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下川和大(しもかわかずひろ)は、駿台予備学校物理科講師。京都校、京都南校、京都駅前校、大阪校、大阪南校、神戸校、西大寺校、名古屋校、浜松校に出講。夏期には丸の内校、茨木校、堺東校、広島校、福岡校除く関西駿台全ての校舎を担当。

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*経歴 [#e0555ea3]
-1973年5月25日生まれ。
-滋賀県立膳所高等学校卒業。
--京都南校出身。
-名古屋大学理学部物理学科卒業。
--現役合格。

*授業 [#gdbb2ab0]
-淡々とした口調であるが、熱い。
-熱力学は好評である一方、電磁気、波動、原子物理、力学の評価は分かれる。
-原子物理は「現象」、「既存の理論での説明」、「仮説」、「仮説を用いた説明」、「仮説と現実との合致の確認」の5段階で説明する。背景知識も含めて記憶に残りやすい。
-問題の解説では経験則での解法を中心に紹介される。
--上位層の間では、解法がテクニック染みているとの批判も見られ、後述の『重心系~秘められた魔力~』を筆頭にややテクニックに走るのが否めない。古大工晴彦先生や高井隼人先生が「絶対にやるな」と言うような解法をしばしば使う。
-上記の理由から授業を切る人がチラホラいる。
-問題の解説は良くも悪くも師以外からは習えないのではと思えるような独特なものである。
--各問題の解法は自分のものが最良であると主張なさる事もある。
-オープンな視点で多角的に捉える力も大切だと言っているがオープンな視点であったりなかったりする。
-後期になると出席率が下がるクラスもある。
-たびたび簡単な実験や実演をする。
--かつてはドップラー効果を生徒に体験してもらうためにブザーを持って教室を走り回ったこともある。その際再び教壇に上がろうとして躓き顔面を黒板のフレームに強打、前歯が折れたためそれ以降ドップラー効果の演示は封印された。
-「物体に力が働いてその方向に移動しなければ仕事したことにはならない」という説明で物凄いアクションを取る。必見。
--この他にも、何かと全身を使ったリアクションを用いて説明することがある。
-前歯を折る前は他にも結構派手な演示実験をしていた。
--波動の授業ではエレキベースをかき鳴らし、エレキベースについての知識も語ってくださる。夏期講習『波動(エレキベース)特講』でもドヤ顔で弾いてくださった。かっこいい。
--同じく波動の授業では、波動実験でお馴染みのバネのおもちゃを全員にプレゼントなさった。
--円運動の演示実験ではマイクを回して円運動を示した。
---2018年前期に実演。
--反発係数を教えるためにわざわざ反発吸収材のハネナイトを買って演示した。
--500円の回すと音が出る楽器でリズミカル演奏してくださることもある。
--いろんな民族楽器を持っている。
--駿台が貸し出しているマイクや棒などを使って無茶な演示実験をよくしてくれる。
--角運動量の説明ではハンドスピナーを用いていた。
-自己誘導と相互誘導を自身の体験談になぞらえて説明して下さるが、聞くだけで痛そうな話である。
-前方に座っている生徒を当てることもある。
-口調は眠たいが、生徒の座席の位置を問わず寝ている生徒を見つけると怒り、数分間の説教が始まる。
--「寝ている生徒を見るとね、はっきり言います!イライラします!!(怒)」「やる?、帰る?(怒)」「寝られると目障りや!!!(激怒)」
-偶に自身の受験時代の話をしてくれる。
-変わったコンデンサーの解法を教えてくれる。
--これは師が駿台生であった頃に当時の物理の先生(高見友幸先生)から教えてもらった解法で師オリジナルではないらしい。高校時に『高3スーパー物理』で習ったものがベースとのこと。
---それ以来コンデンサーの平均得点率が100点になり、このおかげで現役合格できたのかもしれないと言っていた。
--しかし、この解き方を古大工晴彦先生や高井隼人先生は変な解き方をするから変に間違ったり、余計にややこしくなるのだとかなり強く批判している
---ただ、批判に反してかなりスムーズに解けるのも事実。
---内容は回路方程式なので変なものでもない。師もおっしゃっているが、ある程度解けるようになってしまえば何をすべきか判断出来るので、いつまでも方法に拘らなくて良い。そのある程度の所に行き着くまでの一つの道筋として参考にすれば良いとのこと。

