東大文系数学研究
*使用コース [#oda580d7]
EX東大文系・スーパー東大文系
*監修講師(テキスト作成者) [#t8061722]
>''米村明芳''
関西独自の通年教材で、44題収録。過去問題あるいはそれを一部改変したものから構成される。
>《注》師は夏期講習・冬期講習の『東大文系数学』や直前講習『[[東大プレ文系数学>お茶飲みwiki:東大プレ文系数学演習]]』、入試本番目前演習『[[東大文系数学とどめの一撃!>お茶飲みwiki:入試本番目前演習「東大文系数学とどめの一撃!」]]』の作成には一切関わっていない(関東地区の森茂樹師あるいは小林隆章師の監修である)。いずれも受講する価値は高い。
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*特徴 [#x9932a0e]
-関西独自の大学別数学研究教材。ちなみに、首都圏では『[[数学研究LS(前期)>お茶飲みwiki:数学研究LS]]』と『[[数学研究LT(後期)>お茶飲みwiki:数学研究LT]]』を使用している。
-八木祐一師は問題選定を絶賛する。過去問演習に支障が出ないようにするため、直近10年分をなるべく避けつつ現在の傾向を考慮した過去問のチョイスが絶妙に素晴らしいのだそう。さすが米村師である。
-文系の生徒でも米村師から全範囲習うことのできる貴重な授業である。
-基幹教材である『数学YS/数学YSk』が基本問題を通じて要項を学ぶ役割であるのに対し、本教材は東大の過去問を扱い傾向と対策を学習する。『数学EXL』は難問対策の意味合いが強く、『パワーアップ東大文系数学』は東大的な問題のうち絶対に完答しなければならない問題を中心に扱う。それぞれの役割を意識して取り組むと効果的であろう。
-米村師は『数学YS/数学YSk』や『数学EXL/パワーアップ東大文系数学』と共に、確かな復習を心がけるよう口をすっぱくしておっしゃる。
-杉山義明師の特設単科『[[数学IAIIBの完全攻略>数学ⅠAⅡBの完全攻略/特設単科]]』や、季節講習で開講される同名の映像講座『[[数学IAIIBの完全攻略>数学ⅠAⅡBの完全攻略/オンデマンド]]』も併せて受講すると、数学には隙がなくなるだろう。
-スーパー東大実戦講座の受講を考えている者は、小林隆章師が担当するものを選ぶと良いだろう(小林師の講義は、米村師の授業と三森師の板書を合わせたものという感じ)。
*担当講師 [#l2cefcdb]
>''米村明芳''
-大阪校 LS/LA/LB
『東大理系数学研究』ほどもぐりは出ないが、隣で行われる『パワーアップ京大文系数学』を切って潜る者もいる。
-大阪南校 LA/LB
-神戸校 LA/LB
>''小山功''
-名古屋校 LA
>''吉田浩二''
-福岡校
人気授業。師匠米村明芳先生と同様に素晴らしい授業をされる。師匠の名を汚すことなく師匠にも劣らない話が聞ける。東大数学に対する方法論が美しい。
*おすすめ参考書 [#l9068c39]
-数学が得意で他教科の学習にも余裕がある受験生には以下の参考書を併用すると学習効果が高くなるだろう。
>''『数学精選問題集 良問マルシェ 数学I・A・II・B』''
松永光雄師と八木祐一師の共著。典型問題を確実に取り切ることを目標としている。タイトルに違わず、良問揃いなので、下記の問題集に取り組む前段階としてちょうどよいだろう。
>''『[[ハイレベル数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの完全攻略]]』''
杉山義明師と米村明芳師の共著。丁寧な解説と1つの問題から派生する豊富な演習問題が特徴。夏期講習『数学特講(IAIIB)』をベースに作られている。難度は若干下がるが、問題選定はかなり似ているので演習に良いだろう。
>''『[[解法の突破口>https://www.amazon.co.jp/dp/4887422164/ref=cm_sw_r_cp_api_i_aUrSEbEDG0Z14]]』''
雲幸一郎師と森茂樹師の共著。上記の『完全攻略』のみでは演習量が物足りないという意欲的な受験生向け。
>''『[[テーマ別演習①入試数学の掌握 総論編>https://www.amazon.co.jp/dp/4753930742/ref=cm_sw_r_cp_api_i_t3rSEbKDE0YDS]]』''
''『[[テーマ別演習②入試数学の掌握 各論錬磨編>https://www.amazon.co.jp/dp/475393103X/ref=cm_sw_r_cp_api_i_T8rSEb5R7FX0X]]』''
''『[[テーマ別演習③入試数学の掌握 各論実戦編>https://www.amazon.co.jp/dp/4753931552/ref=cm_sw_r_cp_api_i_69rSEbEQV11C4]]』''
数学力を極限まで鍛えたい受験生向け。表紙で「君の数学力を理Ⅲ・京医・阪医合格レベルに導く究極の指南書」と述べられているように、本来は理系上位層向けに作られている。ただし、扱う分野は数学IAIIBが大半なので、数学が本当に良くできる文系の受験生のさらなる飛躍に繋がるであろう。中途半端な実力では確実にオーバーワークなので注意しよう。