現代文 読解の応用講義
Fri, 15 May 2020 18:29:36 JST (1438d)
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【中野芳樹のオリジナル講座】
設置校舎
テキスト
- 授業で扱う問題は6題と参考用の補題が1題掲載されている。
- 評論
- 標準よりは難しめの評論問題(出典不明)
- 評論
- 小説
- センター型予想問題
- 随想
- 東大型予想問題
- 評論
- 2011年東大理文共通第一問
- 随想
- 京大型予想問題
- 評論
- 巻末には【客観的速読のための読解法一覧】と【付録・知識事項】(現代文の基礎概念、漢字、語句の意味の問題で答えも掲載)も付されている。
- 【客観的速読のための読解法一覧】は師の授業においては鍵となり、授業中は頻繁に参照する。そのため本来別刷りにすべきものであるがテキストの巻末にまとめられている。コピーするなどして本文の横における様にするべき。
- なお、本テキストに掲載されている【客観的速読のための読解法一覧】は師の著書『現代文 読解の基礎講義』に掲載されているものと同じである。『現代文 読解の基礎講義』に掲載されている分は色刷りであるから、そちらを参照しても構わないだろう。
授業
- 師の客観的読解法と論理的解答法を問題を通じて習得する講座。
- 読解法と解答法については基本から説明するために師のメソッドが初めての場合でも心配なく受講できる。ただし難問を通して基礎の大切さを知るという趣旨の講座であり問題の難易度は高い。
- 普段は師から習わず、師が担当する大学別講座を講習で受講する場合は予めこの講座を受けておくと周りの差がなくなって良いだろう。
- 師の参考書『現代文 読解の基礎講義』のみで勉強している場合は少し疑問に思える所も解消されるため受けてみると良いだろう。
- 師の参考書、『現代文 読解の基礎講義』は先ず評論・小説・随想の読解法をマスターして、その後にそれぞれの解答法をマスターするという2つのステップで師のやり方を学ぶ構成だが、本講座では1問目の評論で読解法と解答法をまとめて学習する。
1日目
- 1問目の評論問題を読みながら所々で客観的読解法の説明を挟みつつ読解作業を行い、文章を全て読んでから論理的解答法の説明を挟みつつ問題の解答をしてゆく。
- 1問目は問題数が少ないながらも師の言う3つの設問パターン(同義置換型・理由説明型・要旨要約型)全てが含まれているので初日のうちに評論の客観的速読法・論理的読解法は網羅する。
- 1日目は2問目に入らない。ゆえに初日の講義を受けて改めて2問目の予習をすると良いだろう。
2日目
- 2問目の読解作業から始まる。文章も非常に難解で設問も難しいが、現代文が客観問題で出題される中では最高峰の早稲田大学法学部の難しい年の問題であるから、この問題が解ければ自信になるだろう。
- 2問目に非常に難しい問題を持ってきたのは、どれほど難しい問題でも基礎に立ち返り客観的速読法と論理的読解法を使って解けば必ず解けることを確認するためである。
- 2日目には3問目に入る。小説の客観的速読法を確認しつつ読解作業を行い、本文の半分くらいのところで2日目は終わる。
3日目
- 3問目残りの読解作業、論理的読解法の解説を交えつつ解答を終えると4問目(随想)に入る。
- 随想の読解作業は評論に近いこともあり、読解作業がスピードアップしてゆく。
- 5問目に途中したところで3日目は終了となる。
4日目
- 5問目の評論問題を終わらせ、6問目の随想問題に入る。
- 6問目は抽象度の高い、骨太な随想問題だが4日間で学んだことを活かせば解けないことはない。
- 最後に補題の設問の解答を提示されて講義は終了となる。