現代文読解研究
Fri, 15 May 2020 15:27:31 JST (1651d)
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監修講師
使用コース
2019年度まで、文系コース全てと理系・医系スーパーコースで使用されていたが、2020年度より『精選現代文読解研究』が使用されることとなった。
特徴
- 関西独自の基幹教材。現代文学力の基礎固めを目標とし、客観的速読法と論理的解答法、表現の説明に関する知識を身につける。学習効果は非常に高い。
- 本文内容の解説に終始してしまう講師が担当になると、教材の真価が発揮されない。ただし、良講師が配当されることが多いのでご安心を。
- 文章は評論、小説、随想など様々なジャンルのものをバランスよく収録している。
- 設問に関しては、様々な要求(傍線部説明型問題、理由説明型問題、要約問題)、解答形式(マーク・記述)で登場する。
- 難解な東大や京大の現代文にも太刀打ちできるようになる。上位層ほど、この授業を大切にしている。『東大現代文』や『京大現代文』の根幹をなす授業であるから、しっかりと身につけたい。
- なお、授業で全ての問題を扱うわけではなく、クラスのレベルや講師によって扱う問題は異なる。扱わなかった問題に関しては、解答解説の配布は基本的に行われない。
- 客観的速読法や論理的解答法、表現の説明については、中野師のサイトに詳しいプリントがPDF形式で掲載されている。詳細はこちら。
- 副読本として『現代文 読解の基礎講義』(中野芳樹、駿台文庫)を推奨する。Amazonリンクはこちら。
- 余裕があれば、中野師のオンデマンド講座『現代文 読解の応用講義』を受講しておくとよい。
- どちらも、読解法・解答法の理解やその訓練に役立つであろう。
- なお、中野師の通年映像講座『苦手解消!現代文読解法-選択・記述の壁を越えて-』は『現代文読解研究』と同趣旨の講座である。
- 監修者である中野師は理系であってもこのテキスト、特に記述形式の復習をキッチリと行うようにと口酸っぱく仰る。
- この教材で学んだことを活かして、『現代文(センター対策)』や大学別現代文教材に取り組むことが望ましい。
- さらに、本教材は受験生の演習量不足を解決する役割をも担っている。『現代文(センター対策)』や大学別現代文教材だけでは、駿台が50分授業である以上、演習量が多いとは言えない。
- 教養の蓄積にも繋がるテキストになっている。中野師いわく、受験が終わり晴れて大学生となっても何度も読んで欲しい文章を選んでいるつもりらしい。
- 「僕がきちんと責任持って作ったテキストやからね、勉強とは関係ないところでも読んでみてね。変な文章、無駄な文章はひとつも載せてませんよ。」
- 背景知識の解説をしている時の中野師はどことなくイキイキしている。