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池上和裕(いけがみかずひろ)は、駿台予備学校現代文科講師、学研プライムゼミ講師。大阪校、大阪南校、上本町校、西宮北口校、西大寺校の出講。 #contents *経歴 [#a3bc4260] -奈良女子大学文学部附属高等学校卒業。 -元 ECC予備校講師。 -駿台予備学校現代文科講師(2007 - 年度)。 -学研プライムゼミ講師。 *授業 [#m8677aa5] -非常に熱血で、スピード感のある授業を行う。 -読解の際は、全文を一緒に読み進めながら、要所要所で読解法の適用・解説を挟んでいく。 -読解はかなり高速ではあるが、なるべくスキップなどはせず全文を読み上げるため、迷子になりにくい。また、要所要所で立ち止まって読解法の適用・解説をするので、置いて行かれることもまずないだろう。 -読解法の説明が非常に分かりやすい。例えのレベルを、「僕は甘いものが好きだ。例えば、・・・・・・。このように僕は甘党だ」など、小学生でも理解できそうなところまで落としてくれている。 -時折、本文の論展開の板書解説を軽く挟む。これにより全体的な視点も持ちながら、授業についていくことができる。 -受験生時代に代ゼミの人気講師である船口明先生に教わっていたので、授業はかなり似ている。 --池上和裕先生の講座を受ける上で、船口明先生の『船口のゼロから読み解く最強の現代文』『きめる! センター現代文』(学研プラス)が非常に参考になる。 --違いがあるとすれば、センターの解法において、師は全文を通読してから設問を解くが、船口明先生は意味段落ごとに設問を解くという点くらい。 -問題文へのマーキング作業は他の講師に比べてもかなり詳細に行うため、定着させるにはそこそこの練習が必要。 -予習を前提としているため、何故全文読むのかは謎である。 --初回の授業で、「予習をして来ない人は受けなくて良いです」と言い切る割に「予習して来てない人も多いだろうから、まずは全文を読みましょう。」と言ってまずは本文を通読する。 --この際にマーキングの指導をするからだろう。 -中野芳樹先生とは異なりセンター試験での消去法には肯定的。だが、これは決して消去法を推しているわけではなく、積極法で手詰まりになった時は、意外と消去法で簡単に正解に辿り着けることが多いからである。 -実際に積極法と消去法の両方で答えを出して見せてくれることもある。 -消去法自体をかなり批判する講師も多数いるため、師のやり方が合わないという声も少なからずある。 -しかし読解法は論説及び小説文共に非常に有用な解法ゆえ、中野芳樹先生の講座が取れなかった場合、師の講座を取る価値はあり。(中野芳樹先生は消去法など使わないため読解法は若干異なる。) -師の板書と同じように書くと多くの問題で必然的に答えが導き出せることが実感できるだろう。 --「~ながらも・・・」、「~一方で・・・」などの並列表現を強調する。これはセンター試験で問題になることが多いからである。 -予習→授業→復習のサイクルが肝心だと力説する。 -センター現代文をこよなく愛しており、過去29年分の問題は全て暗記している。 --例えば「2004年の問4の問題はこの問題と同じでした。」、「2013年の本試にこんな文章がありました。」など多数。 --『センター現代文』に関しては熱い授業を展開する。 ---学研プライムゼミからセンター現代文の解説動画を配信しているので、興味がある人は一度YouTubeで見てみると良い。 --本文を覚えるほど読み込んでいるのか、センター現代文の授業ではテキストを見ずにマーク指導を行うことも多い。 -寝ている生徒には厳しい。内職も同様。結構ネチネチ責めてくる。 --しかし、後期になると問題のレベルが上がって来て、授業もより力を入れるため、注意したくても出来ないらしい。 -授業中の電子辞書使用は授業内容を聞き漏らす恐れがあるという理由で禁止。 -プリントを配りながら面白い話をしてくれる。 -講習期間中は、授業数が多いことから声が枯れていることがある。 **板書/プリント [#e4bbbcf0] -筆記具は「赤、青、赤青以外のペン」の三色があればOK。赤は読解作業で使う。他の2色は解答作業で交互に使う。設問毎に線が混ざらないように配慮してくれている。 -黒板の縦幅が短いからか、横長の字を書く。しかし、字は綺麗で見やすい。 -解答の際は、「池上の設問分析シート」を用いながら丁寧に解説する。 --特に、記述問題の解説が詳しく記されている。「(思考の手順)→まとめ→(解答例)•(ポイント)」の流れで、実際の解答プロセスや採点基準が1問1問明確に記されている。 --記号問題の解説は、本シートを用いずに行うことが多い。授業内で解説をきっちり済ますため、本シートに記されているのは基本的に解答のみである。 --漢字・語彙問題には簡単な説明が付いている。 **質問 [#ufc5b6e5] -質問対応は非常に良く、要点を付箋に書いて渡してくれることも。 --しかし、師が忙しい時に質問に行くと、少々突き放されたような対応になることも。 *担当授業 [#seb9d8b0] -『夏のセンター現代文』、は、大阪南校で5講座・上本町校で1講座が開かれているのにも関わらず、全てが締切講座となる。『冬のセンター現代文』も同様締切講座となる。 -大阪校の『現代文特講』も締切講座となる。 -3講座連続で授業を行うのは、師とタケオ科英語科の竹岡広信先生、古文科の二宮加美先生ぐらいである。 -夏期講習では一回だけ京都地区で担当がある。 -大阪校での冬期講習の担当がない。 -『神戸大突破レクチャー』を担当。 **通期 [#hd4cc453] //過年度分を消さないこと。 #fold{{{ ''2019年度'' 《出講表》 |曜日|校舎|h |月曜日|| |火曜日|| |水曜日|| |木曜日|| |金曜日|| |土曜日|| 《担当授業》 }}} ***過年度 [#t313ad43] //過年度分を消さないこと。 2018年度 **春期講習 [#lf664139] //過年度分を消さないこと。 2018年度 **夏期講習 [#a8189924] //過年度分を消さないこと。 #fold{{{ ''2019年度'' |期間|1限|2限|3限|h |A期間|||| |B期間|||| |C期間|||| |D期間|||| |E期間|||| |F期間|||| |G期間|||| |H期間|||| |K期間|||| }}} 2018年度 **冬期講習 [#td5e7774] //過年度分を消さないこと。 #fold{{{ ''2019年度'' |期間|1限|2限|3限|h |A期間|||| |B期間|||| |C期間|||| |D期間|||| |E期間|||| |F期間|||| }}} **直前講習(I期) [#i06ff8b3] //過年度分を消さないこと。 **直前講習(II期) [#f1061694] //過年度分を消さないこと。 *人物 [#u091f1cb] -大学3年生の頃から、高校3年生を対象にしている小規模な塾で教え始める。 -人気の高い中堅講師。 --講習会では締め切り続出。 --特に『センター現代文』は増設講座も締め切るほどの人気。但し、夏期のみ京都地区にも1期間担当がありそこは通期の担当がないため締め切る確率が低く穴場となる。 --駿台に来て1番始めの授業は、京都南校(現在の京都駅前校)の浪人生を対象とした授業であったらしい。その名残で、夏期に1期間だけ京都地区での授業があると考えられる。 ---昔、『現代文FA~センター攻略法~』が、大阪で全て締切、増設を続出している横で、京都南校でのセンター直前の担当では学生が25人ほどということもあった。そのため心なしか学生との心理的距離が近かった。今となっては大阪ではまずあり得ない光景である。 ---しかし2018・2019年度は京都南校での『夏のセンター現代文』も出講がないにもかかわらず締め切り講座となっていた。大阪校などの他校舎から京都南校まで来る人もいるらしい。 ---担当講座は大阪南校がやたら多いが、大阪南校では中野芳樹先生の通期での担当が少ないため、中野芳樹先生以上に締め切る。 --センター直前期の冬期・直前講習においては、増設を含めて複数期間で9コマ連続授業することも珍しくない。また大阪校の多くのクラスで『現代文読解研究』を担当するが、大阪校ではセンター系の講習会の担当がほぼ無いため、大阪校の師のファンが大阪南校まで出向く。 -テキストや模試の作成にも携わっている。 -黄色本のセンター本を執筆している(四代目執筆者)ため、校外生にも知名度が高い。 -学研プライムゼミにも出講している。 --関西弁をなるべく使わないようにしているらしいが、明らかに隠しきれていない。 --「関西弁を使う先生他にもいらっしゃいますけどね、僕はあんまり使わないようにしますから、怖くないですよ。」と言っているイントネーションが関西弁丸出しである。