クラス分け のバックアップ(No.1)
- ここでは高卒クラスのクラス分けについて説明する。クラス分けは在籍人数の多いコースにおいて、前期開講時と後期開講時に1度ずつ行われる。
前期
- 開講前に行われるプレースメントテストの成績によって決定される。
- 自分のクラスの通達があるのは教材交付日。同時に時間割も通達される。
プレースメントテストについて
- 入学手続を完了した全員を対象とした開講後の学習指導及び前期クラス編成上の資料となる試験。
- たとえクラス分けのないコース
では受けなくても全く問題ない。問題の質もゴミ。時間の無駄。でも必須受験なので忘れないように。
- 全教科マークセンス方式で実施される。
- 問題のレベルはセンター、もしくはそれ以下。普通に高校生活を過ごした人なら得点できるような問題ばかりである。
- そのため、上位コースの生徒は特にケアレスミスやマークミスに注意。
- 3月末と4月の上旬に1回ずつ実施されるが、入学手続完了日に応じて受験日は指定されるので注意。
- 大阪南校ではこの実施期間の差を利用したネタバレ受験が横行している。
- 公式発表はされていないが、手続きを完了した時期によってはどちらか選べるらしい。
- 各回とも同一問題で、問題用紙・解答用紙は回収される。また、成績も公開されない。
- 受験が終わったばかりで絶望した顔をした人たちもちらほら。
- 無受験の場合、無条件で一番下のクラスに割り振られる。
- 実力講師陣の授業を受けたいのなら、必ず受験し、なるべく良い点数を取ろう
- 以前はプレースメントテストがなく、模試認定、学校推薦、選抜試験の入学者が一括でクラス分けされ、基準が不明であった。
- しかも、選抜試験は回次によってかなりの難易度差があるにも関わらず、素点でクラス分けされていたため、前期のクラス分けは極めていい加減であった。
教科
- 英語(発音・アクセント、語彙・文法、長文読解など)
- 数学(数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・(理系のみ)Ⅲ)
- 国語(現代文(理文共通)、古文(文系のみ))
- 現代文では作者と作品の関係を問われることもあるので、理系の生徒は特に要注意。
| 英語 | 数学 | 国語 |
理系 | 国公立大 | スーパーコース | ○ | ○ | ○ |
スーパー以外各コース | ○ | ○ | ○ |
私立大 | 全コース | ○ | ○ | |
文系 | 国公立大 | スーパーコース | ○ | ○ | ○ |
スーパー以外各コース | ○ | | ○ |
私立大 | 全コース | ○ | | ○ |
後期
- EXコース、DASHコース、プレミアムコースを除く各コースで行われる8月下旬に行われる魔の儀式。
- 前期の駿台記述模試、駿台学力判定模試、第1回駿台全国模試、駿台共通テスト模試(2017年度から)の成績の合計点で決まる。*1
- 必須受験の駿台模試を休むと、後期クラス分け時にその模試は0点扱いになる。ほぼ間違いなくクラス落ちしてしまうので休まずに受けよう。
- この4試験の中で最も差が付きやすいのが第1回駿台全国模試である。上のクラスに行きたいのならば、ここで思いっきり点を稼げると非常に有利になる。
- 理系クラスの入れ替わりは結構激しく2015、16年は半分ぐらいが残留で、上位1/4が上のクラスへ、下位1/4が下のクラスへ行った。
- 後期クラスのメンバーの半数程度は見たことない顔である事があるほど、入れ替わりが激しい。
- 下のクラスに落ちた人はかなり悲惨で、絶望感を受けることもある。どう言う意味かはここを参照すれば良いが、なかなか過酷な内容なので相応の覚悟を決めてから読まれたし。
- 但し、クラスがどうなろうと前期、夏期にしっかりと勉強してこられたのなら、そのまま諦めず頑張るべきである。
- というのも、入学してすぐの模試で実力が伸びず結果が中々出ないからである。
- また、志望校がより高いレベルの生徒も一緒に受けるので、そいつらに勝つのは非常に難しい。
- 望み通りのクラスにならなくても、不合格が決まったわけではないのだから、感情を押し殺して頑張ろう。
- クラスによってテキストが変わるかもしれないが大きな問題でもない。(東大、京大志望の人も含む)
- それなのに、講師が変わって文句ばかり言ったり、授業を切るようになるのはどうしようもない。
- 因みに、夏の時点で落ちるかどうかが決まると言われているが、人によっては前期の時点で落ちることが決まってしまうので前期から頑張ろう。
- 理系の前期クラスは東大、京大志望の人で殆ど占めるので、下のクラスで同じ大学志望の人にとっては辛いと思うが気にし過ぎない方が良い。
- なお、文系はクラス替えがそこまで過酷ではない。
- DASHレベル+α(国公立スーパーの超エリート勢)で1クラス、+α以外のスーパーで1クラス、ハイレベルで1クラスの計3クラスであることが多く、「+α」以外の入れ替えが殆どないこともザラ。
各試験についてどのような点数配分になるかはクラスによって変わる