数学ZS のバックアップ(No.1)
監修講師
使用コース
構成
- 目標レベルは東大、京大、阪大、東工大、旧帝医、単科医などの上位国公立大である。
- 『数学XS』よりもタフな問題が多い。
- 前期テキストについて、§1、2の計算問題がやたら多い。また、定番テーマの網羅性に若干欠ける。
- §1、2の計算問題は、まとめて計算練習に放り込んで、その分、網羅出来ていない問題を入れて欲しい気もする。
- 前期後期問わず、§1、2に比べて、§3(旧課程数学Cに相当)がメチャクチャ重い。
- 重過ぎて講師陣の間でも§3を担当することになる講師には同情が寄せられるとか。
- 中井大輔先生は某年担当になったが、予習がヘビー過ぎてリ〇ースしそうになったそうで、「ワシ、§1で良かった」と後年仰った。
- 麻野英三先生は前期の段階からすでに「こんなん後期のレベルじゃないかー!!」と仰っている。
- そのため、§3を担当する講師の評判も低くなりがちだが、重過ぎる問題が原因なのであって実力がないというわけでは決してない。わかっているとは思うが念のため。
- 逆に§3でもわかりやすい講師はその実力に疑う余地は無いということである。安心して付いていこう。
- そういうこともあってか、§3は良講師が担当することが多いようである
実際、広島校SAでは吉田浩二先生が§3を担当されるが抜群に評価が高い。(関東でもBIG3が§3を担当するなど、ヘビーさの認識は全国共通な模様)
- テキスト作成者であり、関東数学科BIG3でもある雲幸一郎先生や森茂樹先生は「§3は苦手な人が多いので、他の§に比べて簡単にしてあります」などと
容赦なく仰るらしい。
- 前期は大したレベルではないが、後期になると重たい問題のオンパレードに。
特徴
- こちらも『数学XS』同様、無機質なものだが、数IIIを扱っている故か、§1、2は誰がやってもあまり大差はない。だが、§3(複素平面・二次曲線)は現役時代に多くの人があまり重視していなかったり得意としない分野である上に、問題そのものの重さ故に、誰が担当しても評価は一段二段下がってしまう。
- 『数学XS』に比べると、若干質が良くないが、復習価値は十分高い。
- 関東作成のテキストなので「お茶飲みwiki:数学ZS」も参照すると良い。