理系数学総合〈入試数学の定石演習編〉 のバックアップ(No.1)


小林隆章のオリジナル講座

  • レベル:5.5-8

設置校舎

テキストについて

  • 前半は入試数学の定石テキストより抜粋した定石一覧。
  • 後半は講義問題と基礎確認のための自習問題(自習問題は入試数学の定石の例題よりも簡単。小林師曰く前期の予習のための自習問題と同じレベルであり、数題であるが前期の数学XS数学ZSと同じ問題が入っている)
  • 講義問題は入試数学の定石のテスト問題よりもレベルが高い。数列や初等幾何は含まれない。(講義問題の解答はないので解答を知るには授業に出る必要がある。)

授業について

  • 入試数学の定石の演習編として開講される。(演習編とはあるもののこちらは全て講義である)
  • 2017年度は2016年度と同内容での開講。
  • 入試数学には①合格のためには完答必須問題②合否を分ける標準問題③周りと差をつける難問 の3つが存在する。入試数学の定石とこの講座で②までを完全制覇し、③まで考えられる力をつけようというコンセプト。全体的な難易度は高めではあるが難問や捨てるような問題は入っていない。(定石とセットで受講する必要はないらしく自信があるなら演習編のこちらの受講だけでも問題ない。)
  • テキストは予想問題で構成されているため、良い力試しができる。講義問題はほぼ全て国公立大からの出典であり全部で20題と多すぎず少なすぎずでこの時期にはちょうど良い。(問題の解説はテキストの問題の並び順通りではなく難易度が高いものから解説していくスタイルを取る。小林師の講座にしては珍しくプリントを1枚も配布せず全て解説するので最後の方は駆け足気味になってしまう。本人も自分の講座では20題を扱うのは多い方であると仰っていた。)
  • 入試数学の定石が比較的に分野ごとに定石を用いる問題が多いのに対してこちらの講座では1問に対して定石を1つの分野だけでなく複数用いる総合問題が多い印象。
  • 小林師の講義を冬期で初めて受講するならば実質講義時間が8時間+αで駆け足になりがちな入試数学の定石よりも理系における総合問題20題を12時間+αで取り扱うこちらの方が小林師の良さが出やすいという声もある。
  • 超難関大志望者(東大、京大、東工大etc.)のうち、数学があまり得意ではない人、もしくはその他難関国立大学や難関私立大学志望者のうち、数学が比較的得意で時間的余裕がある人におすすめの講座。
  • ライブでの授業の他に映像でも受講できるため、可能ならばセンター試験後に映像で受講するのもありである。(タームやオンデマンドの設置があるためかライブでの受講者数は小林師の他の講座と比べると少なめである。)2018年度は最後の50分で4題終わらせた。
    • センター試験対策を本格的に始める少し前の期間にあたるA~C期間の締め切りは早い。