渡辺幹雄
Thu, 04 Jun 2020 11:07:18 JST (1634d)
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関東の世界史科講師、お茶飲みwiki:渡辺幹雄も参照されたい。
関西での担当授業
特徴
- 駿台世界史科のまとめ役。東大と一橋大の青本の監修者でもある。
- 長い間、茂木誠師とペアを組み東大世界史対策を監修している。
- 駿台世界史科の東西対立における、東のドン。
- 通期の『東大世界史論述演習』は関西独自テキストであり、渡辺師は一切関わっていない。
- 世界史特講I(東大・一橋大論述で学ぶ社会経済史ー12のテーマー)は評判が高い。
- 欧米近現代史徹底整理、アジア近現代史徹底整理、欧米戦後史徹底整理を併せて受講すると、36時間で19世紀以降の現代史を網羅できる。東大・一橋大受験者は関西独自の世界史現代史講座よりこちらが良いかもしれない。
著作
授業
- 現在の駿台世界史科の中心人物として活躍する講師である。
- 詰め込み型の授業を批判し国公立向けの授業を展開する。
- 生徒には常に“why→because”の流れを大事にさせる。そのため、論理だてて考えない単語丸暗記型の生徒の勉強法を“あっ(あー)そうですか世界史”と呼び、厳しく非難する。説明上必要な知識は、細かいものでも扱う。
- 山川の『詳説世界史』も”あっそうですか世界史”と呼ぶ。抽象的な表現が多く、つまらなくて眠くなると語る。
- 師によると、山川は政治史ばかり、東書は社会経済史が充実、帝国は東大的、実教はこれら3つのいいとこどり、とのこと。
- 内野博之師は「渡辺幹雄の授業は生徒の世界史観を変える」と師の授業を褒めている。
- 「国立はこれ理解して書けないと受からないからね」
- 「これは私がこうだと言っているのではない。東大の歴史観である。教師の個人的な歴史観を教えるようになったら、もうだめだ。」
- 師の授業の効果を最大限に享受できるのは既に範囲を一通り終わらせている生徒。そういった生徒が師の授業を受けることで「あれはそういうことだったのか」と新しい視点で歴史を捉え直し、理解を深め、ひいては論述力を高めることができる。
- こうしたこともあり授業はハイレベルではあるが懇切丁寧でないので、世界史を初めて習う人向きの授業ではない。講習で師の授業の受講を検討している人は要注意。
- しかし、以前には師の授業を受講した初学者や、TAに通っていた生徒が本番で好成績をあげて合格したこともあるし、たとえ初学者でもやる気さえあればよく面倒を見てもらえる。
- 本人の努力量、そして師との相性次第だと言えよう。
- まだ世界史の基礎知識が入っておらず、授業についていけない場合は、とりあえず、師の言うことをとにかく必死でメモすると、後で非常に役立つ。
- 話があっちこっちに飛ぶように見えて、ちゃんと聞いていると後でしっかり繋がる。「無駄な話はしてない」