三種の神器 の変更点
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*概要 [#h5189e11] -本来の意味での三種の神器とは、天孫降臨の時にニニギノミコト(瓊瓊杵尊)が天照大神から賜った八咫鏡・八尺瓊勾玉・草薙剣の3つの宝物のことを指す。 -転じて3種類の非常に有用なものを指すようになった(戦後電化製品における白黒テレビ・冷蔵庫・洗濯機など)。 -駿台での三種の神器とは、かつては伊藤和夫先生の駿台文庫の三部作『基本英文700選』、『英文法頻出問題演習』、『英語構文詳解』のことであった(「伊藤和夫の三種の神器」とも呼ばれていた)。 -現在では、英語科%%タケオ科%%竹岡広信先生の著書の中でも特に評価の高い以下の3種類の本を指す。 > -''『竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本』''(竹岡の面白本)(中経出版) -''『[[必携英単語LEAP]]』''(数研出版) --かつては''『ドラゴン・イングリッシュ必修英単語1000』''(ドラ単)(講談社)だった。 -''『[[英文読解の原則125―原則を知れば, 長文もコワくない!>英文読解の原則125]]』''([[駿台文庫]]) *特徴 [#t1726d94] -実際相当クオリティーが高く、この3冊をマスターするだけでも英文読解、英作文の実力がかなり伸びる。 --特に『竹岡の面白本』は会心の一作であり、本人も「これだけは買ってほしい」と言っているほど。 ---本書は英作文で間違えやすい誤答例とそれを訂正する方法、適切な表現方法が丁寧に解説されており、英作文で重要な用法や表現、語彙について赤シートで隠して覚えられるようにしてある良問題集である。 --元々『ドラ単』が三種の神器に入っていたが、これについては師自身も反省する点があったのか批判もしており、2018年11月に新たに『必携英単語 LEAP』(数研出版)を刊行した。 ---ドラ単自体は語源やダジャレを用いた単語の覚え方と用法が詳しく載せられている数少ない単語帳だが、単語数が1000+αと非常に少なく、また収録英単語をコーパスやCEFRなどのデータベースではなく師の主観で選んでおり、客観性に欠けるという欠点があった。 ---収録英単語数を1935語と大きく増やし、収録英単語選択をCEFRから取ることで客観性を得、収録語を鉄壁のように分野毎に分け、多義語の意味や頻出コロケーションも収録し、またターゲットの辞書式収録をしている上にそれぞれの単語に『シス単』のようなミニマルフレーズとドラ単式の語源を駆使した暗記法を追記しており、さらに音声DLも可能、とドラ単を含めた有名単語帳の良い所取りをした最高レベルの単語帳となっている。 ---今後はこちらが『ドラ単』に取って代わるだろう。しかし、それでも『ドラ単』をやる価値も高い。 --『英文読解の原則125』は英文読解において躓きやすい文法事項を125個の中文読解で身に付けさせるというコンセプトの本である。こちらは基礎的な文法事項(センターレベル)の文法を一通り押さえた後にやると非常に効果がある。 --反面、基礎的な英文法が定着していないのならば、この本に手を付ける前に、竹岡師の『英文熟考』や『入門英文問題精講〔4訂版〕』で基礎的な文法事項を理解する方が良いとも言える。 -なお師が担当する『高3エクストラ英語α』ではこの3冊が必須だと自身が言っている。 -竹岡広信先生の講義があまり好きでない人もこの3冊はやっている、という人もいる。 -大学入学後も非常に使えるまさに「神器」であり、英語学習のために大学入学後自習で使う人もいるとか。