**受講レベル [#h259f0d3]
-クラスのレベルによって授業内容を変えている。上位クラスではより深い内容に触れる事ことがあり、微積を用いた解説や角運動量について説明したりする。

**板書/プリント [#o12b4de0]
-板書式から書き込み式のプリントを用いた授業に変わった。
--2015年まではプリントを用いた授業をしていたので、戻ったという方が正確かもしれない。
--教務からのプリント使用を減らすべきという旨の圧力が減ったのだろうか。試行錯誤の故なのか。

-力学の解法フローチャートのプリントをくれる。
--古大工晴彦先生や高井隼人先生はフローチャート式にこういう時はこういう解き方といった考え方は固定概念を生み、かえって問題が解きづらくなると批判している。高井隼人先生は特にその場その場の固定的な解き方をしないよう再三おっしゃる。

*担当授業 [#u9243016]
-『医系突破レクチャー』と直前期の医系大学の『プレ物理』を担当。
-夏期講習では『重心系~秘められた魔力~』という師のオリジナル講座を担当。

**通期 [#t4c2211d]


2018年度
>高3スーパー物理&br;テスト演習の前に、「もしかしたら・・・・・・な問題が出るかもしれない(笑)分からんよ(笑)」と言いながらヒントをくれる。
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**オンデマンドサテネット講座 [#b3d6b9e1]


2018年度

**春期講習 [#fdcbd3c9]


-〇〇〇〇-

**夏期講習 [#lfab6cdb]


2018年度
-重心系~秘められた魔力~
-師のオリジナル講座。
--師が「100%取りましょう。普段みたいに意地悪しませんから。」と自画自賛するほど。
--※一応、重心系自体は後期『Part2』の「質点系」、『高3スーパー物理』の後期第4回「重心と重心系」で扱う。つまり、通期のこれらの授業が師であればこの講座のダイジェスト版が聞ける。
-この講座のため多忙となる。
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**冬期講習 [#m1e88af9]


