岩手勇二

Sun, 26 Sep 2021 01:47:58 JST (1153d)
Top > 岩手勇二

岩手勇二(いわてゆうじ)は、駿台予備学校古文科講師。主に京都校に出講。元関西駿台古文科主任。

経歴

  • 東北沿岸地域出身。
  • 国際基督教大学卒業。
    • 年齢は不明だが、話を聞く限りでは学生運動の全盛期に大学生活を送っておられたようである。

授業

「それでは午後の古文を始めましょう。」

  • 分かりやすく生徒に人気。
    • 講習会で締め切りを出すこともしばしばある。中々良い。声が非常に渋い。
    • が、福岡校のSAの出席率はイマイチ。おそらく、二次試験で古文がいる人といない人の合同クラスであり、師が二次よりの解説をするためだと思われる。しかし、これは福岡校では『古文TK』の設置が無いことを考慮しての判断であり、東大京大志望者にとってはとてもありがたい。古文TK』を設置すれば済む話だが・・・。
      • センター試験にも応用できる考え方も幅広く教えてくださるので、個人的には出席した方が良いとは思うのだが。
  • 特に和歌の説明が上手い。情と景についてゼロから伝授してくださる。
    • 特に引歌の説明、解法は本当にタメになる。センターなどで出てきた時、その威力に驚愕することだろう。
  • 駿台古文科で三本の指に入る。二宮加美先生の前の古文科の主任だった。というか、数年前まで全国の駿台古文科のドンだった。そのため、貫禄は他の古文科の講師の比ではない。
  • 時代祭では町内会でお呼びがかかるらしく、駿台で授業がない年は行列に仮装して紛れているらしい。
  • お土産と称し、古文の読み方を伝授してくださる。
  • 授業によっては、設問への対処法(=ポイントの押さえ方)に力点を置き、詳しく、かつ実戦的に教えてくださる。
    • なので、中級者以上の人はかなり満足できる授業が展開される。
    • 尤も、「文法や語彙は大事」と仰っている。その上での話なのだろう。
  • 発言の至る所で強調のため、絶妙な効果音が流れる。発信源はチョークまたは師の靴。
    • よく手を叩く。綺麗な音である。
      • 同時に手についたチョークの粉がはらはらと舞う。これまた情緒がある。
  • プリントでは生徒の頭に入らないという考えからあまり好きでないらしく、殆どが板書で授業を行う。
  • 板書はカラフル。4、5色はペンを用意しておいた方が良い。
  • 独特な「!」を書くため初めて見る生徒は理解出来ないこともしばしば。
  • 師が板書をしている間はその内容をノートに取らず、ただ見て、理解した後まとめてノートに書いた方がすーっと頭に入る。
  • 「今から説明するので、よ~~く見ていてください。書くなよ!まだ書くなよ!」
    • と言っておきながら、書く時間をあまり与えずに次の内容に移ってしまうことがあるので要注意。
  • 雑談を時々して下さるが、中々面白い。
  • 度々雑談に下ネタをぶっ込んで来る。用語までぶっ込んで来るため完全にアウトな雑談になることもある。その際女子は勿論男子も笑わない。当然ここで爆笑してしまうと女子はどん引きである。
    • 「『何くそーって』あ、『くそ』って汚い言葉なんて使っちゃダメね。『う〇ち!!!』」
    • 「教養のない愛なんて肉欲じゃねぇかよぉ」
    • 「そんな勉強、マスターべー○ョンにしかならんよぉ」
    • が、流石に何回も言われてしまうと笑ってしまう人もいる。
  • センター対策の授業で、師は本文を読む前に設問文で登場人物をチェックするように言うが、遂に2017年の試験で設問文で登場人物をチェックできない仕様の問題になってしまった。
  • 前期の最後の授業で課題を出し(やるかやらないかは任意)夏期講習の間や後期に持っていくと詳しく丁寧に見て下さる。

担当授業

通期

  • 2020年度をもって福岡校の担当がなくなった。

2020年度

《出講表》

曜日校舎
月曜日
火曜日
水曜日福岡校
木曜日京都校
金曜日京都校
土曜日

《担当授業》

春期講習

夏期講習

2019年度

冬期講習

2019年度

期間1限2限3限
A期間古文特講(京都南校)
B期間古文特講(福岡校)京大古文(福岡校/後半)
C期間東大国語(京都校/後半)京大理系古文(京都校/前半)京大文系古文(京都校/後半)
D期間京大理系古文(京都南校/前半)、京大文系古文(京都南校/後半)
E期間
F期間古文特講(京都校)

2018年度

期間1限(朝)2限(昼)3限(夜)
B前半古文特講(福岡校)
後半京大国語(福岡校)