説明に熱が入ると「怖い関西弁」も出てしまう。 -師匠は受験生時代に受講していた代々木ゼミナールの船口明先生(元河合塾)。 -チャイムが鳴る前に教室の外でスタンバイしている熱血派。 -毎年、センター試験の日にはクラス担任と共にどこかしらの会場に現れて、戦場へ赴く受験生を激励してくれる。 -実年齢より若く見えるタイプ(2019年度現在40歳)。 -プライドは高そうだが、それがこちらにとって不快になることはない。 -2014年6月に前々から噂のあった元大阪校のクラス担任と結婚している。 -2014年6月に前々から噂のあった元大阪校のクラス担任と結婚している。 --出会いは上本町校であり、奥さんは当時師からの異様な視線を感じていたらしい。 --相手の実家に挨拶に行った時は、人生で1番緊張したそうだ。予め聞かれそうなことを想定して、返答まで考えて行ったのに、あまりの緊張で全て忘れてしまったらしい。 --結婚に関する情報は全てゼクシィから仕入れたらしい。 --結婚式の司会は森雄介先生がされたそうで、「彼が結婚する時は僕が盛り上げるつもりなんですよ」とよく仰っている。その日は来るのだろうか? --2022年4月25日で4人家族となったそう。 -駿台では2007年度より教鞭を取り始めたが、大学生時代から受験指導をしており、卒業後すぐにECC予備校に入ったため、年齢の割には講師歴は長い。 -通期では西宮~大阪~奈良地域に出講。 -『神戸大突破レクチャー』と青本も担当している。 -男子生徒を対象に、大学で青春するための実体験を踏まえた豆知識も現代文以上に?熱く教えてくれる。 --「自分のメールアドレス教えて、『後でメール返すね』は絶対嘘!その場で返してもらって!」(自身の体験談による。しかし、LINEが主流になった現在は言うことが少なくなってきている。) -師は携帯やパソコンでメールをする際は、絵文字は全く使わないので、相手から「何で怒ってるん?」とよく返信が来るらしい。勿論師は怒っていないので、「怒ってませんよ。」と返信するのだが、これまた絵文字がないので「いや、怒ってるやん」と返信が来るのが、面倒なんだとか。 -師の衣替えの時期が6月と10月らしく、6月と10月の間はポロシャツで、それ以外の時期はスーツを着る。 -ラルフローレンのポロシャツがお気に入りで持っている数も豊富である。 --女子生徒に「ポロの先生」と言われたいらしい。 --襟は必ず立てて威嚇をする。「わざわざ」立ててあるらしい。 ---理由は「格好良いからです」と熱く語ってくれる。とにかくかっこいい。 -2014年に声の出し過ぎで窒息死しかけるほどに喉が腫れたため、それ以来ヘッドマイクを使うようになった。 -阪神大好き講師の1人で、鳥谷が好きらしい。 --阪神が負けた翌日は落ち込んではいる。特に日曜日に負けると火曜日まで試合が無いのでそれまでずっとイライラするらしく、月曜日の授業で愚痴ることもしばしば。但し機嫌が悪いわけではないので、誰かさんと違って質問に行っても問題ない。 --授業が無い日など頻繁に甲子園に行くという。わざわざ遠方に応援に行くこともある。声を枯らして帰って来ることも。そこで何故か父親と会うこともあるらしい。 --交流戦時に福岡に行った時に、偶然阪神の選手と同じホテルだったらしい。その時に着ていたメッセンジャーのユニフォームに、本人にサインしてもらった。そのことを授業中に自慢していた。 --福岡の街中を阪神のユニフォームを着て普通に歩いていたらしい。変な目で見られたとか。因みに、その時は現地の人に「おい、阪神!」と呼ばれていたらしい。 --阪神優勝時には阪神のユニフォームを着て授業→授業後に校舎長からお叱りを受けた。阪神の優勝(2003年)がついこの間の事のように感じているらしい。 --3年連続で8月末の東京ドームでの三連戦に足を運んでいるが、1勝8敗とのこと。 --2017年の阪神の沖縄キャンプで受験期にも関わらず、金本監督にサインを貰っている姿がテレビに映ってしまった。 --阪神のファンクラブのダイヤモンドプラス会員であることで某クラス担任にマウントをとっていた。 -『探偵ナイトスクープ』や『そこまで言って委員会』などの関西の人気番組の観覧に当選して見に行ったことがあるそうだ。 -因みに酒は飲めない。 -地理科の森雄介先生と大変仲が良く、森雄介先生が参考書を出した時はめちゃくちゃ嬉しかったらしく、その参考書を教室に持って来てまで大々的に宣伝していた。 --「僕の黄色本とこの緑本(森雄介先生の参考書)を試験会場に持って行くと必ず受かります!」 --数年前はクリスマスを共に過ごしていたらしい。 -化学科伊達正人先生のことを「伊達先輩」と呼んでおり、授業を終えて帰って来た伊達正人先生を「お疲れ様です。」と労うらしい。 --年齢はほとんどど変わらないのだが、駿台歴が伊達正人先生の方が長いからだとのこと。しかし、授業中に伊達正人先生の話が出て来た時は決まって「あいつ」とか「伊達」と呼ぶため、一体どっちが先輩なのか分かったもんではない。 -伊達正人先生に加え、物理科中田正教先生、高井隼人先生、生物科森田亮一朗先生は飲み仲間。 --師のTwitterを見ると写真があがっている。 -芸人では出川哲朗が大好き。「てっちゃん」と呼んでいる。 -因みに高校卒業時には偏差値30台であり、そこから一念発起し1年で70台へ駆け上がった努力家でもある。 -かつては中々の問題児で、イケてない高校時代を過ごし、大学でデビューをしたらしい。 -師が作るクリームシチューはとても美味しいらしい。(作り方は本人まで。とても簡単である。) -王将が大好きならしい。一人暮らし時代は週に一回は行っていたのだそう。 --特に唐揚げを絶賛していた。「なんか入れたらあかんもん入ってんちゃうかってゆうぐらい美味い。」とまで言っていた。 -2017年に子どもが生まれた。因みに子どもの前での一人称は「パパ」らしい。帰宅した際は、「パパ帰って来たよ~」。 --何としてでも娘の第一声を「ママ」ではなく「パパ」にしたいらしい。 ---本人曰く、破裂音は言い難い上に自分は仕事で家にいないため、奥さんがリードしているのは間違いないらしい。 ---ついにその因縁の争いに決着がついたそう。第一声は「アンパンマン」だったそう。本人曰く「パ」も「マ」入っていて、やっぱりアンパンマンは最強だと言う結論に。 --娘のお誕生日会が保育園で行われる日には、「今日はね、なんとしてでも保育園に行かないとダメなんですよ。そうでないとパパは嫌われてしまいます。これは絶対に避けなきゃダメなんですよ。」とのこと --娘が生まれたことを講師室で話していた際に、娘の誕生日と竹岡広信先生の誕生日が同じであることが発覚し、複雑な気持ちになったそう。 -伊勢神宮参詣の際には自らの結婚のお願いを取り止めてまで生徒の合格を祈願した。←「そこ青ペンでチェックしてあげて」 -2017年11月4日、毎日放送「せやねん!」の物々交換のコーナーに夫婦&お子さん(放送当時月齢5ヶ月)3人で出演。因みに収録は平日で師が1限から授業があったため朝6時半に収録だったらしい(本人談)。物々交換の結果、ダイエット器具が乾燥機になり、奥様は大喜びしていた。末永くお幸せに! -ジュンク堂書店イベント「高校生のための本棚会議」に講師として参加された際は自身の参考書はもちろん、船口明先生や中野芳樹先生の参考書も好意的に推奨しておられた。(悪く言う筈がない。) https://t.co/cQZea1mqhQ?amp=1&; *著作 [#n6d05286] **学習参考書 [#yfdbecb6] 決定版 センター試験 国語[現代文]の点数が面白いほどとれる本 池上 和裕 -『決定版 センター試験 国語[現代文]の点数が面白いほどとれる本』(池上和裕 中経出版、2012年7月17日) --%%衝撃の%%デビュー作。 --通算、5訂版。 --四代目執筆者(板野博行→板野博行→湯木知史→黒目邦治→池上和裕)。 ---板野、湯木は胡散臭く、黒目はマシだったとされる。 --小泉徹先生の代わりという説もある。 --帯に写っている師の写真はすさまじくイケメン。しかし今は顎周りにだいぶ肉がついた。 -『改訂版 センター試験 国語[現代文]の点数が面白いほどとれる本』(池上和裕 中経出版/KADOKAWA、2014年7月25日) --改訂版(通算、6訂版)。 -『改訂第2版 センター試験国語[現代文]の点数が面白いほどとれる本』(池上和裕 中経出版/KADOKAWA、2017年7月14日) --三訂版(通算、7訂版)。 -『池上の 短文からはじめる 現代文読解(大学受験 プライムゼミブックス)』(池上和裕 学研プラス、2018月7月12日) **一般書 [#g077f6df] -『改訂版 9割とれる 最強のセンター試験勉強法』(センター試験対策研究会 編 中経出版/KADOKAWA、2015年7月14日) --センター黄色本同様、代々木ゼミナールの黒目邦治先生に替わり、「国語[現代文]」を担当。