小牟田ニキータ のバックアップ(No.1)


駿台予備学校哲学科講師。現役、浪人時は駿台で学ぶ。こんな生き方もあるのだと、受験に失敗してしまった自分の人生を悲観する浪人生を少しでも勇気つけるためのページである。浪人生に少しでもためになるような投稿をほかのコラムで増やしていくので管理者には本当に申し訳ないがどうか消さずにこのまま残してもらいたい。

経歴

人物

  • ロシアと日本のハーフである。
    • 最近はロシアとウクライナの戦争で肩身が狭いらしい。本人曰くロシア国民とロシアの政治家を同一視してほしくないらしい。戦争が始まってからストレスが増え、情報処理能力が低下したらしい。
  • 基本的に頭がおかしい。
    • 現役で東京大学理科3類をうけた者の中で1年後に琉球大学の理学部に進むものがいるだろうか。本人曰く『OISTに入るにはこれが一番の近道だし、漢にもなれる。Only oneな道を生きたかった。』だそうだ。やはり意味不明なのである。現役の時はずっと医学部志望で後半の追い込みで成績があがり『さすがにいけんちゃう』というノリで理科3類を受験をし不合格。ノリで受けるのだからラリである。そこから駿台に入学し学んでいくにつれて,化学に興味が沸き理学部化学科を目指すようになる。そこから受験校探しの旅に出る。彼のストーリーを見れば名古屋にいたり、沖縄にいたり。やはりラリである。彼曰く浪人の一年間ですべての旧帝大と琉球大学に足を運んだらしい。その中で一番訴えかけてきたのが琉球大学だったわけだ。たしかに生活費が安く化学の研究機関が充実していて彼が目指すOISTに最も近い。では一番の決め手はなんだったのか彼に聞いてみた。『漢になれる気がした』。いかれている。
  • 漢になれる理由とは。
    • 『一人暮らしって鍛えられるじゃないですか。それに仕送りもほとんどないわけで。それにゴキブリがでかい。僕生のゴキブリみたことないから戦ってみたいんです。しかも亜熱帯だし。』理解不能なのである。ただ志望理由を語っている彼の目は真剣そのものである。
  • 理Ⅲ面接落ち説
    • 授業中にとく平均点が低いテスト演習系の授業で満点近くとってくるためほんとに理Ⅲに落ちたのか疑いたくなる。面接については明確なことは言わないがたまに意味深なツイートやストーリーを上げる。本人曰く『遊んでるだけ』とのことらしい。特に受験前に上げた意味深ストーリーに関しては『周りの友達が合格発表前でめちゃくちゃ緊張していたので緊張が吹き飛ぶテーマって面接落ちかなって(笑)。全然普通に実力で理Ⅲには落ちましたよ。』と発言している。浪人時も懸命に勉強に励んでいたので面接落ちは彼なりのジョークだろう。
  • ストレートな性格
    • よくも悪くも言いたいことをすべていう性格である。ゆえに気づかないうちに人を削ってしまうことがある。特に人の経歴を見下した発言をしてしまうとこれでもかというぐらい削られる。指定校推薦が世間ではバカにされやすいが『指定校削りをする人のほとんどが3年間真面目に勉強するしんどさをしらない。一部確かに削られるべきひとはいるかもしれないが指定校推薦の人全員を同一視するのは違うのではないか』らしい。ロシア国民とプーチンの関係に近いものを感じる。また自分の志望校より偏差値が低い大学志望の生徒を下に見る浪人生には特に冷たい目を向ける。特に自分のやりたい学問が決まってないのにも関わらず周りの人を下に見る人間はこれでもかと干す。ただこれは彼が大学を『勉学と研究に励む場所。』と考えているからであり、入ってから頑張る人はどこの大学でも偉いという考え方が根底にあるようだ。ゆえに大学をブランドで見る学生からは非難されることが多い。また大学で遊ぶことには否定的ではなく、勉学を犠牲にしてまで遊んでしまうのはもったいないのではないかと考えているだけである。高校時代自分が尊敬していた友達が遊びほうけてしまうのが悲しいようだ。一方で遊ぶのも勉強するのも個人の自由だと主張し他人に干渉するつもりはないようである。彼が大学で自分をどう律するか非常にみものである。