2018年度

**直前講習(I期) [#qe1d6fd4]


2019年度

**直前講習(II期) [#n23bd527]


2019年度

*人物 [#c996f5d6]
-あだ名は「しもっち」。
-生まれも育ちも田舎(農村地帯)だったらしい。本人曰く「満天の星空が見えるくらいすごい田舎」。
-小学生の頃はエントロピーで散らばったマッチ棒や積み木数え問題など見ただけで即答できるという能力を持っていたらしい。しかし中学生の頃できなくなって少し悲しかった模様。
-大学受験の際、受験勉強する前は偏差値は40しかない教科もあった。
--高3になった時点では理系でも文系でもない美大志望!だったが、進路変更で現役合格したらしい。
---そのため絵が綺麗(板書の字はやや走り書き)で直線を定規で引く生徒を見て残念に思うそうだ。直線くらいフリーハンドで書きましょう。
--後期試験のために行っていた北海道で名古屋大学合格の知らせを聞いたらしい。その時はとても嬉しくて、知っているはずのない通りすがりの人に「僕受かったんです!!」と言って回りまくり、遂に警察に補導されたらしい。
---師もこのことは殆ど覚えておらず、あくまで他人から聞いた話らしい。
--その後「受験は物凄い辛いけど、受かった瞬間全てを忘れられるわ~」と結んだ。
--名古屋大学入試に関して、本人曰く高得点者選抜*で合格したらしい。二次試験の数学は転けたらしく、理科の成績が抜群に良かったので合格出来たと考えている。物理はあまりにも早く終わったので別解まで書いて提出したそう。
--師が受験生の時には、名古屋大学理学部はセンター試験の成績に関わらず、二次の成績(数学あるいは理科)で高得点を取れば合格出来る枠があった。但し現在は廃止されている。
--名古屋大学の物理で別解を書くほどに得意だった物理も、センター物理に関しては80点台だった。師曰く、出来たつもりが採点すると「あれ?、あれ?」という感覚だったそう(師が受験生の頃はセンター対策の講座は存在したものの、今ほどに盤石ではなかった)。
--膳所高校在学中の模試の偏差値は40に近かったらしく特に化学の偏差値は35だったらしい。学校の先生の相談に感銘を受けて頑張れたとのこと。(自己紹介より)
---「どうしたら成績伸びますか?」と聞いたところ「授業や参考書でやったことをそのまま自分で再現してみたら?」と言われたらしく、その通り実行すると一言一句、先生の癖まで暗記して、化学の偏差値が75までいったとのこと。
---他にも英語に関しては桜井博之先生、物理に関しては当時の物理の先生(下記)の真似をして偏差値を上げて行った模様。
--特に化学に関しては駿台文庫を何ページに何が書いてあるか全て言えるほど暗記したらしい。理解は後から付いてくるものらしい。
-駿台京都南校(現・駿台京都駅前校)出身。
--駿台在籍時(高3時)は英語科の桜井博之先生の授業を受けていた。
--当の物理は高見友幸先生(現・大阪電気通信大学教授)に習っていたらしい。
--師曰く、新田克己先生と中田俊司先生はこの頃から駿台で教鞭を取られていたそう。
-既婚で、英語科下川幸恵先生とは夫婦関係。
-絵や楽器、ものづくりなど勉強以外で非常に多彩で駿台でもここまで多才な人をいないだろう。
-運動は苦手。しかし体は鍛えているらしいのでガタイは良い。
-昔はかなり太っていたらしい。
-髪型が恐らく駿台で一番厳つい。初見だとかなりビビる。傍から見ればチンピラにしか見えない。
--2018年4月頃は刈り上げ+パーマ、5月〜6月は金髪&茶髪のメッシュ+パーマ。これからどんな髪型に進化していくのか楽しみである。
--ローランドに似ている。
--その髪型故、小泉徹先生からは「なまはげ」みたいと言われていた。
-笑顔で「落ちない。良い響きやねー(笑)」「間違える気しーひんやろ。」「受験は平等じゃない!」が口癖。
-「ほぉ」と小声で言うことが多い。
-「恋する熱い想いはやがて愛へ・・・・・・」(交流回路の語呂合わせ)
-高卒生だけでなく現役生にも厳しい。
--「この問題はこう解くのが普通じゃないんですか?」的な質問には半ギレ。「普通」という言葉が大嫌いのようだ。
--微積を使った解法に付いて行けず「私、微積が苦手なんですぅー」なんて言ったら最後ボロクソに怒られる。講習会では「死ね」とまでおっしゃった(頻繁に微積を用いる訳ではないので安心して良い)。
-若い頃ミスタードーナツでバイトしていたらしい。怖い店員がレジにいるぞ・・・。
--でもミッキーがプリントされたTシャツを着て来ることもある。服自体はかわいい。
-高所恐怖症であることを自白しており、USJのハリウッド・ドリーム・ザ・ライドに「見た目あんまり怖くなさそう」と乗った結果「めちゃめちゃ怖かった」とのこと。

