坂本賀哉

Sun, 09 Oct 2022 21:56:07 JST (567d)
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坂本賀哉は、駿台予備学校数学科講師。

授業

  • 丁寧かつ分かりやすい授業を展開する。
    • 着々と生徒たちから人気を獲得しており、これからの駿台を担っていくであろう先生だと言っても良いのではないだろうか。
    • 特に軌跡、領域など同値性を意識する問題の評判が良いと思われる。
    • 授業形態は井辺卓也先生に似ている。と言っても似ているのは授業形態だけであり、面倒だからといって計算過程を全部飛ばしたり、テキストの問題をすっぽかしてオリジナル問題を持ってきたりするようなことは無い。
  • 板書の文字が非常に綺麗。
  • 問題の解説に入る前にその問題に関する要項の説明があったりなかったり。
  • 授業開始前にためになる話をしていただけることがある。
  • 模試の復習、時間配分、心構え、また、日頃の勉強に関すること等々……。
  • マーク模試があった次の授業では、たいてい数学の問題の解き方や自分の解き方、解答時間などについての話をする。
  • 板書授業であり、プリント配布はほぼない。
    • かと思えば2022年度、毎授業で各講義問題のプリントを配布するようになった。
      • このプリントの出来が非常に良い。
      • B4の紙の半分で講義用問題1題、計2題分の解説が書かれている。
      • まず初めに問題文が再掲されており、次にその問題に対する簡単な概略、次に解答、別解があれば別解も付けて下さり、最後に注意事項があればそれも載せて下さっている。
      • 授業ではプリントに書かれた解法とは違う解答の説明であったり、数学における重要な考え方などの解説をされるのでプリントメインの授業ではない。ノート必須。
      • プリント配布があるのはXSテキストのみらしい(?)どういう意図かは分からないが非常に良い作りなので、全クラスで配布していただきたいものである。
  • 解答の板書途中に大事なポイントを黄色チョークで書く。
  • このためその問いで意識すべきところがすぐにわかる。
  • XS§2の同値性についてかなり詳しく語ってくださる。
    • 同値性を意識しない事で間違える問題も多々あるため非常に有用である。
    • かなりしつこく言ってくださるので否が応でも頭に残る。これにより記述での減点が少しばかりでも少なくなるであろう。
    • 教科書例題に書いてある軌跡問題にある「逆に、(図形)上の任意の点は条件を満たす」という記述には、どうやって逆を確かめるかわからないという理由から批判的である。
      同値性は、あくまで式で確かめるべきであるという考えである。
  • 同値記号はあまり使いたがらない。
  • 同値性を重視するのは軌跡問題だけでよく、ただの変形でやたらと同値性を気にして先に進めなくなるような事態に陥るべきではないともおっしゃる。
  • 解説中よくスターウォーズのC3POのように両肘が上がったままになる。すごい好き
  • 2022年度から神戸校東大理系数学研究を担当している。駿台からの信頼も着々と築いているのだろう。前年度担当が松永光雄先生であったのを考えるとなかなかの期待度なのではないか。

人物

  • 左利き。
    • 初回授業では「左利きなので板書が少し見にくいかもしれませんが……」と言うが、特に見づらいということはない。
  • 末尾を強く言う口調で話す。そのため初めて師の授業を受けた人は怒っているのか? と感じるかもしれないが、実際には怒っていないのでご安心を。
  • 教科書会社の数研出版のことを「エス研出版」という。が、うっかり数研出版と言ってしまうことも……

担当授業

2022年度は大阪校SS/MSクラスの『数学XS§1』、神戸校SAクラスの『数学XS§2』SBクラスの『数学XB§2』志望別対策授業の『東大理系数学研究』を担当している。