は塚田さんに恨まれてるやろな、ガハハ」。
  • 表三郎先生に師事していたゆえか、思想は左寄り。
    • 数々の疑惑が浮上している安倍政権に対して批判的。
      • 本人曰く、「あんまり賢くないねえ」とのこと。
      • 選挙の話題の時には「自分が選んだ候補者は殆ど落選している」、「政治で多数派の肩を持つ奴はクズだ」など発言されている。
    • 授業中の雑談や『長文英文構成演習』のテキストの内容にチラリと見る事が出来る。
  • 実は2016年度の京大入試の英作文(「積ん読」についての話)を的中させたのは師であるが、何故か桜井博之先生が的中させたと勘違いされており、実際受験者の間でも「桜井先生ありがとう!」となってしまっている(千賀敏先生の講習内での「塚田先生の名誉のために」発言より)。
  • 神戸校にて、授業中にいびきをかいて寝ている生徒がいた時、怒ったり機嫌を損ねたりせず、他の生徒に対して「まあ、疲れてるんだろ。許してやってくれ。同志だろ?」と笑顔で語りかけるという神対応を見せた。優男である。
  • 成績優秀者の表彰の際のお話が、いかにも京大で出題されそうな長文英作の和文という感じがした。流石である。
  • お母様はまだご存命らしい。当たり前だが80歳は超えているとのこと。
    • 呼び方は「ウチのおふくろ」。
  • 2019年度後期に右腕を骨折してしまった。本人曰くファシストと戦った結果だという。
    • 「思想的には左だから左手で書けないとなあ。」

テキスト/模試作成


京大入試実戦模試

  • 京大の英作っぽい問題を作らせたら駿台関西英語科で師の右に出る者はいないだろう。
  • 英作文だけでなく、英文解釈の作問も担当している。
  • 英作文ではほぼ毎回作問に関わり、2題の内どちらか一方はたいてい師が作問したものである。
  • 英文解釈の作問では自分で書いた英語の文章を和訳の問題に使ったことが過去にあるらしい。(古文科岩手勇二先生談)
  • ここ最近は、第2回の大問IIとIVの作問を担当しているようだ。
  • 昔、京大実戦模試の英作文の問題を作った際、「次の文章を和訳しなさい。」としてしまったらしい(結局日本語で書いた人はいなかったらしいが)。