  • 彼は研究者として世界中を旅するのが夢だそうだ。OISTに魅力を感じているのもそのあたりからかもしれない。ただ彼女が日本から出たがらないみたいでどう説得するか思い悩んでるらしい。ちなみに結構のろけてきて削りたくなる。彼曰く『浪人期間も文句も言わずに応援してくれて、離れた大学に行くのに合格した時は喜んで泣いてくれる。こんなん結婚するしかなくね。』らしい。ちなみに彼女への愛はすごく、彼女をちょっとでもいじったりすると最上級の削りがふりそそぐ。社会から本気で消しにかかる。または単純にすねる。
  • また彼はいつか琉球大学の学長になって世界に琉球大学をアピールするのが野望でもあるそうだ。一方で高校教師になるのも夢だそうだ。特に進路選択に関わりたいらしく『周りの雑音を無視して自分が心から望む進路選択ができる学生を増やしたい。東大に行きたい子はもちろんいけばいい。ただほかの大学でやりたいことがあるのに親や先生や社会の目をきにして自分の進路選択に自信をもてない人を少しでも減らせたらなと。北野高校はうんち。』だそうだ。

恩師

  • 石川正明先生大好き人間である。特に二次試験前の授業での『人生は一回性』という言葉に震え、自分が死ぬときに誇れる生き方だったといえるようにその瞬間で一番『おもろい』選択をし、今を一生懸命生きていけるように頑張りたいと思えるようになったみたいだ。石川先生のサインも大切にしている。授業当日色紙を忘れてしまい、数学の解答用紙にサインを書いてもらったことは一生後悔すると述べている。

浪人生へのメッセージ

  • 駿台で浪人をすると決めたみなさまへ。
     まずは今年の受験本当にお疲れさまでした。受験は他人との勝負ですから勝つ人がいれば負ける人も当然います。実力不足で落ちてしまった人、アンラッキーで落ちてしまったかわいそうな人。いろんな浪人生がいるとおもますが、まずは結果を受け止めてください。そして駿台でもう1年勉強ができる機会を与えてくれた両親に感謝してください。もちろん面と向かってありがとうというのは恥ずかしいと思いますから心の中ではしっかりと感謝の気持ちを持ってください。さぼりたくなる時にきっと勉強を頑張るきっかけになると思います。浪人に対する不安もあると思います。学生でもなければ社会人でもないのが浪人。僕も最初は友達と一緒に『俺ら社会のお荷物や』とか言いあったりしてました。でも今は浪人して本当に良かったと思います。自分の人生について深く時間をかけて考えることができたからです。自分の本当に学びたい学問は何なのか。どこで何をしたいのか。何が一番大事なのか。それを考えるきっかけになる材料が駿台にはたくさん転がっています。学問の入り口に立たせてくれる授業を展開してくれる素晴らしい先生方、バックグラウンドが全然違いいろんな考え方を与えてくれる新しい友達。どんだけかしこいねんと思わせてくれ頑張るきっかけをつくってくれるライバル。自分の伸びた鼻をへし折ってくれる挫折感。正直これらは自身の学力向上よりはるかに大切でかけがえのないものです。いや、成績上げるん大事やけど。そしてそれらをフル活用して自分の進路を決めてください。浪人生には自分の将来を考える時間が現役で受かった人より多いのです。(もちろん現役で受かった人もちゃんと考えている人います。)僕の場合は色々考えた結果『漢かつおもろい』生き方を追求するという結論にいたりました。もちろん駿台の最上位クラスにいるのにどうして琉球大学なのかと何回も言われました。もったいないともたくさん言われました。でも僕にとって人の目をきにして自分の進路選択を変えるほうがもったいないなと思います。もちろん理由なんてなんでもいいと思います。学歴が大事なら東大を目指せばいいし、かわいい女の子が大事なら青学を目指せばいいと思います。なんでもいいから自分にとって『これだけは譲れへん』っていう自分の芯を見つけてほしいです。そしてなりたい自分に向かって周りの雑音をきにせず頑張ってほしいと思います。一年間本当にしんどいとは思います。ただその分今までの人生で一番濃い一年間にもなりますので自分と自分の選択を信じて頑張ってください。僕もスキューバダイビングのライセンスとれるように頑張ります。