-学生時代ベースをしていたらしく、波動の授業ではベースを弾く。凄い勢いでどや顔で弾く。その後ちょこっとうなりの説明。
--そのため夏期の『波動特講』は特にやっていて楽しいらしい。上半身全体を使って波の起こり方を説明する。
-微積分を多用する方ではないが、関西では珍しく関東物理科に対してもかなり寛容である。
--関西では批判的な意見が多い『物理S』のテキストには高評価。よく考えて構成されているらしい。
--京都府立医大、滋賀医大など物理が難しい単科の医学部を志望する生徒には山本義隆先生の『新・物理入門問題演習』を勧める事がある。
-密かにブログを開設しているが、ここ数年更新されていない・・・。
--一方で、最近Twitterを「しもっち(下川)」名義で再開された。ツイートから師の画力の高さを垣間見ることができる。リプライなどに反応して下さることも。
---https://twitter.com/shimotch2019&;
-質問に「良い質問」と「あまり良くない質問」があり、それにより「良い質問対応」と「あまり良くない質問対応」の両方が生まれる可能性があるらしい。
--「良い質問」と「良い質問対応」をするには、問題と自分が考えた物(答案など途中であっても)と模範解答(他の先生の物でも)の3つを持って来て欲しいとのこと。
--「この部分の記述が暗号化したんですけど・・・。」と質問に持って行くと、「じゃあ暗号を解こうか(笑)」と丁寧に教えてくれる。
--勿論丸投げはNGです。
--講師への勉強面以外での(精神論的な)質問に対してはあまり快く思っておられないようだ。
-若い頃にかなりやんちゃしたエピソードを多数持っており、授業で関連する項目が出てくると体験談を語ってくださる。
--小学生時代、先生の「不用意に川に飛び込むな」という注意を無視し、浅いと判断した川に飛び込んだところ、かなり深く溺れかけたらしい。偶然居合わせた釣りをしているおじさんに救助されたが、「アホな事するな!」と殴られたとの事。「助けたその手で、ですよ(笑)。当時は体罰とか無かったですからね。」(光の屈折率の授業にて)
--3回救急車に乗った事があるらしい。1回目は受験勉強を頑張り過ぎて倒れた時、2回目は大学生時代に酒を飲み過ぎて倒れた時、3回目は自転車で走行中に車と衝突して大怪我をした時。3回目の時に音源と観測者が同じ速度で移動している場合、ドップラー効果は発生しない事を理解した。以前から自身で確かめてみたかったそうだが、1回目と2回目は忘れてしまったため3回目の時に激痛に耐えながら音を聞いたらしい。(ドップラー効果の授業にて)
--電池を焼却炉に入れて燃やしたことがあり、飛んで来た火花で火傷して病院に運ばれたそう。師曰く「燃やすな、危険!」と書いてあったが、「燃やすと、どうなるのだろう?」と実験したくなったそう。そして、近づいた際に火花が飛び散って来たとのこと(幸い、軽度だった)。
---なお、2019年度のセンター試験(追試)大問1(2)にて、音源と観測者が同じ速度で移動している場合、観測者が聞く音の振動数を問う問題が出ている。答えはもちろん「音源が出す音の振動数と同じ」。
--電池を焼却炉に入れて燃やしたことがあり、飛んで来た火花で火傷して病院に運ばれたそう。師曰く「燃やすな、危険!」と書いてあったが、「燃やすと、どうなるのだろう?」と実験したくなったそう。そして、近づいた際に火花が飛び散って来たとのこと(幸い、軽度だった)。因みに、電池を燃やすと緑色の光が出るそう(←へぇ)。
--大人になってからはドリフトでいかにアホらしく廻るかに命を賭けていた。また、止むを得ずクラッシュした場合上手い衝突方法を教えてくれた。正面からぶつかるとエンジンが壊れて修理費用が高くつき、側面からぶつかると命の危険がある。後ろの方からぶつかるのが正解とのこと。(反発係数の授業にて)
---無論このやり方に一発で気づけた訳もなく、「〇〇、△ △、□ □、××・・・(犠牲になった車の種類を列挙)ごめんなさい!」とおっしゃった。
--など、挙げ始めると枚挙に暇がない。
-よく授業や講習で「君たちが質問するのを聞くとほんと頭良いなぁ〜と思いますよ。僕の時より断然頭良い。スーパークラスの(講習なら『特講』を受けるレベルの)人ならみんな僕より断然頭良いから自信持って!」とおっしゃる。
--しかし師は滋賀県No.1公立高校膳所高校でしかも現役で名古屋大学に合格しているので、スーパークラスに入っている、あるいは『特講』を取っているからと言って、全員が師より頭良いというのは流石に無理がある気がする。
-2019年度入試対応より、青本『名古屋大学・理系・前期日程(側近3年分の過去問が収録)』(物理担当)の執筆を担当。中田俊司先生の後任。
-2018年に30kg近いダイエットをしたらしく以前に比べ別人のような見た目になられた。
-「志望校だったとかではなく母校にしたいじゃん?」と生徒を鼓舞されることもある。

*テキスト編集 [#hbca89cc]
-夏期講習『重心系~秘められた魔力~』

*著作 [#z28a1f73]

**学習参考書 [#g7a68427]
-『定期テスト対策 物理基礎の点数が面白いほどとれる本』(中経出版)
-『定期テスト対策 物理[力学・熱・波動編]の点数が面白いほどとれる本』(中経出版/KADOKAWA、2013年10月15日)
-『定期テスト対策 物理[電磁気・原子編]の点数が面白いほどとれる本』(中経出版/KADOKAWA、2013年12月16日)
-『駿台 名古屋大学[理系] 前期日程(大学入試完全対策シリーズ)』(駿台予備学校編 駿台文庫、年度版)
--物理担当,2019年度入試対応版より