直前Ⅰ期

直前Ⅱ期

人物

  • 元関西古文科主任。
  • 東北沿岸地域出身で京都在住。
    • 出身地はたいそうな田舎で、狩ってきたキジが飾られていたらしい。
  • お兄さんが1人おられるらしい。
  • 師の言う「赤門大学」「鴨川大学」「千里大学」「六甲山大学」とは、それぞれ「東京大学」「京都大学」「大阪大学」「神戸大学」のことだと思われる。
    • たまに言い直すことがあるので、ほぼ確定である。
    • 「えーっと京都大学・・・違う、鴨川大学が・・・」合ってるのに何故言い直した。
  • オネエになったり、女子生徒になったりする時がある。オネエのモデルは菅野三恵先生だと思われる発言をごく稀に放つ。このオネエになる時の師は必見である。
    • 「せんせぇ〜!これって〜、○○○○なの〜☆・・・・・・馬鹿言うんじゃないよ!」
    • 初めのうちはビックリするかもしれないが、慣れるとめちゃくちゃ面白く感じる。
    • 一人称も変わる。
  • いつもの通りの渋イイ声で自分の生活で出会った人や事柄に対して毒突くこともある。
    • とても面白く、爆笑が起こる。
    • 「な〜にが○○○○だよ、ほんっとに・・・」「○○○って、うるせぇこのやろう」「○○○って、バァ〜ッカ!」
  • 言い回しが時代の差を感じる。
  • 「場合」を「ばやい」と発音する。
  • 古文重要事項』の言い方が特徴的。
  • 質問も快く引き受けてくださる。よく質問待ちの列もできる。後期には過去問の添削にも応じてくださる。
    • テキストの全訳の添削も引き受けて下さる。授業で仰ったポイントも再度教えて下さる。
    • 帰ろうとしてる時にお願いすると、「えーっ!?今ぁ!?」と言いつつ、丁寧に添削していただける。要するに上位コース講師陣特有のツンデレ
    • 常連になると、弱点まで指摘してくださる。
  • 英語科塚田潤先生と仲が良い。
    • よくネタにするが、イジリ方が面白い。
  • 家で亀を飼っているらしい(名前はオソメとヒサマツ)。
    • 最近は亀のくせに高い肉や刺身しか食わなくなってしまったらしい。ドライフードを上げてもそっぽを向かれてしまうとか。
      • 「『この野郎、食えっ!食えってんだ!』って言ってももう全然ダメよ。こっち向かないんだよw」
  • 授業中、生徒達にあからさまにやる気がないと怒鳴ることがある。怒鳴っても渋い声。
    • 普通に受けていても怒鳴ることがある。が、大抵は生徒のやる気を奮い立たせるべく、叱咤しているので、半分はネタである(要は何かにキレているとかそういうのではないということ)
    • 川戸昌先生のように演出として怒りを表現するみたいなものだから戦々恐々する必要はない。
  • 渋かっこいい、という言葉があるとすれば、それは師のために存在する言葉といっても過言ではないだろう。
    • まず、声と同様にパンフレットの紹介文が渋かっこいい。
      • 「手を取りて 共に登らん 花の山」
      • 夏期講習での激励メッセージカードでも和歌をお書きになっている。本当にカッコいい。
        故に授業でのオネエ化と下ネタが際立つ。
  • 安倍政権に対しては批判的。
    • しかし、過度な左翼思想を持っている一定数の講師陣とは違い、天皇制に対しては悪い思いは抱いておられない様子。むしろ好意的に受け止めておられるようにも見れる。
    • 自称「中道右派」らしい。
      • 「いいですか?駿台が左ばかりだと思っては、いけません。私みたいな中道右派もいるから」
      • 「今上天皇(現上皇)様と偶然会ったついでに一緒に一杯やってみたい」とのこと。
  • 京都校にはママチャリで登校。信号待ちをしている時に挨拶すると恥ずかしそうに挨拶を返してくださる。
  • My単語帳を作ることをオススメされる。
    • とはいえ、市販の単語帳の使用を辞めろというわけではなく、併用して作ると良いと仰っている。
  • 二条駅近くのジムに通っている姿を目撃されている(らしい)

語録

  • 「それでは、ちょいとペンを置いて黒板を見てください。」
  • 「あ、はん!なるほど~」
  • 「ちゃいまんがな、ちゃいまんがな」
  • 「ふむふむ。な~んてことを言いながら」
  • 「嘘だと思うならやってごらん」
  • 「ちょっと遊びましょう」
  • 「俺にセンターの授業させたらピカイチだぜ?」
    • その昔、マーク模試のひっかけの作り方があまりにも上手かったので、「ひっかけの岩手」なる異名を持っていたらしい。絶妙にダサい。
  • 「理解しようとするから嫌になる。ふぅ〜ん、ほぉ〜ん、そんなことするんだ。へぇ〜っと思ってやれば良い。」
  • 「もしも〜し!」

著作

学習参考書